はたらく魔王さま! (4) (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 705
感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048863445

作品紹介・あらすじ

バイト先のファーストフード店の休業で、職を失った魔王。さらに住居であるアパート、ヴィラ・ローザ笹塚も、ガブリエルとの戦いで壊れた壁を修理するため、一時退去しなくてはならなくなってしまう。職と魔王城を同時に失い失意の魔王は、大家・志波の勧めで"海の家"ではたらくことに。その店は、志波の姪だという女性・天祢が経営しているらしい。しかも、魔王に恋する女子高生・千穂や、魔王の命を狙う勇者・エミリアまでもが魔王を追って海の家にやってきて-!?夏で海でも仕事です!な、庶民派ファンタジー第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • 海の家ではたらく魔王様。

    まだまだ先は長いけれど今後どうなっていくのかしら?

    魔王はどこに着地するのだろう?

  • #読了

    久々の読了。魔王さま優しいから好きだわぁww
    やっと本読めるようになってきた

  • 読了。やはり大家は何者なんだ⁉︎っていうのが色濃くなってきました。悪魔だから悪い訳でも、人間だから良い訳でもない。これから、どう進んでいくんだ〜

  • 【電子・再読】マグロナルドとアパートの同時改修工事のため、仕事も住処も失いかけた魔王城の面々。彼らを救ったのは大家さんからの申し出。銚子の君ヶ浜で姪が営む”海の家”を、住み込みで手伝って欲しいとのこと。千穂、恵美、鈴乃ら女性陣もお供に加え、銚子へ向かった真奥たちを待っていたのは…。魔界、天界、エンテ・イスラにいよいよ暗雲が立ちこめてきた様子。大家たちの正体も仄めかされ、事態はどんどんシリアスに。それにしても、海の家のお客さんは皆、人間じゃなかったというオチで良いの?だとしたら恐怖しかない…。

  • 感想を書いていなかったので再読
    まず表紙の千穂ちゃんが可愛い!
    そして今巻で面白かったのは、魔王達が、マンション改築による一時退去のお知らせを認識していなくて大慌てになった所。
    今巻は、あまねが出てきたり悪魔が渡ってきたりと、結構大きな転換点だったんだなぁ。

  • 海の家でバイト!

    ということで今回は海。
    漆原がいいなぁ…。なかなかいいやつです。
    アラス・ラムスとのかけあい?も好き。というかアラス・ラムスかわいい。

    にしても海の家の忙しいこと!
    あれをさばける魔王、すごい。自分がいたら、と思うと恐ろしい。
    でもそれすらもうまくやっちゃうんだろうな。

    今巻の魔王の働きはすごい(勤労的な意味で)。

    今巻は話が動きましたね。
    ぴぃょ気に入りました。
    魔王の本来の姿の絵もかいてます。思ったより人間っぽい。
    これからどうなるんでしょう。
    でもそれより魔王たちの日常の方が好きですが。

    とりあえず漆原かっこよかった(笑)。

  • 海の家番外篇。
    見事な商いっぷりが楽しいですね。(^^;
    あと、大家さんと関係者の海の家のオーナーの謎は引っ張りっすぎじゃないかな。(^^;
    特別編らしく、魔王軍のメンバーが出てきたり、ちょっとサービス多めでしたね。(^^
    あと、魔王の過去もちょっとずつ出てきて今後の展開が楽しみです。

  • ライトノベル

  • 海の家で働く話。
    えらいオカルトな終わり方やったな。
    あと、やや読みにくい。

  •  異世界で敗北した魔王が流れ着いた現代日本で、生きるために奮闘する主人公らを描く物語の第4巻。
     
     夏だけ限定バイトといえば、プール監視員、夏期講習の塾講師。そして海の家の店員だが、本巻は生活のため「海の家」で労働に勤しむ真奥さま一行を描く。

     そして正面から描くのは、実は異人種共生の物語。
     戦う中で従前のライバルが強力な味方になっていくのはバトルマンガの典型だが、本作も人間・千穂の他、魔王の敵対勢力が徐々に真奥さま周辺に集いつつある。

