ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)

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著者 : 三上延
  • アスキー・メディアワークス (2012年6月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048866583

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ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)の感想・レビュー・書評

  • ついに栞子さんとふたりっきりでお酒を飲むまでになり、
    酔っぱらった姿まで目の当たりにし、
    ふたりだけのお出かけ率も大幅にアップした五浦くん、おめでとう♪
    せっかくキミの前ではすねたりふくれたりしてくれてるんだから、
    もうちょっと積極的にがんばりましょう!

    妻にさばさばと出ていかれた夫が、失くした愛の記憶を重ねて執着するのが
    変わらぬ愛を描いた、ロバート・F・ヤングの名作『たんぽぽ娘』だったり、
    第二話の『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』では
    初期の挿絵と、本がポピュラーになってからの挿絵のギャップがカギになったり、
    第三話『春と修羅』では、金銭的な価値云々ではなく、
    本当にその本を愛する人にこそ大切にしてきた本を遺したいと願った
    故人の遺志が事件を引き起こしてしまったり

    相変わらず、本を愛してやまない読者の琴線に触れるエピソードが心憎い♪

    前巻からあれだけひっぱってきた『クラクラ日記』の秘密が
    勝手に思い込んでいたような風情のあるものではなく
    あまりにイマドキというか、味も素っ気もない仕掛けだったのには拍子抜けだったけど

    結婚するとき『たんぽぽ娘』を夫にプレゼントし、
    婚約者に贈る本を探しているお客にも、迷わず同じ本を薦めたという
    栞子さんのお母さんが、家族を捨てても平気な、情のない人だとは
    どうしても思えなくなってくる、ビブリア古書堂シリーズ第3巻。

  • 今期楽しみにしているドラマに、日本テレビの『泣くな、はらちゃん』がある。
    越前さん(麻生久美子)が、日々のうっぷんを晴らすために日記代わりに書いている漫画から、主人公の「はらちゃん」(長瀬智也)が飛び出してくるという話。次第に殺伐としてゆく世界(=漫画)を平和にするためには神様(=越前さん)に幸せになってもらうしかないと奮闘する「はらちゃん」
    光石研や白石加代子などの実力派が脇を固め、脚本が『ちゅらさん』や『最後から二番目の恋』の岡田惠和なので、コメディタッチのあり得ない展開にも、心の機微や人生の真理がさらりと織り込まれ面白い。

    日テレは昔から、設定は荒唐無稽だけど味わい深いドラマを作るのがうまい。
    いまだDVD化されていないが好きだったドラマ『俺はご先祖さま』
    石坂浩二演じる未婚の新聞記者宅に、銀色の全身タイツで時間警察に追われながら未来からやってきたマリアン演じる子孫のミミ。子供はすべて試験管で製造される未来。絶滅した「愛」というものを一度みてみたいという。コミカルな中にも結構深いテーマがあったような気がする。いまならば大泉洋とローラでリメイクするのも面白いかもしれない。

    現実の事件をなぞるばかりが「リアル」ではない。
    作り物の世界の中に心情的な「リアル」が垣間見える時、おもわず感動したりもする。
    SFやミステリを始めとするエンタテインメントの魅力はそこにある。
    タイムトラベルものの傑作と言われる『たんぽぽ娘』
    きっと面白いんだろうなぁ。読んでみたい。

    『ビブリア古書堂の事件手帖3』は本を巡る家族のはなし。

    若いころの妻から現在の自分へ。
    子供のころの「あたし」から未来の子供へ。
    本を愛する旧世代から、本を愛する次世代へ。

    タイムマシンはまだ発明されていないけど、古書は人の気持ちを乗せて時空を自由自在に駆け巡る。

    本好きで控えめな美人で細身で巨乳の古書店主なんているわけないけど、だからこそ心動かされる物語もある。

    (なんだか『泣くな、はらちゃん』のレビューみたいになってしまった。そして『俺はご先祖さま』が1月末にまさかのDVD化!)

