彼女と僕の伝奇的学問(2) (メディアワークス文庫 み 2-5)
- アスキー・メディアワークス (2012年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048912730
作品紹介・あらすじ
「-皆の者に命ず。この女を、土牢に閉じ込めよ」その言葉に明応大学・民間伝承研究会の面々は戦慄した。太平洋上に浮かぶ九重島のある村を訪れた一行。そこは"神"をその身におろす巫女-"オガミサマ"たちが治めていた。研究会会長・楓の知人の少女・沙織が今年"オガミサマ"となる儀式に臨み、研究会はその取材を予定していたのだが…かくして彼女に宿った「何者か」の宣託により、楓は村人たちに幽閉された。解放を目指すメンバーは島の調査を開始する-。
感想・レビュー・書評
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おきまりなストーリーだけど。でもラストが気になります。
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民間伝承研究会が、会長の知り合いがシャーマンになるための儀式を取材に行ったところ、何かにとりつかれた彼女によって、会長が閉じ込められてしまいます。そして残ったメンバーは島について調査を進めていきます。
前巻と違い、今回は巻き込まれる話でした。
今回も読みやすく、特に最後の方は一気に読んでしまいました。
しかし、前巻ではあった主人公たちの成長を書くような場面があまりなかったりして、ちょっと物足りない感じがします。 -
一作目に比べればコレジャナイ感は弱まって、普通に冒険小説的ラノベになったと思う。微妙に子供っぽい嫉妬感みたいなものに駆動される所作が、あまりストーリーに関係なく紛れ込んでたり、ホシノルリ的な記号と化しているキャラのスーパーぶりで問題が解決したりとか、展開としてどうかな?という店はあるけれど、それは不思議系上司でもそういう味付けはあったから、この作者の特徴ということで。でも、スクール水着を平然と持ってくるヤツを中学生と間違っても失礼じゃありません(おっとっと)。
気になったのは九字なんだけど、陣か陳か、列か烈かとかあるし、前じゃなく行とかも見かけたことがあるけれど、前を然というのは初めて見たのですがこれの出典はどこかな? -
面白いから次々と読み進む~
主人公が美女に囲まれるってことが数少ない不満です(笑) -
設定がおもしろいので期待していたけど、正直いまいち。人物が固定されていない。語り部以外が何をやっているか、何を考えているか描けていない。わざとだとしたらみんなぼーとしすぎ。それとタイトルに沿っていない。期待した分だけ辛辣になって申し訳ない。
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再び民俗芸能モノ。
ちょっとチープ? 割と序盤で設定が読めてしまって、実際その通りだったのが残念ポイント。伏線が比較的ありきたりで新鮮味はなかったかなぁ。
題材や深め方が面白いからこの作者さんの作品は好きだけども、このシリーズはミステリーでいうところのトリックが甘くて楽しめないのが残念。
そして、この作品、毎回ここぞって時にまず動くのが年齢的には最年少のはずのゆきちゃんってのがなんとも(笑)主人公もっとガンバレ。ついでに、恋愛模様を絡めたいのか絡めたくないのかよく分からない微妙な加減がもどかしいんですが…七海さん、桜花さん、もっと派手に動きませんかね?
次回にも期待です。 -
一巻よりも面白かった
ハラハラ感もあったかな
三巻でたら買うだろうけど、どうやって完結するのかも気になってきてしまうー -
話自体は単純で三角関係になってしまった登場人物を中心としたものだったが、そこに民俗学を取り入れているのが面白い。
前回少しだけ出ていた主人公とヒロインの三角関係はあまり出てこなかったが次の巻に決着がつくのだろうか。 -
今回はシャーマン。ただ、話の展開が一作目とだいたい同じでワロタ。
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今回は会長さんが・・・。前回もですがドキドキハラハラで1日で読んでしまいました(笑)