     他方、異人が人間社会(というより日本人社会)に溶け込もうと奮闘する。そういう点で、この物語は現実のメタファと見得るし、さらにいえば、本作で描かれるような、生活のために懸命に働く物語も現実に裏打ちした理想を照射したもの。
     本作は異世界バトルもののではなく、その風味を施した、現代日本で働くこと、生活すること、生きていくことを描いた物語なのだ。

     その中で、知的生命が争う様が、人間のもう一つの在り方として、天界の争乱の中で皮肉られている印象が強い。本巻の背景で描かれる天界の様は、後続巻の種蒔きではあるが、現実世界の照射を感じさせるものである。

  • 舞台は笹塚を飛び出して銚子へ。少し話に勢いがなくなってきたような。。特に、海の家バイトが「はたらく」を埋め合わせる添え物になっちゃってて、魔界話とブレンドされてないあたり。キャラものとしては変わらずレベル高いんだけど、続きはどうしようかな~。ラノベに詳しいテレビスターのあの人に聞いてみて、推しメン鎌月鈴乃→魔王ラブな展開があるようなら、読もうっと。放研の田中くん、テレビ見たよ、よろしくね。

  • 2013年読了

  • 千葉県犬吠埼にて、魔王達バイトに励む。
    そして悪魔軍団襲来。地球もさることながらエンテ・イスラも危ういことになりつつあったり。

  • 全巻に引き続き、意外に役に立つ漆原の印象が強いです。
    読む前に漆原ひいきの評を聞いてしまったからでしょうか。

  • マグロナルド&魔王城が改装工事で職と住処を失った魔王軍一行だったが、大家の計らいにより海の家で住み込みのバイトをすることに。
    マグロナルドやそれ以前に培った経験が活きてきたり、漆原が意外としっかり働いていたり、ちーちゃん・恵美・鈴乃の水着姿だとか見所いっぱい。

    ミキティ一族の謎が微妙に明らかになったり更に深まったり、魔界やエンテ・イスラの状況も大きく変化して、新たな展開が気になるところ。

  • 店の改装とアパートの修理が重なって海の家で過ごすことになった魔王一派。
    すっかり真面目になった魔王一派と魔王亡き後の魔界のいろいろ、また日本にもある不思議な力など今後の伏線となりそうな話が出てきてなかなか面白かったです。
    次巻にも期待の★3つで。

  • 登録番号:11042 分類番号:913.6ワ(4)
    生徒リクエスト

  • 銚子電鉄行ってみたい

  • 魔王達の海の家での話。魔界からの進軍とオルバの思惑が見え隠れしますが、なによりも大家の一族が何の力を持っているのか。誰と戦っているのかが今後の鍵になると思います。ビジネスの話は結構楽しみにしています。

  • 冒頭の展開の緩さから、インターミッション的なお話になるのかとちょっと思っていたのですが、全然そんなことはなく、前巻に引き続いてのターニングポイントを感じさせる一冊でした。前回がキャラ名鑑としての転換点なら、今回は大枠の物語としての転換点、とでも申しますか。

    魔王が魔王たる所以と言いますか、魔王らしいところが描写されると、通常描かれている「日常」とのギャップが特に顕著になって、面白みが増す気がします。本巻は、久々にその「らしい」見せ場があったので良かったです。

    そして、この作品の「設定」が、徐々に煮詰まりつつ、伏線も多様に張られてきました。そこに見えてきたのは、実は物語としては普遍的なテーマでもあるようで、それがこのキャラクターたちでどう描かれるか、とても先が楽しみになってきました。

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著者プロフィール

第17回電撃小説大賞《銀賞》を受賞。『はたらく魔王さま!』で2011年に電撃文庫よりデビュー。他の著作に『勇者のセガレ』『ディエゴの巨神』(ともに電撃文庫)がある。

「2022年 『はたらく魔王さま! おかわり!!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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