プログラマの考え方がおもしろいほど身につく本 問題解決能力を鍛えよう!

  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 350
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048869553

感想・レビュー・書評

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  • 角さんの翻訳した本ということで購入。

    正直中途半端な感じがした。
    C++という個人的には最も難解な言語を用いているところは、これからプログラマを目指す人間をターゲットとする上でストイックで良いと思うのだが、扱っている問題が若干平易すぎる。

    おそらく、初学者向けの本ではあるけれど、いわゆる「xx入門」とは違ったテイストを生みだしたいと思っての章立て、切り口だと思うのだが、もう少し問題の複雑さ、低レイヤーの扱いについて踏み込んでほしいところ。

    せめてこの本の次のステップの参考書籍、領域を示して欲しかった。

  • エセプログラマなので少しでも本物に近づけるように購入。

    プログラムコードは直せるけど、一からどう書いて良いかわからないとか、先輩や同僚からお前の書くコードは意図がわからないとか、文脈がなさ過ぎるとか、なぜこうすれば簡単に書けるのにそんなにif、else ifだらけなんだとか言われるけど、逆に何を言われているのかさっぱりな人にお勧めです。

    プログラマの考え方というのは確かにあって、それは難しく言うと計算機科学なんだけど、独学で何とかしようとした人とか、一分の専門学校とか、非計算機学科からSE.プログラマになってしまった人は常識ラインとしてのそこ(計算機科学的な思考)があまりにもなさ過ぎちゃうので現場で困っていることも多いと思います。(と自覚を持っている人は望み有り。余談。専門入ったときの自分がそう。)

    そういう人はこの本を読んで、練習問題をやっていくことで、同僚、先輩からなんであんなことを言われなければならないのか理解できるようになると思うし、へぼいそいつらを見返せるようになるかもしれません。

    また、間違って文系学科や理系でも化学とか気象学とか非計算機ブンヤからこの4月からSEやプログラマになった人も、今現在絶賛教育中とは思いますが、おそらくよくわかんねーってなっていて、五月病も発動している頃とは思いますが、この本が少し助けになってくれるかもしれません。

  • 点検読書した。

    プログラミングを覚えて行く上で分かっていたほうが良い習慣について書いてあるので、興味のある部分を渉猟してみるといいと思う。最初の方は本当に初歩のプログラマー向けだから。

    ただ、ProgrammIng Pearls(珠玉のプログラミング)などが好きな読者は、もっと先だけを読んだほうが良い。

    再帰はコレだけでなくlisp系の言語をやった方が良いとは思うが、最初のさわりとしては良いのかも知れない。

    この本を点検読書で、惹かれたのは205pのライブラリ、抽象データ型、アルゴリズム、パターンを、柔軟性をY軸、実装をX軸にした図を見たことか。コンポーネントの考え方は、類書と切り口が違うので良かった。

  • 【文章】
     読み易い
    【気付き】
     ★★★・・
    【ハマり】
     ★★・・・
    【共感度】
     ★★★・・

    プログラミングを身につける事で、ロジカルに問題を解決できる力が身につく。

    やはり、プログラミングを身につける上で、一番手っ取り早いのは、自分が欲しいと思えるソフトを、自分自身で作る事だと思いました。
    それがなかなか見つからなくて、困っていたりもするんですが。。。

  • 本書はプログラミングというフィールドで戦うパズルゲームという一面と、筆者のプログラミングに対する「知見」を集大成したものである。彼の人生訓的なものも入っている。
    コンピュータのプログラミングは、宗教家の修行にも似た行為である。普段の生活とは違う世界の書籍をたくさん読みそれを理解し、ひたすら文字を紡ぎだし、何度も何度も同じような行為を繰り返す(例えばテスト工程)からである。私の思い込みかも知れないが、プログラマは自尊心が低い。そして、どちらかと言うと視覚優位者が多い。また、運動もしくは音楽にかなりの時間を使う。
    自尊心が低い故に怖がりだ。その恐怖心が他の人々がやりたがらないような「苦行」に向かわせる。つまり、「苦行」の先には「悟り」があると思うからである。そして、その思考では図表が頭の中に溢れている。絵を描くのは下手かもしれないが、立体的だったり、時間軸を持っていたりと外からそれを覗い知るのは難しい、また、私が知っているスーパー・プログラマは、これに加えて運動・音楽を一般人以上にかなり本格的に嗜む。
    久しぶりのコンピュータの本を読んだのだが、一種の「宗教」だと改めて思った。ある意味プログラミングに熱中できれば心の平安が得られるのかもしれない。

  • とても役立つ本で学生,プログラミングでつまずいている人には特に読むといい本です。
    C++を分かっていること前提に書かれているがC++を知らなくても他の言語に通じる概念/考え方が文で書いてあるのでC++を知らない人も読むといいと思います。

  • 斜め読んだ程度。
    G.ポリヤの「いかにして問題を解くか」に書かれてあるような内容を、C++を使って具体的な問題を解いていく事で学んでいく。
    ただ、C++と言いつつ動的配列やリンクリストの実装をさせるなど、意図的にかも知れないがかなりプリミティブな所をネタにしてたり、ソートにqsort関数を使ってたりと、割りとC寄りな感じを受ける。
    せっかくC++を使うのなら、そこらへんのデータ構造はSTLで賄っても良かったのでは。

  • 所在:展示架 007.64||Sp7
    資料ID:11301774
    担当:吉川

  • 【ひとことポイント】
    大丈夫?
    プログラミングが出来る?
    言語を覚えた?
    プログラマの考え方、
    教えてくれない、大切な事

    <情報学部2年 S>

    企画コーナー「成長する本棚」は(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。
    展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2013/11/26〜】

    湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1641969

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