マグダラで眠れII (電撃文庫)

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著者 : 支倉凍砂
制作 : 鍋島 テツヒロ 
  • アスキー・メディアワークス (2012年10月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048869850

マグダラで眠れII (電撃文庫)の感想・レビュー・書評

  • マグダラの2巻。
    普段行く図書館にはおいてないので、1巻からだいぶ経ってしまいました。

    ロレンスとホロのペアより、クースラとフェネシスのペアの方が初めからラブラブ度が高い感じがしますね。
    クースラがいろんなちょっかいを出すあたり、フェネシスが可愛くて仕方がない感じです。
    これからイリーネが仲間に加わることになると、2人の関係の変化とかも出てくるのかしら?
    3巻も一緒に借りてるので、続きを読むのが楽しみです。

  • 3月12日読了。図書館。伝説の金属と移ろう民の想い。

  • 理想郷が崩れ、新たな地を目指すために奔走する話。
    ちょっと身につまされる。

    日本刀の刃紋を思い出した。

  • 評価:☆4.5

    眠らない錬金術師クースラと白い修道女フェネシスが紡ぐ、その「先」の世界を目指すファンタジー第2弾。

    近々異教徒最大の鉱山の町カザンに入植があることを聞くクースラ達。それは工房のある町グルベッティが戦争の最前線ではなくなることを意味する。
    カザンの入植の波に乗るべく手柄を立てようと画策するが――?

    というのが今巻のあらすじ。

    心地よい会話の応答はいつも通り。
    ソペイテスのような食えないおっさんキャラの言葉の切り返しなんか特に好みです。

    未亡人であるイリーネをも容赦なく攻め立てるクースラですが、それだけ自分の夢を必死に追い求めていると思うとそこまで酷いとは思わないかな。
    全てを犠牲にしてでも夢を、マグダラを追い求めるのが錬金術師だというのならその在り方の方が自然に見える。
    フェネシスが錬金術師のことを子供みたいだと評したけど、そうなのかもしれない。
    そして子供っぽい、馬鹿だと言って一笑に付すのは簡単だけど、そうやって馬鹿みたいに突き進むっていうのは簡単にできることじゃない。
    こういうキャラが主人公なのは珍しいと思うから新鮮。

    クースラとフェネシスの仲は良い感じになってきましたねw
    俺がそばにいるとか、俺がそばにいるだけじゃ不満なのかとか、お前だから助けたんだとかもうほぼ告白じゃないですかやだー!
    フェネシスもまだちょっと信じきれないというか呑み込めないと言った具合なだけでまんざらじゃないのは明らかだし、もうお前ら結婚しちゃえよ(^q^)

    町娘verのフェネシスも似合ってると思うけどなぁ・・・w

  • 特に話の進展はなかった。雰囲気が良いね。

  • 一巻目がなかなか硬派で面白かったので、二巻目も購入。
    一巻以上に地味です!とても!(笑)
    一巻はまだ最後にアクション的な意味での盛り上がりがあったのですが、この巻にはそういう派手さはありません。
    言葉と言葉、意地と意地のぶつかり合いがひたすら描かれ、動きという意味ではとても地味です。
    でもだからつまらないのか、と言われたらそういうわけでもない。

    クースラの『ありとあらゆる手段を持って、目的の為に邁進する』姿勢は好きです。
    そのためには、『か弱い乙女』を利用することも脅すことも多少の乱暴をはたらくことも厭わない。
    性格悪いなこいつ、とは思いますが、性格が良くては生きてはいけない世の中であり、職業なんでしょう。
    その中で、フェネシスの頑固な素直さは清涼剤です。
    ただ、彼女も生まれ育ちのせいで色々と難儀な性格をしているのですが、それも少しずつ成長しているのが見ていてほほえましい。
    ウェランドの『ウルちゃん』って呼び方可愛いなって思いました(笑)

