還りの会で言ってやる (メディアワークス文庫)

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著者 : 八重野統摩
  • アスキーメディアワークス (2012年6月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048867061

還りの会で言ってやる (メディアワークス文庫)の感想・レビュー・書評

  • 面白かった。イジメを題材にした青春もの/イジメに悩む幼馴染の少女と、救いの手を差し伸べる勇気がなかった主人公。疎遠になっていた二人の関係が元通りになっていく過程が上手く描けていて良かった/後半のミステリ展開は落第点か。事前に殆ど登場していなかったキャラが犯人なのは微妙でした/主題はイジメの解決よりも、それを通じた主人公の成長。イジメという重い題材に反して、読後感が爽やかなのも好印象/好きなキャラはイジメ主犯の賛さん。最も人間的なキャラクターとして描かれていてとても良かった/【星5★★★★★】

  • 主人公(男子高校生)の語り(?)口で話が展開される青春ミステリィ。
    文体は少ししつこい感じだが、登場人物はキャラが立っていてかなり好感。
    最後まで謎な大学生2人は、高校生から見た大学生の『大人』感があって、懐かしさを感じた。
    物語の主題は、イジメだった。しかし、いじめがどうというより、あくまで物語の一要素と感じる位押し付けがましい訴えはなく、素直に読めた。
    全体的にはやっぱり文体(主人公の語り)が何となく読み辛さを出しているように思うけどストーリーとキャラクターで◎

  • いじめられっこ幼馴染を、なぞの大学生とその友達のかわいいお姉さんと還りの会というサークルをつくって助ける話

    うーーーーーん

    なんか、主人公語りがばかっぽくて
    本ってどんな本でも得るものがあると思ってるけど
    「ラノベってバカになるんじゃ・・!?」と思うくらいだったけど

    まあ中盤や、いじめっこが改心するあたりは
    おもしろくよめてよかった

    ほんのりミステリ風味の青春小説

    子犬属性の三船少年がとってもよかった。
    空気読めないかわいい男の子

  • 甘苦併せ持つ青春小説。  
    柚舞とハルさんの可愛さと言ったら、この作品最大の魅力ですね。   
    私もハルさんにおかえりーって言われたいです……。   

  • 面白かった。けど、なんというかえぐい。読んでるとちょっとしんどさを感じるくらいえぐい。でも面白いから、読み進めてしまう。そんな感じ。

  • それなりに面白かった。青春ものは青春ものだけど、単純な「青春っていいよね」って感じの話ではない感じ。

  • 細かいことにこだわらなければ、問題なく読める。
    表紙とカラーのイラストが可愛かったので、挿絵も見たかった作品。

  • いじめをする奴は、もちろん最悪だ。だが、いじめを見過ごす奴だって最悪だ。
    おれはそれを理解していながら、幼なじみである柚舞が迫害を受けている事実から目を背け続けてきた。
    そんな自分に終止符を打とうとした矢先、宇佐部と名乗る男がおれ達の前に現れる。
    そいつは柚舞のことをダメ人間だと堂々と口にしたあと『ダメ人間社会復帰支援サークル・還りの会』だなんてふざけた集団を作っておれ達を引きずり込み、連中への復讐を企み始めるのだが――。

  • 一言で言えば不憫だし、希望が無いし、悪意すら感じる。

    ヒロインの魅力が適切にアピールされればされるほど、
    ラストシーンにおいて真犯人に感情移入するように出来てると思うんだけど、
    それに対してのアンサーがアレだからなー。
    こんなのってないよ、あんまりだよ。

    エピローグは次巻に続く的なアレだと思うんだけど、完全に蛇足だと思う。

  • 幼馴染の柚舞がいじめられていることを知っていながら、何もできない俺。そん中、柚舞と俺は謎の若い男に声をかけられる。『ダメ人間社会復帰支援サークル・還りの会』なるものを作ったその男は、いじめを解決してやると言うのだが――。
    主人公の男子高生とヒロインの絆が深まっていくのが爽やかでよかったです。ただ、彼らをサポートする人物の言動にあまりついていけませんでした。特に冒頭の「いじめられているやつなんてのは、例えどんな理由があろうとダメ人間には変わりない。」という台詞にかなり抵抗を感じたのは、世情に影響されてのことかもしれません。でもその言い方(書き方)はないんじゃないかしら!そうもやもやしつつも、その人物が主人公達のフォロー役でもあるので嫌いにもなれず、もやもやと爽やかさの混じった複雑な読後感でした(笑)

  • 爽やかな読後感でした。
    いじめのシーンは生々しいものがあるにも関わらずライトに読ませる筆力には著者の丁寧さを感じさせられました。

    キャラクターも皆ちゃんと立っていてテンポ良くストーリーに乗っかってくれてます。

    こんなのいじめじゃない、と仰られる方もいらっしゃるでしょうがエンタメと割りきれば感情移入出来るかと思います。

    予想以上に良作でした。青春モノをお探しの方にオススメです。

  • どうにも世界が「閉じて」いるなぁというか、高校生だからこれでいいんだろうか。オキタ君が度々宇佐部のこと「この人すげー」みたいに言う場面があるけど、そのスゴさが伝わって来ないというか、特にこの人すごくもなくね?みたいな。話の構成自体は悪くない気がするので、文章次第かなぁという感じ。

  • 読みやすかった

  • 森見登美彦を一回り小さくしたような読後感だった。その辺りは大学生の行動範囲と高校生のそれとの差なのかもしれない。敢えて話を大きくしない作者には好感を持った。続巻になるのか、違う作品になるのかはわかり兼ねるが、次回作はまた読んでみたいと思わせたくれた。

  • なかなか、面白い設定だと思う。
    いじめられている女の子(通称ユーマン)と、その幼馴染(通称オキタ君)が、いきなり大学生に呼び止められて、ダメ人間を社会に還元する趣旨の還りの会に入会させられる…

    話の流れとしては、痛快な復讐劇があるわけじゃないので、見ててすっきりというわけではない。こういう解決方法もあるのだねぇくらい。
    その解決方法提示された後の、いじめた側の態度もちょっとご都合主義な気がするし。
    でも、キャラクターは魅力的(特に大学生二人)。続きがありそうな終わり方だったので、期待。

  • 読みやすかった。
    大円団でなくどこか悶々としたところが残るのもいい感じ。

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いじめをする奴は、もちろん最悪だ。だが、いじめを見過ごす奴だって最悪だ。おれはそれを理解していながら、幼なじみである柚舞が迫害を受けている事実から目を背け続けてきた。そんな自分に終止符を打とうとした矢先、宇佐部と名乗る男がおれ達の前に現れる。そいつは柚舞のことをダメ人間だと堂々と口にしたあと『ダメ人間社会復帰支援サークル・還りの会』だなんてふざけた集団を作っておれ達を引きずり込み、連中への復讐を企み始めるのだが-。

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