キノの旅XVI the Beautiful World (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 113
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048869805

作品紹介・あらすじ

人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の物語。全10話収録。

感想・レビュー・書評

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  • 中学からの愛読書
    年もとるわけだ。

    スーッと読めてよかった。
    あとがきのネタがまだあるとこがすごいよね。

  • フォトの日々。2話収録。
    フォトのまっすぐさに、すごくほっこりする話ばかりだから好きなんだよなー

  • 久しぶりにキノの旅を読みました。一番好きだったのは「血液型の国」。展開は読めちゃうけど面白かったです。「恋文の国」も切なくてしんみりする良い話でした。あとがきまで面白く読める小説って素敵だと思う(笑)。

  • 「育てる国」、「飲酒運転の国」、「血液型の国」は、社会問題や文化への風刺・皮肉がきいていて面白かった。
    現実の飲酒運転の規制が緩いのも、この国と同じくらい馬鹿げたことなんだけどなぁ。

    「死人達の国」は、相変わらずの発想のおもしろさ。
    ゾンビで溢れた国の殲滅作戦に参加するキノ。
    掃討が完了し、歓声に沸く人々の中で、ゾンビに襲われかけた兵士が一言。
    「人類の敗北だ。」
    果たしてそれはどういう意味か?というお話。
    実際、ゾンビの真実がああだったら、私はどうするだろうか。

    「恋文の国」は、喜びと悲しみを綯い交ぜにた感じが「キノの旅」っぽい。
    しかし、前巻に始まった「フォト」のシリーズは、おもしろいことはおもしろいのだが、「キノ旅」らしさはない。
    別作品にするべきというほどではないが、なんとなく違和感を感じる。

  • 旅する者と、しない者

    【内容】
    再登場のフォト。やっぱりこれから準レギュラー化か。

    【感想】
    わりとふつうの小説になってきたような気もする。

    (2013年03月25日読了)

  • 久々のキノの旅。
    今回は「フォトの日々」も2編収録、いつもどおりシズ様の話も1本で、
    ちょっとアンソロジー?的でキノの影ちょっと薄かったかも;

    が、巻末の「フォトの日々 残されたもの」は、震災から2年の
    今日読んだことに運命を感じるような話で泣けました…
    最後の1ページもまた泣ける。

    また、「血液型の国」は最近ニュース記事か雑誌記事かで
    血液型の自分勝手な記事を読んでイラっとしたばかりだったので
    スカっとしました。ホント、診断なんてこんなもんだよね!

    あと、「恋文の国」はお約束でbが巻頭、aが本文ですが
    aの最後の1行、bの最初の一行の意味がわかると泣けます。

  • 数年ぶりに読んだが、変わらずに面白かった。最後まで読んでから、カラー口絵の恋文の話を再読して、けっこう伏線いっぱい張ってたんだなーとちょっと感動したり。
    キノがちょっといいやつになってて驚いた。前はもっと冷たいというか、良くも悪くも無関心だった気がしたんだが。

    あとがきはとてもよみにくかったけどな!

  • 【図書館の電子書籍はこちらから→】  https://web.d-library.jp/titlib_e/g0102/libcontentsinfo/?conid=210225

  • 注:残酷・暴力的な描写が(少ないが)あるので、学校図書として置くかどうかは慎重に(例:人間の頭部に銃弾が当たり、顎から上だけが吹っ飛ぶ、脳が飛び散る等)

    内容:
    「「ひとつの国に滞在するのは3日間」というルールで様々な国を訪れる旅人キノと、その相棒で言葉を話す二輪車のエルメス。キノたちが訪れる国は個性豊な人たちが暮らし、キノと様々な形で出会い、そして別れていく。」
    ベストセレクション、コミック・アニメもあり。

    第16巻:
    「心に残るのは―私たちの歴史を作るのは― いつも、いい記憶ばかり―都合の、いい記憶ばかり」 -Sweet Memories vs. Sweet Memories-
    発売日:2012年10月10日
    登場人物:キノとエルメス、シズと陸とティー、師匠と弟子、フォトとソウ

    もくじ
    ●第一話「死人達の国」
    ●第二話「育てる国」(シズのお話)
    ●第三話「飲酒運転の国」(師匠のお話)
    ●第四話「血液型の国」
    ●エピローグ「恋文の国・a」
    ●フォトの日々「見えない真実」
    ●フォトの日々「残されたもの」
    ●あとがき

  • 写真はすごい

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著者プロフィール

2000年『キノの旅 the Beautiful World』でデビュー。アニメ『ソードアート・オンラインII』の銃器監修も担当。

「2023年 『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインXIII ―フィフス・スクワッド・ジャム〈下〉―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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