ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048866583

作品紹介・あらすじ

鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連となった賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。
人々は懐かしい本に想いを込める。それらは思いもせぬ人と人の絆を表出させることもある。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読み取っていき──。
彼女と無骨な青年店員が、妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは? 絆はとても近いところにもあるのかもしれない。あるいはこの二人にも。
これは“古書と絆”の物語。

「アルティマエース」(角川書店)、「good!アフタヌーン」(講談社)2誌でのコミック版の連載も決定しました。

感想・レビュー・書評

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  • 古書にまつわる謎解きもさることながら、栞子さんと大輔との恋の行方も気になりますが、2人が車でお出かけと言ってもデートではなく、行き先はもっぱら古本屋巡りのようで…。

    古書店同士のあいだで、それぞれの地域に古書組合というのがあって、会館などに集まって同業者同士の古書の売り買いが行われているそうです。
    どの世界にも一般人の知らない裏事情があって、この本でさまざまな知識が得られて面白いです。
    一癖も二癖もありそうな個性的な古書店仲間も登場して、さらに物語が広がっていきます。

    宮沢賢治『春と修羅』
    この、パラフィン紙に包まれた函入りの古い本にまつわる謎は、読んでいて鳥肌が立ちました。
    宮沢賢治が生前に刊行された著書は、『注文の多い料理店』と『春と修羅』の二作品だけで、探してほしいと依頼を受けた初版の『春と修羅』は、賢治自身が推敲した手入れ本だったのだそうです。
    文学好きにはたまらない逸品ですよね。

    母智恵子の存在が、まだまだ謎めいたままで、姉とは正反対で、人付き合いのよい妹の篠川文香がその鍵を握っていそうです。

  • プロローグ『王様の耳はロバの耳』(ポプラ社)
    2010/11.23最近のできごと 篠川文香

    第一話 ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫)
    「ヒトリ書房」という古書店の店主井上に戸塚の古書会館で栞子は「お前もあの母親の娘だから」落札した本の中から『たんぽぽ娘』を盗んだだろうと言われます。
    大輔は「栞子さんだったら1冊といわず全部盗むはずだ」といい栞子をかばいますが、栞子は見事に真犯人をみつけだします。また、井上は「栞子は母の智恵子と連絡を取り合っている」ということを大輔に教えます。

    『たんぽぽ娘』の結末だけが書かれていないので、結末が知りたいと思いました。

    第二話『タヌキとワニと犬が出てくる絵本みたいなの』
    大輔と栞子は常連客となった坂口夫妻の妻、しのぶに探求書の依頼を受けます。それはしのぶが子供の頃読んだ1970年代の後半、新刊書店に並んでいた児童書でしたが、ヒントをきいても今回栞子は、いつものようにはひらめきません。
    そして、しのぶと仲の悪いというしのぶの実家を訪ねてみますが…。
    最後は文香が持っていたキーホルダーであっけなく謎は解け、しのぶが本を探していた本当の理由がわかり、実家と仲直りします。

    第三話 宮沢賢治『春と修羅』(關根書店)
    栞子の母の同級生の玉岡聡子から父の死後「部屋から盗まれた本を取り返してほしい」と宮沢賢治の『春と修羅』の初版本を探してほしいと依頼されます。
    「犯人はおそらく兄か兄嫁なので、警察には届けなかった」といいます。栞子は情況から判断して、二人は犯人ではないと推理しますが、兄嫁のアリバイを調べるために聡子の甥の中学生の昴に会いますが…。
    またしても栞子は真相解明して『春と修羅』は戻すべき人の元へ返ってきます。

    真の本好きな人というものは(ここでは栞子と昴)文章(この場合は詩)全部を暗唱しているものなのだと感心しました。

    エピローグ 『王様の耳はロバの耳』(ポプラ社)・Ⅱ
    2011/3.18今日のできごと 篠川文香


    (ここだけネタバレしていますのでこれから読まれる方は気を付けてください)
    『クラクラ日記』がカギです。
    文香が持っていました。
    母の智恵子の情報源がわかりました。
    さて、智恵子はどういう風に物語に絡んでくるのでしょうか。次巻も楽しみです。

  • 2022/05/22読了
    #三上延作品

    古書にまつわる日常の謎解き。
    第3弾。
    一気読みできる文体が良いし、
    ストーリーも面白い。

    あとで知ったけどドラマ化もしてたんやね。
    剛力彩芽じゃないだろ感はあるが。
    続きも読みたい。

  • このシリーズはそこはかとなく暗さがあるところが好きです。流行りものが好きじゃないので話題になっていた当時は読んでいなかったのですが友人が第1巻を譲ってくれて読んだら面白かったし好みにも合いました。
    この巻は特に『春と修羅』がよかった。シリーズ通して、それぞれの逸話に登場する脇役も嘘っぽい良い人でなくて、悪いことや人には言えない事を考えたりしていて、そこが気に入っています。

  • ついに栞子さんとふたりっきりでお酒を飲むまでになり、
    酔っぱらった姿まで目の当たりにし、
    ふたりだけのお出かけ率も大幅にアップした五浦くん、おめでとう♪
    せっかくキミの前ではすねたりふくれたりしてくれてるんだから、
    もうちょっと積極的にがんばりましょう!

