ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.21
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本棚登録 : 2111
感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048869775

作品紹介・あらすじ

「このゲームはクリア不可能なのよ。どこでどんなふうに死のうと、早いか…遅いかだけの、違い…」茅場晶彦によるデスゲームが開始されて一ヶ月。この超難度のVRMMO内で犠牲になったプレイヤーは二千人にも及んだ。"第一層フロアボス攻略会議"当日。自身の強化のみを行うと決め"ソロ"として戦うキリトは、会議場に向かう中途で、最前線では珍しい女性プレイヤーと出会う。強力なモンスター相手にレイピア一本で戦い続ける彼女は、あたかも夜空を切り裂く"流星"のようで-。キリトが"黒の剣士"と呼ばれる契機となったエピソード『星なき夜のアリア』、さらに"第二層フロアボス"攻略戦にまつわる、とある少年鍛冶職人の悲哀を描く『儚き剣のロンド』他全三編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 今更ではあるが、プログレッシブの劇場版を見てあまりのクオリティの高さに原作を読んでみた。
    元々 SAO は大好きで本編は最新刊まで読んでいるが、プログレッシブには手を出していなかった。

    読み終わってみて、SAO はアインクラッド以降もとても面白いシリーズがずっと続いていて最新のユナイタル・リングなんて本当に最高なんだけど、アインクラッドのあの命のかかった緊張感っていうのは超えられないのではという気持ちになった。

    アインクラッド1層から一つずつしっかりと進んでいくこのストーリーは、実際のところ本編のアインクラッド編と矛盾するのでは?みたいなところがあるにはあるんだけどそういうのを吹き飛ばすくらいにフロアボス戦の盛り上がりがすごくて一気に読むことができた。

    2巻以降も読んでいくことにした。

  • SAO好きには待望してた作品!一層ずつの内容が展開されている。
    第一作は一層と二層のストーリー。一層の裏話や二層のボスやサブストーリーなど面白さ満載でした!
    今後、映画化もされていくので、ますます目が離せないです。

  • 本篇も放置中だが、SAOPがアニメ映画化されるというので積読の山から引っ張り出した。あとがきによればプログレッシブの意味は「段階的に進む」らしい。だが、1層でアスナと出会い、その後行動を共にするという、本篇とはだいぶ異なる展開は「進歩的」なリブートだと思う。今後の展開に多少の危惧はあるが楽しみでしかたない。基本はキリトの一人称“俺”だが、時々アスナ目線の三人称に“スイッチ”するのもよかった。

  • この本から読んでいたとしたら、キリトがどうしてアスナに惹かれていったのか分からない、などと思わなくてよかったのかもしれません。本編との多少の矛盾は置いておいて、2人のつながりがだんだん深くなっていく様子も楽しめそうです。

  • アニメを見てからこちらの小説を読みましたが、小説の方が世界観や設定がより鮮明に描かれていて分かりやすかったです。
    ゲームとは違い死んだら本当にゲームだけでなく現実の死にも直結してしまうという緊張感もあり、斬新な設定だなと思いました。

  • 「ソードアート・オンライン」シリーズの番外編第1弾です。茅場晶彦の計画によって「SAO」の世界に閉じ込められてしまったキリトとアスナの出会いと、ゲーム序盤での二人の活躍をえがいています。

    キリト以上に尖ったソロ剣士としてゲームの攻略にいどんでいた初期のアスナが印象的です。本編ではすでに解決している事件を振り返った短編集なので、肩の力を抜いて読むことができるのですが、第2巻および第8巻に収録されている短編のような完全なサイド・ストーリーといった感じではありません。いちおう本編につながるストーリーということもあるのか、思いのほかシリアスな雰囲気になっています。

    情報屋のアルゴは魅力がじゅうぶんにえがかれており、「ビーター」のキリトに対する反感をかくさないキバオウもキャラクター性が強いのですが、もうすこしキャラクターが遊べるような緩さがあってもよかったのではないかという気もします。

  • なるほど。ノーマル版では描かれなかった細かい背景までしっかり描かれてる。プログレッシブ版は深く内容が追えるなぁ(°_°)

    アスナとの出会いから一層クリアまでの章、アスナが決意する所で終わっているのが良かった。

  • ソードアートオンラインの番外編、第1巻。本編では語られなかった枝ストーリーを丁寧に書いてくれています。その事でより一層キャラクターに思い入れがし易くなりますね。

  • アニメのSAO初期が好きで、原作本も読んでみようと意気込み購入。
    本編の内容はアニメで観てわかってるので外伝的なプログレッシブから…(笑)
    SAOでの世界や機能、人物像…などなど色々詳しく書かれていて楽しいです。

    あぁ…既刊数20巻以上有るので全巻読了にいつ到達できるかな。

    2年後のアニメシリーズ迄に読み終わりたいです。

  • ライトノベル

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著者プロフィール

第15回電撃小説大賞《大賞》受賞。受賞作『アクセル・ワールド』にて電撃文庫デビュー。代表作『ソードアート・オンライン』は全世界累計発行部数2,600万部を突破。著作は60冊以上におよぶ。

「2023年 『デモンズ・クレスト2 異界∽顕現』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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