フルスケール・サマー (電撃文庫)

著者 : 永島裕士

• アスキー・メディアワークス (2013年8月10日発売)

作品紹介・あらすじ

夏の始め。転入生の少年・慶介は席が隣になった少女に懐かれた。教科書や地図帳にミリタリーだったりガ○ダムだったりな、落書きをしていたその変な子の名前は、春日野鮎美。昼休み、彼女に案内された先には-なんと、自衛隊が有する90式戦車が!!どう見てもホンモノのそれを、鮎美はなんと"プラモ"だと言う。すごいけど迷惑なこれらの作品たちのせいで生徒会から目を付けられた模型部を守るため、慶介は協力を求められることになるが-?奇妙な少女たちとの出会いが、平凡だったはずの夏を変えた…。"原寸模型部の夏"を描く青春エンタテイメント!

感想・レビュー・書評

[gf111さんの感想 · 2018年10月7日]

アツくて楽しい部活やった。
なんかを製作する話はええな。
作者がロードスター乗りなんも気に入った。

[のこさんの感想 · 2017年4月16日]

１巻のみ。
ロボット(？)を制作して、競技に出る女の子達(ひとり男含む)の話。もっと女の子に出番があれば良かった。
競技のクライマックスは感動。

[1m.さんの感想 · 2014年10月10日]

原寸模型部――この一言に惹かれるものがある人は、読んで損はしないと思う、そんな面白さのある一冊。
どうしても読者を選んでしまうのかも知れないけど、男の子なら誰だって血が騒ぐものがあると思うのだけど、どうなのだろう。
続巻の予定はないのだろうか。

[carele-smithさんの感想 · 2013年9月17日]

ビバ青春！！

フルスケール・サマー　（けーた）
http://blog.livedoor.jp/akinator/archives/32887114.html

[esoragoto113さんの感想 · 2013年9月8日]

爽やかな青春でおもしろかったんだけど、メインヒロインが明らかに鮎美から愛撫に移っててもっとコンパクトにできるんじゃないかなと思ったりした

[disktnkさんの感想 · 2013年8月21日]

模型部に執着するヒロインと、彼女に巻き込まれながらも徐々に本気になる主人公たちの、ひと夏の青春物語。知略戦やらアツいバトルやらを青春ラノベという枠にしっかり組み込んていて、とても面白かった。自律二足歩行する3メートルロボットや、お世話ロボットが当たり前になっている近未来という突飛な設定が、物語の展開にいい味だしていた。
次巻を匂わすあとがきだけど、タイトルが夏縛り。