    妻にさばさばと出ていかれた夫が、失くした愛の記憶を重ねて執着するのが
    変わらぬ愛を描いた、ロバート・F・ヤングの名作『たんぽぽ娘』だったり、
    第二話の『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』では
    初期の挿絵と、本がポピュラーになってからの挿絵のギャップがカギになったり、
    第三話『春と修羅』では、金銭的な価値云々ではなく、
    本当にその本を愛する人にこそ大切にしてきた本を遺したいと願った
    故人の遺志が事件を引き起こしてしまったり

    相変わらず、本を愛してやまない読者の琴線に触れるエピソードが心憎い♪

    前巻からあれだけひっぱってきた『クラクラ日記』の秘密が
    勝手に思い込んでいたような風情のあるものではなく
    あまりにイマドキというか、味も素っ気もない仕掛けだったのには拍子抜けだったけど

    結婚するとき『たんぽぽ娘』を夫にプレゼントし、
    婚約者に贈る本を探しているお客にも、迷わず同じ本を薦めたという
    栞子さんのお母さんが、家族を捨てても平気な、情のない人だとは
    どうしても思えなくなってくる、ビブリア古書堂シリーズ第3巻。

    • まろんさん
      あやこさん☆

      ほんとうに!
      飲めるとしてもせいぜい梅酒くらいかな?というイメージだったので
      日本酒、しかも銘柄指定という予想外の展開にびっ...
      あやこさん☆

      ほんとうに!
      飲めるとしてもせいぜい梅酒くらいかな?というイメージだったので
      日本酒、しかも銘柄指定という予想外の展開にびっくりしました。
      「春と修羅」の昴くん、第一印象はとっつきにくい、無愛想な感じだったのに
      やることは律儀で、宮沢賢治をほんとうに敬愛しているのがわかって
      なんだか愛おしくなってしまいました♪
      2012/11/15
    • nico314さん
      1,2巻とは違う印象を3巻に持ちました。
      謎解きにあった軸足が、人間関係に移ったような。読んでいる最中は、謎解きの巧みさみたいなものが薄い...
      1,2巻とは違う印象を3巻に持ちました。
      謎解きにあった軸足が、人間関係に移ったような。読んでいる最中は、謎解きの巧みさみたいなものが薄いな、と思ったけれど人の厚みが増したような気がします。
      2013/02/21
    • まろんさん
      nicoさん☆

      確かに確かに!
      謎よりも人の繋がりに重点が置かれてきましたよね。
      今日、第4巻の発売ですけれど、栞子さんとお母さんの溝は
      ...
      nicoさん☆

      確かに確かに!
      謎よりも人の繋がりに重点が置かれてきましたよね。
      今日、第4巻の発売ですけれど、栞子さんとお母さんの溝は
      果たして埋まっていくのでしょうか?!気になりますね~!
      2013/02/22
  • 今期楽しみにしているドラマに、日本テレビの『泣くな、はらちゃん』がある。
    越前さん(麻生久美子)が、日々のうっぷんを晴らすために日記代わりに書いている漫画から、主人公の「はらちゃん」(長瀬智也)が飛び出してくるという話。次第に殺伐としてゆく世界(=漫画)を平和にするためには神様(=越前さん)に幸せになってもらうしかないと奮闘する「はらちゃん」
    光石研や白石加代子などの実力派が脇を固め、脚本が『ちゅらさん』や『最後から二番目の恋』の岡田惠和なので、コメディタッチのあり得ない展開にも、心の機微や人生の真理がさらりと織り込まれ面白い。

    日テレは昔から、設定は荒唐無稽だけど味わい深いドラマを作るのがうまい。
    いまだDVD化されていないが好きだったドラマ『俺はご先祖さま』
    石坂浩二演じる未婚の新聞記者宅に、銀色の全身タイツで時間警察に追われながら未来からやってきたマリアン演じる子孫のミミ。子供はすべて試験管で製造される未来。絶滅した「愛」というものを一度みてみたいという。コミカルな中にも結構深いテーマがあったような気がする。いまならば大泉洋とローラでリメイクするのも面白いかもしれない。