  • 鎌倉の古本屋「ビブリア古書堂」の店主・栞子さんとそこで働く大輔くんが古書にまつわる謎を解き明かし、もつれた人の心も解きほぐしていく、人気のミステリー第3巻。


    第2話のしのぶさんと母親、第3話の玉岡聡子さんとその家族、そして栞子さん、妹の文香ちゃんと母親の智恵子さん、という家族の関係が中心に据えられた話が印象深い。


    第2話では、しのぶさんの子供の頃好きだった唯一無二の本を探して栞子さんと大輔くんの2人が奔走する。もともと折り合いが悪く、しばらく疎遠になっていた両親(特に母親)との関係を修復したいとは口には出さないが、何やら心の奥で渇望しているようなもやもやとしたものに、いら立ちがつのるしのぶさん。自分のせいで今まで以上に関係が悪化してしまい、心苦しく思っている夫の昌志さん。明るくおしゃべりで、あけっぴろげなしのぶさんの苦悩の表情が痛々しい。
    しのぶさんと母親の仲は、長年のすれ違いから誤解を生じ、自然には回復できないほどの亀裂が生じて、互いに傷つけあうような言動ばかりを敢えて選んでいるようにも見受けられる。本当は互いを求めていたのにそれを口に出来ないまま、ここまで来てしまった。しかしながら、まるで雷に打たれるような衝撃を与えられたことで、思わぬ作用が起こり少しばかり、光明が差す。
    読みながら、しのぶさんに向かって、「どうにもならないなら、もう関わってますます疲弊するのはやめようよ。昌志さんがいるじゃない」なんて、思っていたけれど、やっぱり、こじれた関係は少ない方がいいよね。

    現実に親子関係が崩れたり、こじれたりするとかなり難しい。けれど、それは元来、愛し愛されたい、そうありたかったことへの裏返しで、やっぱり楽しく温かい関係を求めている。特に娘と母親の関係は、一つ間違えると尚更難しい。

    そんな中で、しのぶさんと母親の話はこの先に期待が持てて、読後感がよかった。いたたまれなさや不条理はこの本では求めない。いつか栞子さんと智恵子さんの間にも温かいものが流れますように。

    あたしはお姉ちゃんが大好きなんだ。(P296)

    文香ちゃんの言葉が温かくて嬉しくなる。

  • ビブリア古書堂3冊目。
    先にドラマで見てしまった話も載っていました。順番どおりではないんですね。

    プロローグは、ヒロインの栞子さんの妹・文香の手記から。
    明るい高校生の妹だけど、これは夜中に一人パソコンで書いているのだ。
    文香の視点からの紹介で、導入していきます。

    第一話はロバート・F・ヤングの「たんぽぽ娘」
    (あ~これ、探してるんだけど、まだ読めてない。実は大昔に読んだ可能性もあるけど‥)
    古書店どうしの古書交換会に出向いた篠川栞子と五浦大輔。
    古書売買のやりかたが説明され、なかなか興味深いです。
    ここで出会ったヒトリ書房の店主が栞子をえらく嫌っている様子に、大輔は驚くことに。
    しかも、本を栞子に盗まれたと言い出します!
    さて‥?

    第2話は、前に出てきた登場人物が子供の頃好きだった絵本は何か?探す話。
    うまくいかないでいた家族の仲を取り持つ結果に。

    第3話は、宮沢賢治の「春と修羅」
    玉岡家の女主人から、本が一冊だけ盗まれ、身内のしたことなので突き止めて欲しいという依頼が。
    なくなった父親が蔵書家で、兄夫婦は会社を、妹が家を相続したのだったが、会社の経営が思わしくなくなり‥?
    賢治が詩集とは思わず、あくまで小文というかスケッチと考えていたことや、ほとんど売れずに引き取ったこと、出版後も推敲を重ねていたことなど、面白かったですね~。

    行方知れずの栞子の母親のことがちらほらと出てきて、それが陰影となっています。
    本を買うためなら何でもやりかねなかったという女性。はたして失踪の原因は‥?
    それも含めて、家族のことが話のポイントになっていますね。

    ドラマはけっこう楽しくずっと見ています。ヒロインはイメージと違うんだけど、深刻な事件のない落ち着いた展開が、夕食後に猫を抱っこして見るにはいいので。
    原作にあるヒロインの2面性がないのがちょっと、物足りないかな~。
    ドラマで一部改変されている理由はなぜかな?と自分なりの小さな推理を楽しんだりもしてます。
    あ、文香出てこないわね~弟になってるから(笑)