    しかし、暗喩隠喩まみれで文章がわかりにくいのは個性としても、ところどころ、『意味がわからない』箇所があるのは頂けない。
    よく考えればわかる、のかもしれませんが、『それ』とか『これ』とかが何を指しているのか分かりにくいので、そこで流れが止まってしまう。
    持ち味です、と言われたら、そうですかあ……としか言えませんが。
    ただ、基本的に『よく考えないとわからない』その文章が世界を構築する上で重要な要素になっているのは間違いないかな、と思います。
    何でもかんでも明かしてしまう『安易すぎて無味乾燥』な文章よりはよっぽどかみごたえがあって美味しいです。
    三巻がどういう方向に転ぶのかわかりませんが、読んでみようと思います。

  • 第2巻を読破。

    前回のラストで順風満帆かと思われたクースラたち錬金術師ですが、世間はそう甘くなかった、と。

    戦場の最前線だった町が、しばらくすると最前線ではなくなるかもしれない――という噂が届いて。

    彼らが住む町が最前線でなくなると、クースラたちの研究もろくに出来ないわけで。

    なので、クースラたちも新たな町へ入植するため、いろいろ試行錯誤するのです。

    前任の錬金術師がかなりすご腕だったらしく、鉄の精錬もなかなかうまくいかなくて。

    で、やっと見つけた“可能性”は伝説の金属・ダマスカス鋼を精錬する、というもの。

    聖歌隊から引き取られたフェネシスも、すっかり錬金術師の見習いっぽくなってますねww

    相変わらずクースラにからかわれているけれど。



    でもなんかクースラの気持ちもわかるなあ、とか思ったり。

    なんだかからかいたくなるよねww

    真面目で素直だからなあ。

    今回、クースラがちょっとうたた寝するシーンがありましたね。

    ふむ、ということは別に眠らなくはない、ということか。

    プロローグの灯りのやつ。

    あれちょっと実物がほしいと思ってしまいました。

    それくらい描写がすてきでした(*´▽`)

    クースラとフェネシスのやり取りもすてき。

    師匠と弟子というか、保護者と被保護者というか、恋人未満って感じもいいな、と。

    ラスト方面では思わずニマニマ(・∀・)ニヤニヤしてしまいました。

    さて、新しく鍛冶屋組合の組合長さんも仲間(?)になったことで、クースラたちは新しい町へ行けるのか。

    第3巻の発売が楽しみですね。

  • 相変わらずの回りくどい文章。だがそれがいい!!

  • クースラひどい!!
    手段のためとはいえ、イリーネさんをいじめるなーw

    ・・・・っていうのが、感想かな?

    これからどうなのかかが、楽しみ。

  • 2作目。

    1作目ほどの緊張感はなかったが、それでも読ませる構成はなかなか。
    最後はちょっと???だったが・・

    また次作に期待。

  •  この小説は舞台こそ中世風ではある。当然作中の技術もそれに基づいた(綿密な調査を踏まえたものであるのがよく分かる)程度のもの。けれど、登場人物たちが抱く求道者としての身を焦がすような思いは、現代の錬金術師である科学者・研究者が抱いているものと全く同じだ。技術や予算が集まる場所を求めること、スポンサーの気を引こうとすること、技術者連中と上手くやらなければならないこと、手の届かない夢を追い求めること、自分よりはるか優れた人間を見て歯噛みすること、実用性より真理を志向すること・・・この作品のファンタジー性というのはあくまで装飾であって、そもそもこれは科学者小説なのだろう。理系出身の筆者ならではだと思う。

     物語の内容に関しては、フェネシスが解を導き出すところが1巻と同様に見事だった。そのキャラならでは視点とか感情が新しい発想につながる、そしてその発想はそのキャラ無しに生まれ得ない。そういう構造を作るのが上手いなぁと。
     あと人間の心理や行動の傾向に対する深い洞察が随所に感じられるのも素晴らしい。行動経済学や心理学の本をよく読んだ上なのか、それとも人間観察を積み重ねたことで筆者の内部から生まれたものなのか。おそらく両方なんだろうけれど、こういうのを人間が描けているというのだろう。
     個人的な話をすれば、目的が見つからずふらふらおぼつかない足取りで歩いて、時に自暴自棄なふるまいもしてしまうフェネシスが自分に重なってしょうがなかった。(ケモミミ美少女におっさんが自分を投影するとか気持ち悪いことこの上ないな!)科学者の卵として錬金術師2人に感情移入してしまうのは当然とは言えるのかもしれない。でもフェネシスにまで・・・。なんというか自分との親和性が非常に高い小説だなと思う。

