烙印の紋章XI あかつきの空を竜は翔ける(上) (電撃文庫 す 3-25)
- アスキー・メディアワークス (2012年6月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048866323
作品紹介・あらすじ
皇帝より帝都ソロンへと召喚されたオルバ。一方、東の大国アリオンの軍勢が大陸中央部に迫っていた。はたしてオルバ、ビリーナとメフィウスの命運は!? 英雄への道を描く戦記ファンタジー、第11弾!
感想・レビュー・書評
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これまで長々と感想を書いてきたが、実は今回、読了から少し時間が空いてしまった。
その間、ほかのことに気が向いてしまったこともあり、なにかこう、フレッシュな感想が湧き上がってこない。
筆が進まない。レビューが書けない。
まあ、そういうこともあるよね。(; ´∀`)
この11巻ではなんと言っても、皇太子ギル(オルバ)と皇帝グールとの直接対決が面白かった。
対話でここまで盛り上げた作者の力量は凄いと思う。
・・・ああダメだ、気持ちがわいてこない。
すでにもう次の巻を読み始めてるし、気が散って仕方がない。
ずいぶん楽しませてもらったこのシリーズも、次の巻でついに最終巻。
じっくりと楽しませてもらいます。(^^)
でも次に読むラノベは、もう少し可愛いらしくて愛嬌のあるお話を読みたいなー。(; ´∀`)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
グールとギルの謁見。
ギルの様子を見てグールはこいつなら任せられると思ったのかな。
そうはいっても簡単に認めるわけにもいかず、1発だけ入った弾丸に運命を託したか。
しかしグールのあの一言から、先が気になってしょうがなかったw
ここで他国の状況を挟むのは卑怯だw手が止まるわけないじゃないかw
外敵に対してついに協力体制をとったメフィウス、ガーベラ、エンデ、西方諸国。
その中心にはギルがいた。
ここまでギルの足取りを一緒に見てきただけに、とても感慨深い。
この物語もあと1冊。 -
表紙はオルバ単体.美少女イラスト表紙蔓延るラノベ界では珍しい気がする.アリオンという共通の敵っぽいのが登場し,つまるところアリオンを蹴散らすためにまとまっていくんだろう,というと一見安直な展開だけど,周辺国の事情も割りと丁寧に描いてきている分,国が動いていく様子がとてもダイナミック.その中心にオルバがいるという構造はうまいと思った.どうせならアリオンももうちょっと深く突っ込んでほしいところだけど.
側近に凄腕の剣士を配するというのは,どうやらこの物語の勝ちパターンらしい. -
次で終り。らしいが、本当に終われるとは思えない展開。
色々な場面で色々な人物の思惑が蠢いているので、おそらくは
群像劇にも似た終わり方をするのかなー、と。
ま、主人公にまつわる部分を終わらせて、それ以外はまだまだ
続く、となるんだろうな、ということで。
さて、どう終わるか。 -
クライマックス直前の1冊。
登場人物がそれぞれの思惑を持ち、使える策略を駆使してそれぞれの場所で行動を起こしている。
ラストが楽しみ。 -
いよいよラス前です。
これまでの様々な伏線が収束し、最終巻に向けて一気に動き出すのですが、やっぱり一番気になるのは、ギル(オルバ)の正体をビリーナがどのような形で知り、そのうえで二人はどうなるのかって事ですかね。