  • 相変わらず本に関する話題以外では口下手で人見知りな栞子。彼女の母 智恵子失踪の謎。智恵子にそっくりな栞子を不自然なほど嫌うヒトリ書房店主 井上。前科持ちの坂口とその妻しのぶの変わらないラブラブっぷりと、しのぶが抱える両親との確執。

    「クラクラ日記」と「たんぽぽ娘」を読んでみたくなった。たくさんの人の手を介した古書に託された秘密や思い。表紙のラノベっぽさが客層に制限をかけている気がする。。

  • 安定の面白さだ!
    今回は、柱となる話が3本だけなのだけど、どれも「読んでみたい!!」と思えるような本ばかりでした。
    主人公はいつもの大輔くんだけど、栞子さんのインパクトがいつも以上に強かったように思う。本に関わることになると、栞子さんは時に残酷な名探偵にもなる。

    「たんぽぽ娘」
    この本はとっても気になった。
    『おとといは兎を見たわ。きのうは鹿、今日はあなた』
    新しい登場人物、ヒトリ書房のおじいさんは一癖もふた癖もありそうな人物。
    これからも絡んできそうだな。

    「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」
    両親、特に母親との確執を抱えたしのぶさんに、昔読んだ絵本探しを依頼される。
    意外な事実に私もびっくり!えー、もとはタヌキみたいだったんだ(笑)
    素直になれない母と娘の葛藤。話の本筋の方にはじーんとしました。

    「春と修羅」
    宮澤賢治は小学校の教科書には必ず名前があるような作家(詩人)さんなのに、生前に出せた本が「春と修羅」,「注文の多い料理店」だけだなんてね。
    それも自費出版に近い形で、ほとんど売れずに一部は自分で引き受け、その本に自分で推敲を重ねた…。
    とても興味をひかれる話だった。
    栞子さんは容赦なかったけど、私は亡くなったおじいさんもひどいなという気持ちになった。

    古今東西、隠れた名作も、作品や作家の知られざる逸話も、本当にたくさんあるんだな。
    絶版になっても改訂されても、古書は思い出や秘密を閉じ込めて人から人へと渡り続ける。古書がつなぐ人の絆。

  • シリーズ3作目
    今回は思い出の本と家族の絆のお話
    宮澤賢治の話が興味深かったです

    前作までどうにも馴染めなかった栞子さんのキャラにこちらが慣れたのか(笑)意外や楽しく読めました。
    3話・3組それぞれの家族と本の謎解きのなかに
    栞子さん一家と「クラクラ日記」という最大の謎が垣間見られて
    ああ 続きが気になる~!!!

  • ちょうど電車往復2時間頂きまして読書タイム。1日で読んじゃった。
    物足りなかったり、ちょっと強引だったりも感じるけど、やっぱ良い本ですよ。サクサク読めて、謎解きもなかなか興味深い。「消えない絆」ということで、今回は家族絡みのお話。しかも全部おかん絡み。前作は栞子・大輔の話だったけど、今回は家族絡みということもあり、登場人物もいっぱい。

    でもって文香で始まり文香で終わりますが、最後の最後、なんという気になる終わり方!次巻はいよいよおかんの登場かな?

    本編では、またもや坂口夫妻に泣かされたし。「たんぽぽ娘」読みたくなったなあ、手に入らんのかなあ?古書組合の市場も初めて聞いた話でおもしろかった。「春と修羅」の本人推敲本ってホントの話なんかな。ここはフィクション?チェブラーシカって寂しいお話だったの?
    口絵の写真、なんか良かったなあ。本編での写真にまつわるお話もいい感じだった。

    で、絶版って焚書に値するよな、なんて思うわけですよ。読みたいものが絶版で読めないってのは嫌ですよね。絶版にするなら電子書籍化してよ、と絶版本のお話で感じた。読むことの自由を!