  • 1巻では単純な救出劇(?)に終始していた感もあったけど、今回は主人公とヒロインの内面についてかなり掘り下げられている感じ。個人的にとても面白かった。内容としてストーリーのエンタメ性よりも人物の心情にフォーカスをあてていたのでそういうのを求めていた人には物足りないかも。しかしボーイミーツガールとしてはすごく新鮮な関係性だと思うので、そういう面白さもある。ただ全体としては精錬などの描写が濃すぎたり話の筋が読みにくい部分もあったので、評価5と迷ったけれど4に。とりあえず大好きです。
    世界観に浸ってのんびり話を追っていくのが好きという方にオススメ

    あとフェネシス何あの可愛い生き物w

  • 主人公のクースラや相棒のウェランドをはじめほとんどの登場人物が頭のいいキャラのため、会話や錬金術にまつわるあれこれについてがしっかり考えながら読まないとなかなか理解しきれない。
    読むのに気合がいる作品。
    その分面白さは折り紙付きですが。

    また、そんな難しさにあふれる中で癒しとなるのが、ヒロインのフェネシスの存在。
    この子は基本的に錬金術のことはほとんど知らず難しい会話に入ることも無く。
    そんな彼女が必死に頑張る様は素直に応援したくなる。
    クースラとの関係が今後どうなっていくのか、そこにウェランドがどう絡んでいくのか・・・
    錬金術だけではなく、3人の関係も大きな見所です。

  • やはり狼と比べると…
    狼の時は緊張感とその中でのホロ、ロレンスの本当に濃いやり取りが魅力的だったけど、マグダラではヒロインの弱さもあってやり取りも今一つ。
    ストーリーもどうも分かりにくく、ヒロインの衣替えなど何の伏線にもなってないのでかえって混乱してしまった。

    全体的に残念な感じ。次巻は読もうかどうか悩み中。

    ところで、男性キャラクタのイラスト、顔の大きさと体がアンバランスで違和感を感じるのだけど。女性しか描き慣れていないのかな。

  • 異教徒討伐の前線が移ることを知ったクースラたちが,自分たちも前線へと同行してもらうべく,偶然漏れ聞いた伝説の金属の冶金を実績にしようと躍起になる話.前巻とチラっとしか出てこなかったにもかかわらず存在感のあった鍛冶屋組合の女主人が今回のもう1人の主人公,支倉さんの描く肝っ玉おかみはみんな味があってよい.時代を生きた老人たちの威圧感も支倉さんらしい.
    ただ,女主人の謎の信念にスポットを当てすぎていたせいか,あまりひねりのあるようなオチではなく,淡々と進んだ印象だった.クースラがいちいちフェネシスに対してセルフツンデレで攻め立てているので,読んでてイラっとするのは仕様ですかね…

  • 中世の錬金術師をイメージしたライトノベル第二巻。

    やっぱり、狼と香辛料に比べると、どこか物足りなさを感じる。
    が、コンセプトにずれがなく、面白い。


    以降、雑感。

    時に、他人を蹴落とし、脅し、嵌めてでも、
    自分の目的(マグダラ)を追い求める姿というのは、
    憧れ半分、呆れ半分。

    けれども、成功している人や魅力的な背中を持っている人の多くは、
    子供じみたマグダラを目指していた・・・。

  • 簡単にまとめると、現在の街が異教徒討伐の最前線であるがゆえに特権的な立場であったのに、その前線が別の街に移るためになんとかして主人公たちが騎士団に取り入る策を探る話である。

    前巻では「錬金術が思ったよりも地味だな」と感じたが、今巻ではそもそも錬金術があまり登場しなかった。
    それよりも街の人間とのやり取りがメインだったように感じる。
    ともあれ次巻では舞台を移し、新たな仲間を迎え入れてのスタートになることだろう。
    そして今後どのように物語が展開し、どのようにして主人公が「マグダラ」に至るのかが期待だ。

