ゴールデンタイム4 裏腹なるdon’t look back (電撃文庫 た 20-19)
- アスキー・メディアワークス (2012年3月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048865463
作品紹介・あらすじ
とある深夜、束の間だけかつての記憶が戻り、当時抱えていた想いそのままにリンダのもとへ駆けつけようとして見事にこけた多田万里。翌朝。万里は唇を腫らし超絶ブサイクになっていた。発熱までしてみんなの看病を受けることになるが、なぜかその流れから香子と夏に海に行く話が持ち上がる。先立つものは金、とバイトを探す万里だが、香子からは大反対され-。かつての自分が好きだったリンダといまの自分が好きな香子。二人の狭間で揺れる万里の心の旅路はまだ半ば?竹宮ゆゆこ&駒都えーじが贈る青春ラブコメ、第4弾。
感想・レビュー・書評
-
私的には香子を応援したいですが、なんとなくすんなりいかない予感…。
この焦燥感といいますか、すっきり割り切れない”何か”がこの作品の魅力です。
もう一度言います。
香子さん、頑張って!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
香子とリンダの関係をはっきりさせようとする巻です。
この巻は次への伏線なのかなーと。
以前の記憶からくる感情を無理やり引き剥がして、今を大切にしようとする万里。でもそれでいいのか、本当はリンダが、でも…みたいな感じなんでしょうか。
次巻からもう少し踏み込んだ内容になると期待。
とらドラ!でも思ったけど、ラノベというジャンルにカテゴライズしていんでしょうか?(笑) -
負傷したあげく、熱を出してばったり。
それを隣の住人に助けてもらった。
熱で倒れたのを看病してもらっても…浮気。
電話して! という気持ちは分からなくもないですが
それよりも、花束で遊ぶ2名の男が面白すぎるw
海に行こう、と約束をしたものの
先立つものがない状態。
それに対して反対する彼女は…さすがお嬢様。
解決策が、確実に親のすねかじってます。
確かにここまで反対されてしまえば
ちょっと言い出しにくいものはありますが
最初にばったり倒れているのを考えると
ちょっと問題あり、だったかと。
でも彼女のあの行動力は…愛が、すごい。
少しずつ見えてくる過去と、さらなる人間関係。
爽やかそうに取り繕われている関係ですが
内心、皆さまぐっちゃぐちゃ? -
「とらドラ!」ほどのカタルシスを感じない。ヤナさんのオカチカへの片思い、香子のおまけんでの活動など、気になることがあっても万里中心に物事が進んでいくので物足りない。万里が積極的な行動派ではなく、おまけんになんとなく慣れ(決して心から馴染んでいるわけではない)、香子とデートし、柳沢達と友達つきあいをしと派手さがなくつまらない。そうか、万里と香子に魅力を感じないのか。万里は記憶喪失を気にしているけどよく分からないし、香子は美人で不器用なのは分かったけど、性格が可愛くないし若干ウザい。
-
どーも香子がヒロインに思えてこない!
どう考えてもリンダがヒロインに思えてくるんだよな〜
ただ思い返してみると、とらドラも同じような感覚だった気もする。作家さんの傾向なのかなー
そんな4巻。 -
これは三角関係にケリがつくか?と思ったら表面的な部分だけで内情ドロドロすぎる。なんか先の展開が怖いなー
-
やっぱりお互い名前で呼ぶようになると、確実に関係が深まったなって思ってしまう。万里と香子、二人の関係上ターニングポイントともいえる展開。
でも、やっぱりリンダには感情移入できない自分がいます。