    「本を差す」「ヒゲの差」どこかで使う機会ないかな?ツウぶって会話の中にしれっと挟み込む。

    まあ、本筋ではないので良いのですが、少し犯罪が軽く書かれているような。ではどう書けばいいのかと言われると窮するのですが。万引き・盗み・傷害・遺産相続にまで・・・けっこう大問題なのに、割にサラッと流れちゃってて、いいのかしら?なんて思うのでした。

  • シリーズ第3弾は、2から連なる消えた母親の行方に迫る内容。
    妹ちゃんが大事なカギを握ってる感じ。
    ドラマではこの妹が弟に変わってるんだけど大丈夫なんだろうか
    などという無駄な心配は置いといてだな。

    この巻は今までよりもヒントが判り易かった気がする。
    特に2つめの『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』は
    書名が判らないのにもかかわらず読んでくうちに答えが見えてきた。
    まさかの有名なお話だったけど。本というより映像の方で。
    その意味では今までと違う切り口で来たのかなと。
    『春と修羅』は読む前にドラマを見ちゃったんだけど(爆)
    答えが判ってて読んでも面白かった。
    ドラマの中の実の姉とめちゃくちゃ折り合いが悪い設定が理解不能だったので
    原作通り兄嫁の方がよかったんじゃないかと余計なことを考えたりした。
    (もしかして字で書いたら“義姉さん”だったのを勘違いしたのかな^_^;)

    栞子さんのお母さんの智恵子さんは
    伝聞だけで語られるからか、読めば読むほど怖い人に思えてくる。
    そして栞子さんも、話が進むにしたがっていいところも怖いところも
    智恵子さんによく似てると思えてくる。
    かといって智恵子さんのような怖さを感じない辺りは
    作中で聡子さんが言っていたのと同じ感覚か。

    栞子さんと大輔くんの関係は深まったような後退したような。
    このふたりどうなっちゃうんだろうな、とやきもきしながら読むのって
    読み方としてどうなんだろう(爆)。

  • 人気のあるシリーズだからと軽い気持ちで読み始めたのですが、
    3巻まで読み終わり とても続きが気になるようになりました。
    栞子さんの母親の謎が とても気になります。

  • 栞子さんの妹の日記から始まる3巻。
    王様の耳はロバの耳の床屋のように
    誰にも言えない言葉を、穴にぽつぽつと
    落とすように綴っていく文香ちゃん。

    チェブラーシカや大好きな宮沢賢治が
    出てくるのもうれしい!

    栞子さんと大輔くんはお酒を飲みに
    行くようになったりと、少しだけは進歩?もありつつ。
    栞子さんが「八海山」が好きなのもうれしい~♡

    ずっと消息さえ掴めないお母さんのはずが
    栞子さんの現状を知っている様子で、
    その謎は最後にインパクトを持たせつつ。

    深い深い秘密の穴のその先が楽しみ!

  • 2014/1/24
    ビブリア3巻目。
    ちょっとかわいいかわいい言いすぎです、大輔君。
    かわいいのは私が感じたい。
    でも読みやすくておもしろいけどね。

  • シリーズ3冊目ともなると読者の方が慣れて、ダレてくる。
    謎解きのための設定にも無理が感じられると思うのは一種の慣れからくる洞察なのか。

    このシリーズのいいところは、題材になっている本や作者の歴史・生い立ちをストリーの展開に沿って説明してくれている点。
    1冊が古書3~4冊分の解説になっているので、それほど本を読まない私などにとっては1冊で5冊分の本に触れられることになり、お得感いっぱいだ。

    多少ダレてはきたが、まだ、北鎌倉に行ったらビブリア古書堂を探してしまうと思う。

  • 王様のみみはロバのみみ、口が軽い、言わずにはいられない。オチがこんなふうにくるとは、予想できず。
    1たんぽぽの娘
    幼馴染の古書店仲間。栞子の母、智恵子。謎は深まっていくように思える。母の仕事つながりでは伏線ができる。
    滝野蓮杖
    2チェブラシカ
    母娘の断絶⇒解決の糸口を示したかったのか?
    妊娠という結果は予想できたので、良い結果であった。
    川端ミズエ
    3春と修羅
    母の友人と、母に似る娘、栞子。話の展開が軽快であるが、粗が見えなくなるので良い。とてもよく宮沢賢治の研究がされていると感じた。ヒントの設定も面白い。
    玉岡聡子 一郎 小百合 昴
    終章
    母智恵子に状況を知らせていたのは妹であった。そして、探していた文庫本をも持っていた。父からの預かり物である。

