ゼロから始める魔法の書 (7) ―詠月の魔女 (下)― (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2016年8月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048922760
作品紹介・あらすじ
ゼロの頬を伝う涙――その理由とは。
世界の破滅と再生へ舵を切る、魔法書ファンタジー第7弾!!
「これより、世界を破壊する」
そうして――。世界は一夜にして変化した。
その夜、眩いばかりの満月を背に悠然と空を漂う魔女を多くの者が見たと言う。そして、その言葉をきっかけに、ありとあらゆる獣堕ちたちは――。
魔法国家へと変貌を遂げたウェニアス王国へと舞い戻り、主席魔法使いとなったアルバスと再会を果たしたゼロたち。国がきな臭い空気に包まれるなか、彼らの前に現れたのは、教会と魔女を五百年ぶりの聖魔戦争へとたきつけようとする組織〈不完全なる数字(セストゥム)〉の長、"あの方"だった。
その正体が明らかになる時、世界は破滅と再生へと舵を切る――。
感想・レビュー・書評
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今までの事件が起こってはそれを解決するスタイルと違い、解決編なのに事件はなしくずし的にうやむやになってさらに大きな問題が持ちあがる展開で少し戸惑った。
ただ、キャラのやりとりも物語後半ならではの成熟した関係性がよく出ていて、なんだかんだ楽しめた。 -
ようやくサナレ撃破、というか封印でいいのかな。小悪党らしい末路でスッキリ。割とえげつない手法をとったゼロはやっぱり魔女なんだなぁ。まあ4巻ラストの不敵な笑みから考えると当然の行いか。とはいえ一難去ってまた一難。次は十三番をも倒したゼロのお師匠様が相手になる模様。更なる強敵を相手にどう立ち向かうかな。そして神父とリーリはここでお別れらしい。同行すると思ってたから意外。その分別枠で仲間が増えそうですが、こっちはこっちで一悶着ありそうな予感が…(苦笑)