百合星人ナオコサン 4 (電撃コミックス EX 98-5)

著者 : kashmir

• アスキー・メディアワークス (2012年3月27日発売)

感想・レビュー・書評

[杉浦印字さんの感想 · 2014年2月2日]

自由！ 不健全！　あらすじの説明が困難なナンセンスの中にもキャラクター性が強くなって、801星人や彩ちゃんら隙の多いキャラの活躍（？）が増えたのは楽しいですね。凝った表紙芸だけど、巻数表記の「Fourth〜」が消えたのはどうでもよくもちょっとさびしい。

[二次元研究所さんの感想 · 2013年12月15日]

9784048864985　160ｐ　2012・3・27　初版

[blockさんの感想 · 2012年4月13日]

男たちがみな二次元少女に夢中なら、三次元の女たちはどうすればよいのか
道は二つ、ヤオイか百合か好きなほうを選びたまえということになる
タイトルのわりに百合分がほとんどないと叩かれることもある本作品だが
その見方は浅いと言わざるをえない
ナオコサンがようじょの良さを世間に広めれば広めるほど
結果的に百合は、さらには敵対関係にあるはずのヤオイまでも
世の中に広まっていくことになるのだ
しかしそれは、百合星人であるナオコサン自身の百合分を
けずりとっていく行為でもある
これを自己犠牲と呼ばずして、なんと呼べばいいのだろう
感動！君も泣け

一方、自分たちは取り換えのきく存在でしかないのではないか？と
気付きはじめるキャラもいるのだった