    次作に期待するが、もう十分パターンがわかったような。

  • 今回も短編のように一つ一つ読みやすいけれど、全体を通して繋がっているところがいいですね。プロローグとエピローグの繋がりで胸を鷲掴みにされました。これじゃ気になって早く続きが読みたくなるじゃない!
    また1巻から読み進めて3巻目。ずいぶんと栞子さんに対する印象が変わってきました。『たんぽぽ娘』では、まさか栞子さんて、、なんてドキドキさせられましたし。でもだんだん秘密に近づいてきているようで、主人公と一緒になってもやもやしております。

    今回は家族の絆が目立っていましたね。『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』では、坂口親子の不器用な仲に思わず涙がほろり。こういうのに弱いんです。
    『春と修羅』では、まさかまさかの本の謎に驚かされました。まるで目の前にその貴重な本があるかのように食い入るように読んでしまいましたよ。こういうお話ももっと読みたいな。

  • シリーズ物は第1巻が一番面白い!
    というのが私の定説ですが・・・
    このビブリア古書堂シリーズはまったく逆で、1巻より2巻、2巻より3巻と面白さが増してきます。
    (あくまで私個人としてはですが)

    3巻では栞子さんの母の謎が解けるのか?と期待していたのですが
    ちょっとだけわかったところで…
    なんとこのシリーズ、まだ続くそうです。
    ここまで来てやめるわけにはいきません!
    4巻が楽しみです!

  • 徐々に面白くなってきた。
    栞子さんのお母さんのことが少しずつ明らかになってきたけど、まだまだ謎だらけ・・
    五浦君との関係もまだまだって感じで続きが気になってしまう。

  •  栞子さんと玉岡昴が、「春と修羅」のくだりを諳んじあうシーンがすごくかっこよかった。
     私も、本に造詣が深いものでありたいが、その道のりはいまだ遠い・・・
     しかし、栞子さん、酒が飲めるなんて、びっくり!!

  • この本に出た、「たんぽぽ娘」はネットで検索したところ、英語で読めるようになっています。
    読んでみたところ、ビブリアのキャラクターと関連していて、なかなか面白かったです。
    栞子さんのお母さんはいったい・・・

    ビブリアシリーズはこれで3巻目となりました。
    1と2巻はとても、面白かったのですが。今回の3巻はちょっと、後味が悪かったです。作者はミステリーじゃなく、物語にスポットライトをあてている様です。
    やっぱり、どうしても、とってつけた様な感じがする。
    はっきり言って、くどくなってきてる。まあ、それはシリーズなので仕方が無いかもしれないが・・・笑
    でも、とても中毒性が高いシリーズです。続きがきになります・・・
    多分この3巻が分岐点でしょうね。

    予想としては、次巻物語は大きく動くと思います。
    もちろん、栞子さんの母親は出てくるでしょう。
    物語が終わったのは2011/3/8、という事は作者は3.11の事を触れるでしょう。
    毎日新聞デジタルのページを見てみると、今後は店名の「ビブリア古書堂」の由来、栞子と大輔のほのかな恋の行方なども語られていくという。
    らしい・・・・・・・・

  • 進んでるんだか止まってるんだかわからないこの栞子さんと大輔の関係にもやもやしつつ栞子さんとお母さんとの謎解明は進んでます。
    イチャイチャ新婚夫婦とのストーリーが好きです(笑)

  • シリーズ3巻目。相変わらず完成度高く飽きさせない。2巻から暫く時間を置いてしまったが、十分追い付けた。ひとつひつとのエピソードの謎解きはどれも緻密で納得がいき、人間ドラマもあって、全体的なミステリアスな部分も徐々に解明されていく。また次の巻を読みたくなる。

