不思議絵師 蓮十<二> 江戸異聞譚 (メディアワークス文庫 か 4-2)

  • アスキー・メディアワークス
3.70
  • (6)
  • (33)
  • (20)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 170
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048913331

作品紹介・あらすじ

今日も花のお江戸には不思議な事件があふれている。描くものに命を吹き込む不思議絵師、蓮十の周りではおかしな事ばかり。蓮十にいつもやきもきの地本問屋のお嬢さん小夜。いなせで破天荒な悪冶の歌川国芳。二人も加わり、江戸の町をいったりきたり。十軒店の雛市で、鼠除けの絵から猫股が抜けだしたって?そりゃ大変だ。実は蓮十が描いた絵で。放っておけないとばかりに、蓮十と国芳は猫股をふん捕まえようといさむのだが?江戸の情緒あふれるふしぎな浮世絵物語。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 蓮十の過去に関わる人物がちらっと登場。
    次回は、大きく盛り上がってくるのかな。
    猫またどんの、武士っぽいキャラクターがとっても良い!
    今後も登場してほしいです。
    しかし、他のキャラクターにいまいち魅力が感じられないのが残念。。。
    やきもちを焼くばかりで、何の特技も無い様な小夜お嬢さんには、特にがっかり。戯画の3匹とお手玉で遊ぶって、いったい何歳?

  • シリーズ二作目。
    一作目と変わらない、絵が抜け出すことで起こる事件を解決していくというパターン。
    気軽に読めます。

  • 面白いけど、表紙の絵がかわいすぎてイメージ違う。

  • 連十の過去がちょっと出てきます。

  • 今日も花のお江戸には不思議な事件があふれている。描くものに命を吹き込む不思議絵師、蓮十の周りではおかしな事ばかり。蓮十にいつもやきもきの地本問屋のお嬢さん小夜。いなせで破天荒な悪冶の歌川国芳。二人も加わり、江戸の町をいったりきたり。十軒店の雛市で、鼠除けの絵から猫股が抜けだしたって?そりゃ大変だ。実は蓮十が描いた絵で。放っておけないとばかりに、蓮十と国芳は猫股をふん捕まえようといさむのだが?江戸の情緒あふれるふしぎな浮世絵物語。

  • 二作目。いくつかの事件を通じて、少しずつ恋愛関係も進んでいる。
    2014/6/17

  • 「ん、もう!蓮十の野暮天!!!」
    小夜と一緒にジタバタしたくなります。
    二人の恋路が気になります。
    蓮さんの過去も気になります。
    猫もまたどんも気になります。

    「でも蓮さん!酒ばっか飲んでないで、早くたくさん絵を描いてください!
    だって、蓮さんが絵を描かないと、第3巻が出ないじゃないですか!!」

  • もお〜〜〜〜二人早く付き合っちゃえYO〜〜〜っ!!!

    しょっちゅうヤキモキした巻だった
    蓮十のことを野暮豆腐だなんて言うけれど、
    小夜ちゃんだって同じなのがまた微笑ましいなw

    相変わらず生き生きと、江戸の町の様子が描かれていて楽しい

    自分もいっそ蓮さんの不思議な絵の一枚になって
    近くからその生活を一緒に見守っているような
    そんなリアリティというか親近感でもって作品に入っていける

    2巻は、
    鼠避けの猫の絵の話
    初物の食べ物をめぐる話
    ろくろ首の話
    の三本

    豆腐の鍋が早く煮立つといいねぃ

  • シリーズ2作目


    第一話 鼠と猫
    第二話 青葉若葉
    第三話 ろくろ首の娘

  • シリーズ第2巻。

    2巻になると、絵から飛び出てくる設定は当たり前のことになるので、話の大きな筋には、特に大きな動きはない。
    でも、猫又どんが、かわゆ過ぎる。

    連十と小夜の進展が、思ったより見られたのはよかった。
    続きが読みたくなるシリーズだが、だらだら続かず、あと数巻でテンポよく終わるといいな。

全16件中 1 - 10件を表示

かたやま和華の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×