    あと前巻でも思ったけど、主人公イケメンすぎるだろ…。

  • 第2巻。近々、戦争前線が移動すると聞きつけたクースラとウェランド。それは現工房の待遇低下を意味する。なんとかして新前線の好待遇な工房へと移動したい二人は、伝説の金属・ダマスカス鋼の秘密を暴き、それを手柄にチャンスをつかもうと画策するが――。
    ダマスカス鋼の謎、フェリシスの成長(ほんの少しだけど)など、ハイライトも全部ひっくるめてまるまる一巻新天地への布石という感じでした。今後あの人はメンバーに加わるのか?いきなり新天地に移動するのか、それとも道中にもページを割くのか?まだまだ最終目標達成はなさそうだし、3巻を読んでみないと今後の方向性がつかめなさそうです。
    そして、今巻では何よりクースラの非道っぷりとセクハラっぷりが印象に残りました(笑)間違いなく奴はドSだ。

  • 好きな声優だからってわけじゃないけど、
    フェネシスの脳内CVは花澤香菜ですw
    敬語で意地張る感じとかリアルに再生されます。

    さて、
    第2巻ということで世界観もクリアになってきましたが
    やっぱりヒロインのフェネシスが弱いですね。ホロと比べると。
    ちょっと空気になることが多い。
    可愛さは認めるに吝かではないですがw

    物語的にも、堅実で含蓄のあるお話ではあるのですが、
    1巻の頃の様な何が起こるのかというような期待感は無く、
    正直淡々と終わった印象すらあります。
    まあ、状況的に先が予想できちゃうのが問題でしょうねえ。

    次巻はもうちょっと盛り上がるといですが。

  • フェネシスのわん娘っぷりが可愛くて可愛くて。クースラが嗜虐心をそそられ、庇護欲にかられるのも若干分かる気がする。ちょいちょいやり返すことを試みだしたフェネシスだけど、それでもやっぱりあしらわれてしまう展開を所望します。今でもぶっちゃけやってることはほぼ終始イチャイチャだがな!ソペイテスさんに何ともいえない渋さ・かっこよさを感じた。

  • オチ弱わ…….前作の二人組ならいいんだけど,この3人組だといまいち.それにしても猫系だったんだ.

  • 支倉さんの新作第2巻!

    一言で感想を言うならば!・・・まだまだ様子見の段階かな汗

    やはりまだ最初の段階なので、人物の設定など、大まかな下地を作ってる印象
    ただ、この下地が出来上がったとき、どんな物語が展開していくのだろうと思うと、ワクワクが止まらないです♪
    随所にみられる作り込みの丁寧さが、その期待をさらに煽ります!

    他のラノベのような派手さはないのかもしれないけども、安心して読める作品でした。

  • 錬金、製錬よりもドラマに重きを置いたかなと思った2巻です。
    ダマスカス鋼の製造は個人的に知っていたこともあり、オチの予想はだいたいついてましたが、イリーネの人柄を見れたのは良かったです。

    次巻も期待。

  • 錬金術の描写は鉱物の精錬ばかりでした。狼の時もそうですが「謎解き❓」と正直じゃない恋と呼んでいいのかわからない気持の微妙なやり取りが微笑ましい作品でした。
    狼の時より恋話存在がわかりやすいので、ついついさっさとしっかりくっついてしまえとも思うのですが、勢いだけでない一緒に生きるということの覚悟とか状況とかを見せてくれるのではないかと期待しています。

  • バイオレンスなシーンは無く、主にミステリーとラブコメ。ラブコメ成分割と抑えめ。

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マグダラで眠れII (電撃文庫)の作品紹介

異教徒最大の鉱山の町カザンに、近々入植があると気づいた錬金術師のクースラとウェランド。それは、工房のある町グルベッティが戦争の最前線ではなくなることを意味していた。二人はなんとかカザン入植の波に乗るべく、手柄を立てようと画策する。そんな時、二人のもとに"伝説の金属ダマスカス鋼"の噂が舞い込んでくる。どうやら鍛冶屋組合の若き長である少女イリーネが、その金属の秘密を知っているというのだが-。眠らない錬金術師クースラと白い修道女フェネシスが紡ぐ、その「先」の世界を目指すファンタジー。シリーズ第2弾。

マグダラで眠れII (電撃文庫)のKindle版

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