    現実の事件をなぞるばかりが「リアル」ではない。
    作り物の世界の中に心情的な「リアル」が垣間見える時、おもわず感動したりもする。
    SFやミステリを始めとするエンタテインメントの魅力はそこにある。
    タイムトラベルものの傑作と言われる『たんぽぽ娘』
    きっと面白いんだろうなぁ。読んでみたい。

    『ビブリア古書堂の事件手帖3』は本を巡る家族のはなし。

    若いころの妻から現在の自分へ。
    子供のころの「あたし」から未来の子供へ。
    本を愛する旧世代から、本を愛する次世代へ。

    タイムマシンはまだ発明されていないけど、古書は人の気持ちを乗せて時空を自由自在に駆け巡る。

    本好きで控えめな美人で細身で巨乳の古書店主なんているわけないけど、だからこそ心動かされる物語もある。

    (なんだか『泣くな、はらちゃん』のレビューみたいになってしまった。そして『俺はご先祖さま』が1月末にまさかのDVD化!)

    • まろんさん
      まあ、なんと!
      『たんぽぽ娘』、刊行予定があるのですか?!
      若かりし頃に読んだきりなので
      刊行されるなら、ぜひ買いたいです!
      河出書房さ~ん...
      まあ、なんと!
      『たんぽぽ娘』、刊行予定があるのですか?!
      若かりし頃に読んだきりなので
      刊行されるなら、ぜひ買いたいです!
      河出書房さ~ん、今出さなくてどうするの~?!
      チャンスチャンス!
      私も真似して叫んでみました♪
      2013/01/24
    • 円軌道の外さん

      『泣くな、はらちゃん』は
      我が心の女優No.3の
      麻生さんが
      久々にテレビドラマに出るという噂だけで
      舞い上がって録画したんやけ...

      『泣くな、はらちゃん』は
      我が心の女優No.3の
      麻生さんが
      久々にテレビドラマに出るという噂だけで
      舞い上がって録画したんやけど(笑)、

      kwosaさんが絶賛するなら
      録っといて良かったぁぁ(笑)(*^o^*)
      (実はまだ観てないのです汗)


      しかも大好きな光石さんや
      岡田惠和さんが脚本書いてたなんて驚愕の事実に、
      嬉し過ぎて
      今イヤッホーっと
      小躍りしてます(笑)♪


      『俺はご先祖さま』内容忘れかけてたけど、
      マリアン好きやったんで(笑)
      観てました観てました!

      大泉洋とローラいいっスよね〜(笑)

      もしくは
      トリンドルなんちゃらっていう子(笑)
      (名前ど忘れしました)


      比較的最近の日テレドラマなら
      やっぱ「Q10」か
      「野ブタをプロデュース。」かなぁ〜(笑)

      どちらもアイドルを主役に置いて
      コミカルで軽いドラマに見られがちやけど、
      描いてるテーマは
      深かったですよね。


      てか、自分も
      ドラマの感想になってしまってすいません!(>_<)

      この巻まだ読んでないんで(汗)
      そろそろまとめ買いしなきゃなぁ〜☆


      あとビブリアドラマ版自分も見たけど、
      栞子と五浦のキャストは
      「う〜ん…」やけど(笑)

      ドラマ自体は丁寧に作られてて
      普通に面白かったです♪

      巷でボロカスに叩かれるような
      駄作ではなかったけどなぁ(笑)


      2013/01/28
    • kwosaさん
      円軌道の外さん

      そうです。
      『泣くな、はらちゃん』のヒロインは麻生久美子さんなんです。
      そして円軌道の外さんの心の女優No.1 No.2が...
      円軌道の外さん

      そうです。
      『泣くな、はらちゃん』のヒロインは麻生久美子さんなんです。
      そして円軌道の外さんの心の女優No.1 No.2がとっても気になります。

      そういえば『Q10』も気になっていたんですよね。観逃したけど。

      ビブリアドラマ版、だんだん面白くなってきましたよ。いつの間にかハマってしまいました。

      なんだかドラマの感想ばかりになってしまいましたが『ビブリア古書堂の事件手帖4』も2月末に発売されるみたいですし、これを機に一気読みしてみてはいかがでしょうか。
      2013/02/02
  • 鎌倉の古本屋「ビブリア古書堂」の店主・栞子さんとそこで働く大輔くんが古書にまつわる謎を解き明かし、もつれた人の心も解きほぐしていく、人気のミステリー第3巻。


