- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048911719
感想・レビュー・書評
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話の冒頭、テンポが良くデビュー作と同じようにサクサク進むかと思いきや、後半主人公が絵を描く描写がつらつらと続いていき、停滞ともとれる冗長な流れにやや辟易してしまいました。受がずっと絵を描いている間に気が付くと二人もまとまっていてEND。受にも攻にも感情を込められないまま終わっていた印象です。結局あの絵を描く流れに何の意味があったのかわからず、最後は途方に暮れてしまいました。つかみは良かったんだけどな。
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受けを甲斐甲斐しく世話する攻めとか大好物なのだけど、諒一の第一印象の悪さが払拭できないまま終わってしまった…。
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前に読んだ「空の蒼」がなかなか良かったので作家買い。
さっき読み終わった月村さんのと同じような傾向?ウダウダ生活力無しの駄目っ子系受け話だった。
立て続けに珍しく引いて自分でびっくり中。
こちらの方は年上保護者甘やかしキャラなので好きな人はとことん好きでごちそうさまです!状態になりそうな気がした。
設定がツボだととことんツボだろうなー
そんな感じ。 -
主人公の翠は可愛いのですが諒一の最初の印象が悪過ぎて挽回できずイラストもイメージが違って残念。話は面白かったので好みの問題です。
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ひたすら攻めが受けを甘やかす、甘ーいお話でした。こういう設定は萌えなので楽しかったです!しかし土偶な泣き顔に落ちたとは~(笑)
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ストーリー作りが念入りで、読ませる作家さん。
前作同様この作品も楽しいだけ、悲しいだけではなくて、さらに心に響くものがありました。
翠がどうして目の前の幸せに気付かないようになったのか、なぜそこまで絵を描くことに没頭するのか、わかると胸が痛くなります。
でも、翠の持つちょっと子供っぽくてぬけてる部分が、そういう痛ましさを軽減してくれるんですよね。そして、ほっとけない気持ちにさせるのです。
互いの姉弟が結婚することになって顔合わせをした諒一と翠はその席で大喧嘩をしてしまいます。翌日謝ろうとやって来た諒一は、パンパンに泣きはらした顔の翠にズッキューンとなってしまいます。
どうして、翠を好きになっちゃったかということが面白くて、なんだかするっと納得できました。
相性サイアクなところから、だんだん近づいていくというのに胸キュンでした。
諒一の気持ちにまったく気がつかない鈍感な翠は、年上男のおせっかいに口うるさいお父さんかオカンのようだと思い込んでしまうのですが、実は心のどこかで何だか心地良いものを感じたりもしているのが微笑ましいです。
翠視点なので、諒一がほんとにオカンに感じられます。かいがいしい。身の回りのことはまるでダメダメな翠は、餌付けされてお世話されっぱなしに。ちょっと、うらやましくなってしまいましたww
ふつうだったら、そんなに甘やかしたら堕落?しそうなんですが、翠の背負っている苦しさを考えたら、もっと甘やかされてもいいと思えます。
登場する食事やデザートがとってもおいしそうでした。
諒一が年上で、頑固だけど余裕のある優しさを持つ男なんです。そういうえらそうな男が、年下で絵のことばかり考えてる天然に、いつの間にかめろめろにされて振り回されて、というのがいいんですよね~
エロ的には、今回ちょっと不満が。喘ぎ声がやたら多くて食傷気味になってしまったので。
あと、イラストがいまひとつでした…申し訳ないけど、勝手に脳内変換させてもらいました。
という理由の★の数です。 -
歳の差カップル好きですvv