禁断の甘い鎖 (B‐PRINCE文庫)

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著者 : 夏目怜央
制作 : 梨とりこ 
  • アスキー・メディアワークス (2012年10月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048868365

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禁断の甘い鎖 (B‐PRINCE文庫)の感想・レビュー・書評

  • 初作家さん。わーとても好みの展開でした。要所要所を外さず押さえていってくれてど真ん中。全く知らない方だったので、そんなに期待してなかっただけに良かったです。
    生き別れの弟×兄もの。兄は出会った瞬間気づいて、弟は本編では最後まで兄弟だと知らないまま。何からも守ってやりたいと愛していた弟だと知って無条件の愛しさと、幸せに暮らしているはずだと思っていたのに全くそうではなかった事への負い目だとか、その傷を癒してやりたい愛情だとか庇護欲とか。でも弟からしたら誰も味方はいなくて誰も信じるなと育てられてきて、初めて自分自身を無条件に愛してくれる人に出会って、欲しくならないわけがない。兄だと知らないし。欲しくて欲しくて、相手からも愛情を感じるのに何故拒まれるのか解らないという。兄もまたしかし弟の熱を拒みきる事が出来ずひとり板挟みに苦悩。親から捨てられたと教え込まれて信じている弟に真実を告げられないのはもどかしかったです。追い詰められていたとは言え、一番最悪の言葉で突き放してしまったのは弟が可哀想でした。兄も限界だったんだろうけど。
    本編の最後は切なかった。いい夢だったねって弟に微笑みながら、ひとり秘密を抱えていくことを決意した兄。切ない、キレイな終わりでした。
    続編。弟は本編からずっと兄が何かに苦しんでいる事は判るのに、何に苦しんでいるのかが判らず不安を覚えたまま。秘密ごと愛するつもりでも、また捨てられるんじゃないかとか。漸く何に苦しんでいるかを知って、衝撃を受けながらも暗い悦びを覚える弟が良かったです。兄弟だと知った上で自分を愛してくれた事への喜びと、なんだ、絶対に捨てられない絆があったんじゃないかと。環境とか諸々から男同士だとか兄弟だとかは弟にしたらもう問題にもならなくて、むしろ喜んでて、これで兄は救われるな良かったと思ったらそうすんなりはいきませんでした。まぁすんなりいくなら本編で兄は苦悩してないですよね。そしてあり得ないし話として面白くないですよね(笑)兄は記憶がある分、家族として愛してた分、禁忌としての罪悪感が半端ないんだろうなぁと。「まさか」に続く表現が面白かったです。あと初めから自分のものだったのに、一緒に育ってればっていう悔しさとか。
    そしてやっぱり最後は切ない。この終わりはずるいですね!現在の終わりも、優しい記憶も。本編も続編も、最後にうるっときました。
    互いが互いに執着してて、良かったです。弟の方が苛烈だったけど。他人に対しては常にアルカイックスマイルで穏やかなのに。弟の、くっつく前の愛情の示し方がツボでした。かっこいいからこそ出来る事だよなぁ。知らないとは言わせないって。
    挿絵がかっこよかったです。脱ぎ落とした背中とか、弟が切れたところとか。

    ところで、初作家さんっていうか、デビュー作なんですね!そりゃ全く知らんはずだ。本編は10年前に書いたもので稚拙、続編はなるべく本編に雰囲気合わせて書いたけど…とあとがきにありましたが、10年の開きがあるとは全然感じませんでした。本編も古臭いとは感じなかったし。読みやすかったです。

  • 幼いころにわかればなれになった兄弟のお話。お兄さんは弟だってすぐわかるけど、弟は兄だと気づいていない。お兄さんは兄弟という葛藤の中で苦しんでいるけれど、やっぱり攻を愛しているので身体を繋げてしまって...
    弟の執着がいいです!やっぱり執着攻め最高です♡

  • かけおち結婚の両親の下に産まれた兄弟。しかし、父親が死に幼い弟が父方の実家に跡継ぎとして引き取られてしまい離れ離れに。その後、マネージャーとして俳優の弟と再会する。弟は兄とは知らず仕事の間柄以上に熱心に接してくる受けに恋をしてしまう。そのあとは近親相姦に罪の意識を抱える受けの葛藤ぶりが切ない。
    ついに秘密を知った時の攻めの恍惚っぷりが予想通りでした笑

  • 私には無問題だが、世間的には禁断の兄弟ものです。
    でもお兄ちゃんダメダメ言う割にあっさり関係持つってどうよ?と言う割と軽めの兄弟ものでした。

  • 正真正銘、血縁関係の兄弟者!
    三人称だけれど、兄と弟、両視点で描かれていたので、お互いの想いが痛いほど伝わってくる作品でした。
    ラストはハッピーエンド(≧∇≦*)
    兄弟者、苦手じゃない方にはオススメです♪

  • 兄弟もの。可南さんの某本と設定が少し似てる。あっさり恋人宣言するとこや弟が兄弟だと知るとこなど、結構サラッとしてるので、もっと緊迫感があってもよかったかも。梨とりこさんのイラストが素敵でした。

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