    第2話のしのぶさんと母親、第3話の玉岡聡子さんとその家族、そして栞子さん、妹の文香ちゃんと母親の智恵子さん、という家族の関係が中心に据えられた話が印象深い。


    第2話では、しのぶさんの子供の頃好きだった唯一無二の本を探して栞子さんと大輔くんの2人が奔走する。もともと折り合いが悪く、しばらく疎遠になっていた両親(特に母親)との関係を修復したいとは口には出さないが、何やら心の奥で渇望しているようなもやもやとしたものに、いら立ちがつのるしのぶさん。自分のせいで今まで以上に関係が悪化してしまい、心苦しく思っている夫の昌志さん。明るくおしゃべりで、あけっぴろげなしのぶさんの苦悩の表情が痛々しい。
    しのぶさんと母親の仲は、長年のすれ違いから誤解を生じ、自然には回復できないほどの亀裂が生じて、互いに傷つけあうような言動ばかりを敢えて選んでいるようにも見受けられる。本当は互いを求めていたのにそれを口に出来ないまま、ここまで来てしまった。しかしながら、まるで雷に打たれるような衝撃を与えられたことで、思わぬ作用が起こり少しばかり、光明が差す。
    読みながら、しのぶさんに向かって、「どうにもならないなら、もう関わってますます疲弊するのはやめようよ。昌志さんがいるじゃない」なんて、思っていたけれど、やっぱり、こじれた関係は少ない方がいいよね。

    現実に親子関係が崩れたり、こじれたりするとかなり難しい。けれど、それは元来、愛し愛されたい、そうありたかったことへの裏返しで、やっぱり楽しく温かい関係を求めている。特に娘と母親の関係は、一つ間違えると尚更難しい。

    そんな中で、しのぶさんと母親の話はこの先に期待が持てて、読後感がよかった。いたたまれなさや不条理はこの本では求めない。いつか栞子さんと智恵子さんの間にも温かいものが流れますように。

    あたしはお姉ちゃんが大好きなんだ。(P296)

    文香ちゃんの言葉が温かくて嬉しくなる。

    • まろんさん
      私も、いつもまわりをぱあっと明るくしてくれるしのぶさんの大ファンなので
      第二話はこぶしを握りしめなて、うーうー唸りながら読みました。
      お母さ...
      私も、いつもまわりをぱあっと明るくしてくれるしのぶさんの大ファンなので
      第二話はこぶしを握りしめなて、うーうー唸りながら読みました。
      お母さんとの溝が埋まっていく兆しが見えて、ほんとうにほっとしました♪

      それにしても、栞子さんが『クラクラ日記』を何冊も何冊も買って
      手掛かりを探していたお母さんと文香ちゃんが、あんなイマドキの方法で繋がっていたとは!
      4巻、しばらく図書館には入らないだろうけど、気になります(*'-')フフ♪
      2013/02/21
    • nico314さん
      まろんさん
      コメントありがとうございます。
      明るくて肝の据わったしのぶさん、私も大ファンです!

      本当にそうですね。
      栞子さんが探...
      まろんさん
      コメントありがとうございます。
      明るくて肝の据わったしのぶさん、私も大ファンです!

      本当にそうですね。
      栞子さんが探している『クラクラ日記』書かれていると思われたものが、謝罪の言葉でも、愛情表現の言葉でもなく、アレ(!)だったとは!
      驚きです。

      本当は大好きなのに、思っているのに、
      だからそこ傷つけてしまう。
      本で読むと冷静になれるけど、自分がその身になると素直になれません。
      難しいことです。
      2013/02/21
  • シリーズ3作目。
    全て本を探す話。
    どんどん栞子さんの家族の謎が解けていく。
    しっかり人を観察し、
    たまたまなんかないんだぞと原因を探すのも面白いですね。

  • シリーズ3作目。
    特に大きな変化が訪れるわけではないけど、栞子さんが今回も冴え渡っているのと、行方不明のはずの母親に関する秘密が見え隠れしている。
    妹が何か鍵を握っているっぽいのが気になる。

  • シリーズ3作目。
    様々な事件と並行して徐々に明らかになる篠川家の謎。
    プロローグとエピローグの繋がり。
    今作も惹き込まれました。
    ただ第3話の終盤の展開は自分には分かり辛かった。
    総合的に面白いシリーズなので、次作も読んでみます。

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著者プロフィール

『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズが累計700万部を超えるベストセラーとなる。同シリーズで、文庫作品初の『本屋大賞』候補、『本の雑誌』が選ぶ「この40年の書籍 第1位」に選ばれるなど、幅広い層からの支持を集める。

「2022年 『ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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