R&R (メディアワークス文庫 し 2-3)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.88
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本棚登録 : 181
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048868129

感想・レビュー・書評

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  • 最初はなにがなんだかで。どう話を展開させるのかと思ったが、段々と引き込まれていった。
    終盤のどんでんかえしに驚いていると最後にもういっかい返しが。。。
    おもしろかった

  • 前作『真夏の日の夢』がなかなかにトリッキーだったんで購入、しばらく積んでたんだけどようやく読了。

    今回はループものということでどう捻ってくるんかと思ったらなるほどね、前作のようにアッと驚く仕掛けはないもののなんだかんだでラブコメになってると言えなくもないところも含めてこちらの方がより好みだったり、後味もいいしなー。

    この手の小説だと一昔前は西澤保彦が得意(『七回死んだ男』は大傑作、作中で頑として原題で書かれてる『Groundhog Day』(恋はデジャ・ブ)はこれをきっかけにして見たんだよなあ)としてたんだけど最近すっかり寡作になっちゃってるからなあ、作者にはこれからの活躍に期待したいところ。

  • ・感想
    廻谷千瀬は高校一年生。何事もなくGWを終えようとしたのに異変が起こります。朝、目が覚めたら5月6日になっていて、それからずっとずっと時は進まず「今日」のまま。「今日」と言う日をずっとリピートし続けてしまいます。
    そんな中、百音さんだけは千瀬の話に耳をかたむけてくれます。どうやったら「今日」という日のループから抜け出せるのか、今回の「今日」をどうやって過ごすのか、結末はあるのか、先が気になって一気に読めます。面白かったです。

    ・作品紹介
    「BOOK」データベースより
    ゴールデンウイーク明けの5月7日、廻谷千瀬は久しぶりに学校へ行こうとしていた。しかしふと気がつけば、今日は昨日過ごしたはずの5月6日だった。以来、千瀬は5月6日を繰り返すことに…。しかも、ほかの人たちはなにも知らず同じ日を過ごしていた。なかば自棄になりながら、何度目かもわからない今日を過ごしてた時、千瀬は新海百音に出会う。たまたま千瀬の話を聞いてくれた百音を頼りに、千瀬はこの奇怪な現象から抜け出そうとするが…。

    ・著者紹介
    静月 遠火(しづき とおか)さん
    静岡県出身。
    2008年第15回電撃小説大賞“金賞”受賞され、翌年受賞作『パララバ‐Parallel lovers‐』でデビューされました。

  • 千瀬の心情の変化を、行動の描写で細かく追っていて、千瀬のモノローグとかなくても、心情が伝わってくるのがすごく良かった。
    おもしろかったです。

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