  • 母親を憎みながら、母親に似ている栞子。
    なぜそうなっているのかと言うことを謎解きしていく。
    栞子のネクラな雰囲気よりも、
    妹の文香がポジティブでいい感じだ。
    なぜ 五浦大輔は、栞子のほうが良いのだろうか?
    たんぽぽ娘。
    時間を自由に飛び交うことができるなかで、愛ってなに?
    と問いかけるが、思い出の本を盗んでしまう事件は、
    栞子のクラクラ日記につながる。
    前科者を夫にした阪口しのぶは、親と絶縁状態で、
    なんとか 和解したがっていた理由があった。
    『なかよしの家』が、その理由の謎ときになった。
    栞子の冷静な観察力が、謎を解くのだが、
    どうも母親譲りなんだね。
    宮沢賢治の作風と初版本。
    なぜか、死後に評価が高まった作家であり、
    謎めいていることが多かった。なぜか、おもしろかった。
    遺産相続ってやはり難しい。
    栞子と大輔の行方は どうなっていくのか?

  • これは結局恋愛モノだな、と。ところで、しのぶの母親、もし子供への愛情が屈折していて子供が傷ついているのが少しでも分かっているのならば、言葉遣いを改めてほしい、と思った。バカという言葉を極力避けて使うよう努力するのも必要。ただ父親のほうから、(母親は)あれでもお前を心では思っているのだよ、って言ってもらってもね。少しは親として努力してくれ、とこれは私の身内へも。

  • ライトノベルで読み続けている目下唯一の本。
    相変わらず本好きの人物が登場し、マニアックな書籍ネタが展開します。
    つまりは著者が相当な本好きということで、だからこそラノベながらも安定して続くストーリー展開となっています。

    今回は古本市を通しての古書店主同士の交流がありました。
    非常なる本の虫を自称する店主たちは、本好き同士でも意見が合わないと折り合えず、時には反目さえし合うため、会場にはなかなか緊迫した空気が張り詰めています。
    そういえば、この物語で事件を起こす人物は、たいがいが本好きをこじらせた人ですね。

    栞子さんは幼なじみの古書店主と『時計じかけのオレンジ』の最終章のあるなしで激論になり、距離をおいた付き合いをしているとのこと。
    マニア同士も意見が合わないとうまくいかないのでしょう。
    『時計じかけのオレンジ』は、ストーリーが激しすぎて読めていませんが、人間関係を変えるほどの争論の元になるとはどんな最終章なのか、さすがに気になります。

    今回はヤングの『たんぽぽ娘』を読みたくなりました。
    このシリーズでは、ストーリーを全部紹介していないため、続きを知りたくなります。
    あらすじを最後まで書かないことで、採り上げる名作に著者が敬意を表しているように感じられます。

    愛くるしい姿のチェブラーシカは、アニメになってからあの格好が固定されたと知りました。
    オリジナルの絵本だと違う感じなのだそう。意外です。

    まさか、栞子さんの妹と失踪中の母親がつながっていたとは。
    といっても一方通行の連絡のようですが。
    その母親が、ビブリオ古書店と敵対する古書店主とつながっているということでしょうか。
    徐々に人物相関図が見えてきましたが、思っていたよりも複雑なつながりになっているようです。
    主人公の片思いに始まり、登場人物が誰かしらをこっそり気にかけている、思いの一方通行がこのシリーズのキーポイントだと思っています。

  • やっぱりお母さんが謎です。案外、身近にいるのかも…と思ってしまいました^^;
    この巻は面白かったです。キャラクターが定着して、関係も落ち着いてきたからでしょうか。読み手も安心して謎に没頭できます。
    『たんぽぽ娘』が気になりした。
    今回は本と人との関わり方が良かったように感じられました。特に坂口夫妻の話は良かったです。早く続きが読みたい!

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ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)の作品紹介

鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連となった賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。
人々は懐かしい本に想いを込める。それらは思いもせぬ人と人の絆を表出させることもある。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読み取っていき──。
彼女と無骨な青年店員が、妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは? 絆はとても近いところにもあるのかもしれない。あるいはこの二人にも。
これは“古書と絆”の物語。

「アルティマエース」(角川書店)、「good!アフタヌーン」(講談社)2誌でのコミック版の連載も決定しました。

ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)のKindle版

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