絵画の住人 (メディアワークス文庫)

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著者 : 秋目人
  • アスキーメディアワークス (2012年9月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048869027

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絵画の住人 (メディアワークス文庫)の感想・レビュー・書評

  • 絵画に縁のなかった訳ありの男の子が画廊で働くことに。有名な絵画の話から、独自の絵の話まで、色々。
    2014/1/30

  • 表紙の彩りとあらすじに惹かれて購入

    絵の中の人物か抜け出してくるのが面白くも不思議な世界観で、文章もきれいで予想以上に楽しめたかな

    フェルメールのお話と、祐馬が次々と違う名前で少女を呼ぶシーンが結構好き あそこは思わず笑っちゃった

    でも、向日葵の話では二回程背筋がぞっとした
    絵から人や物が抜け出したり話しかけてくるだけでなく、人の気持ちにまで大きく影響を及ぼしてしまうのが 突然憎悪をかき立てたり、絵の中の人物に同調してしまったり・・・
    捉え方一つ変えれば、話の展開・設定だって一変し得るのがちょっと怖かった
    でも、考えてみればこれは当然なのかもしれない それぞれの絵に対して、皆が皆同じ感想・想いを持つわけじゃないから

    あと、祐馬の過去はまさか過ぎたけど

    でも全体的に重くなりすぎない感じに書かれてて、絵から出てくるもの達も個性的だったし、少しだけの絵画について知れて、画家についても知れるのが面白かったし、次回作が出てくれないかとちょっと期待


    絵の面で残念なのが二つ
    まず表紙ね
    可愛いけど、『絵画の住人』の少女は、話を読んでるともう少し大きいというか年を重ねてると思う
    こんな幼いはずはないと思う
    あとは、出てくる作品が幾つか各話の最後に載ってるけど、少し位値段高くなってもよかったから、カラーにして欲しかった
    モノクロなせいで、大体が黒で潰れてて、『キュクロプス』とか特に酷い 
    折角載せるなら、わざわざググらなくてもいいように綺麗なものを載せて欲しかったかな

  • 諫早祐真は高校を中退し、バイトで食いつなぐ毎日を続けていた。
    そんなある日とあるきっかけで一枚の絵画と出会う。その出会いが、彼を導いていくというお話。
    全体を包む優しい雰囲気が心地良い。着眼点も面白く、読み手を退屈させることはない。しかし…どうにも物足らないというのが正直な読後感だ。
    秋目人氏は前作『騙王』でみせたように、人生の苦味や痛みを描写するのが上手い。そういう意味で本来の主題は祐真の人生の物語であったのだろう。筆者の特性からいえば、もっと主人公の事情を全面に押し出し、短編連作という形ではなく、第五章のキュクロプスの話ともう一章だけで十分だったのではないかと思う。
    構想が面白く、文章力も高いため、返す返すも残念である。次作に期待。

  • 【あらすじ】
    国分寺駅から徒歩数分のところに、隠れ家のような画廊がある。名画の複製ばかりが飾られている、その小さな画廊には、ある特別な秘密が隠されているらしく―。
    高校を中退し、バイトで食いつなぐ諌早佑真は、ある日、美しい少女に導かれ、AOKI画廊へと足を踏み入れる。絵画には興味のない彼だったが、画廊のオーナーから頼まれ、雇われ画廊主を務めることに。
    しかし、働きはじめた佑真は、すぐあることに気づく。
    ―この画廊の絵、生きているんじゃないか…。

  • 絵画の中の人や物が絵から出てきたり、話をしたり・・・な話。なかなか面白かった。表紙のフワッとした印象とは違って、主人公の佑真は淡々としていて、抱えるものも重い。AOKI画廊を居場所と決めた彼が、これから絵画の住人たちとどんな風に過ごしていくのか見てみたいなと思う。

  • 面白くなくもないのだけど消化不良。
    あと初版とはいえ誤植が多くてびっくりした。校正さんお仕事して…。

  • 一章一章コンパクトにも関わらず章ごといろんなことが起こって解決するので、駆け足で終わったように感じました。読み足りない。絵画に興味がわくはなし。

  • 国分寺駅から徒歩数分の場所に隠れ家的な画廊がある.
    名画の複製ばかりが飾られている小さな画廊には,
    ある秘密が隠されているらしく….

    面白かったわー.
    ナイトミュージアム的な雰囲気を醸し出しつつも
    それを知覚できるのは主人公君のみ.

    動き出す絵の住人たちとか愉快だわー.
    平蔵がいいキャラ過ぎる.
    良い人って意味じゃなくてキャラが立ってる的な.
    この画廊の今後も気になるわー.

  • とても面白かった。
    絵画について興味が湧いたような気がした。
    あと、主人公がシンタローに似ていた。

  • 身近な地域だし、リアルでファンタジーで、ほんとにありそうな感じがよかった。
    読み終わったあとがほっこりしているかんじ。

  • 面白かったです。
    絵画とかに詳しくなくても、わかりやすく説明してくれているし、話を読んだ後その絵を見てみたくなります。

    『平蔵』が好き。いじわるなようで、あったかい感じのあるキャラクターです。

  • 画廊の雇われ主になって青年と、彼が出会った動く絵たちの物語。絵に詳しくなくても読める。

  • 各話で鍵となる作品が自分好みなものばかりで、なかなか楽しめました。

  • 思っていたよりも毛色が違っていた。 そして意外と面白かった。  絵を擬人化するのはなかなか楽しい。  もっと読みたいと思った。

  • 内容…★★★
    人物…★★★
    文体…★★★★

    ほわっとした悩みを抱える絵画たちのお話でした。

    とりあえず表紙、可愛いけど『絵画の住人』の少女は、
    もっと頭身があるイメージ。
    こんな幼女じゃないはずだ。

    それで次巻から佑真と少女のラブストーリーが・・・
    はじまらないかな。
    最後は二人とも一枚の絵になって終わるといい。


    なにか絵の知識が得られるかな、と思って読んだんですが、
    特に歴史が、時代背景が、とかではなくて絵画の作者が込めた思いを
    秋目先生が素敵に考察してあんまり重たくなくほんわり書かれてます。

    そういうところもあって、飾ってある絵全部が複製になってるのかな。

    次巻でるといいな。

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絵画の住人 (メディアワークス文庫)の作品紹介

国分寺駅から徒歩数分のところに、隠れ家のような画廊がある。名画の複製ばかりが飾られている、その小さな画廊には、ある特別な秘密が隠されているらしく-。高校を中退し、バイトで食いつなぐ諌早佑真は、ある日、美しい少女に導かれ、AOKI画廊へと足を踏み入れる。絵画には興味のない彼だったが、画廊のオーナーから頼まれ、雇われ画廊主を務めることに。しかし、働きはじめた佑真は、すぐあることに気づく。-この画廊の絵、生きているんじゃないか…。

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