はたらく魔王さま! 0-II (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 182
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048923583

作品紹介・あらすじ

ルシフェルの裏切りで魔王軍が壊滅の危機に!?
『真奥』がまだ『魔王』だった頃の物語、第II弾!

アルシエル率いる鉄蠍族が加わった新生魔王軍内で、幹部ルシフェルの謀反が発生! 待遇への不満から、魔王城を破壊して飛び出して行ってしまったのだ。
ルシフェルが向かったのは、マレブランケ族の勢力圏である南方。魔王やカミーオは、いずれ南進をすべく計画を立てていたが、最強のハグレ悪魔と恐れられるルシフェルとマレブランケ族との接触を危惧し、予定を早めて進軍を決断する!
魔王軍を迎え撃つのは、頭領格のマラコーダ率いる大軍勢。幻術を操り戦場を混乱に陥れる戦術に、魔王たちは大苦戦を強いられる。さらにはマラコーダと組んだルシフェルが敵として現れ――?
魔界の統一を目指す魔王の許に、後の魔王軍四天王となるアルシエル、ルシフェル、アドラメレク、マラコーダが集うまでを描いたエピソード・ゼロ第II弾。大会戦の果てに、魔界と天界の真実が明かされる!

感想・レビュー・書評

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  • 過去編の後半。マラコーダがアドラメレクが生き生きと活躍していた。

    活躍を実際に読んでしまうとこいつらも生きて日本で生活してたら面白かったかもなぁとかも思ってしまうな。

  • 読了。魔王さまの番外編です。魔王サタンやアルシエル、ルシフェルの出会いなどなど。これで魔王さま完結です。

  • 【電子書籍】『魔王軍』始まりの物語その2。0-Iの続きで四天王最後の一人マラコーダをはじめ、マレブランケ族を仲間にするまでが語られます。ときには敵として、ときには味方として共闘しながら少しずつ仲間を増やしていって、集団を作り上げる。そういう熱い展開がとても良いです。発刊順ということで次はSPへ。

  • 歴史があります。
    今見えることから、想像できることがありますが、
    こうして本という形で、物語にしてくれるから
    キャラクタの歴史を知ることができるんですね。
    こんな時代を経て今の時代に繋がっています。

    99%のカカオを
    食べた時の気分を思い出す掌編が
    この世界らしさを感じるんですよね。
    あまりに重い世界だけではなく、
    なんでもないチョコレートを食べる話を描いてくれるのが嬉しいんです。
    なんでもない序章なんだけど、
    この序章があることが落ち着かせてくれます。

  • 最終巻発売おめでとうございます!賛否両論ありの中、私はとっても否寄りですが、完結はお疲れさまでした、と。0巻のこちらは、はたらく魔王さまの前日譚なのですが、めっちゃ良かったです!ルシフェルは愛しいわ、展開もおもしろいわでやめどきが見つからず1日で読了しました。ルシフェルは魔王軍内では「なんでいるん?」という扱いだけど、サタンにとっては必要な存在なんだなぁと一安心。雑さは親しさの証ですね(本当か)。彼の出番は多いので好きな方はぜひ!一先ず、和ヶ原さんにはルシフェルを生み出してくれてありがとうと言いたいです。

    [追記]
    冒頭にさっそく否寄りの原因の彼女が出てきてたので、ちょっと愚痴ります。
    私は最終巻を読んでません。ちーちゃん無双が始まったあたりから読むのをやめ、レビュー等で最終巻が賛否両論であることを知りました。作者のTwitterに凸ってる方々(海外の方が多くてびっくりした)の怒りはごもっともで、21巻もあって、特典も表紙もほぼ彼女なのに、それであのオチは納得いかないのもしゃーなしと思います。それに、私はですが、アラス・ラムスの登場で彼女エンド確定かと思い、安心もしてました。あえて誰かと結ばれる必要なんてない作品で、なぜあんな展開にしたんだ?いや、もう、本当かわいそう。

  • 0巻に続き、サタン・ジャコブが魔王となり魔王軍を結成していく頃の話。
    悪魔達の生き残りの戦争等、それらの生々しい背景と、魔王がいかにして勢力を拡大したかが描かれている。
    大変興味深かった!

  • おっさん比率が無駄に高いけど、これはこれでおもしろい。

  •  ラノベは感想を書き始めると冊数が多くなる一方だと思って控えていたのですが……まあいいや、書いてしまおう。

     番外編2巻。
     地球での所帯じみた暮らしと差別化するために、魔界編はシリアスぶっちぎりな必要があるんじゃないかと思っていて。でも1冊まるまるシリアスな展開だと重いよなぁ、どうするのかなぁと思っておりました。その辺、いい具合にバランスとれていたと思います。計算されたお話の組みっぷりが安心感抜群。

     魔界編のやり取りを見た後で、現在の会話見ると、いい意味で力抜ける……。そしてなんで魔界で会話しているのに、芦屋、漆原呼びなのか。その落差がいいのですけれど。

     ネタの引っ張り具合とかは、ちょっとやりすぎでないかなーと思うことはあるのですが、キャラが立ってて、筋が通っているので、やっぱこのシリーズ好きです。
     あと、いつかは女性らしい女性悪魔が見てみたいです。今回のはノーカンでいいよね。

  • ルシフェル謀反からの魔王城の銀腕族……この展開で、先日の本編の話と絡んできます。銀腕族が魔物ではなく機械であり兵器であるという事実。すでにイグノラ関連の話が垣間見られます。
    マラコーダのヴィジュアル初登場ですが……うーん……魔物でしたね。

  • 本編開始前の、悪魔たちの戦いの物語と群像劇。彼らの諍いと結束を知り、悪魔としてのキャラの深掘りがされ、さらに本編に影響を与えそうな設定も出て、本作のファンなら楽しめる一冊。それでも本編の進行ををこそ望んでしまう気持ちはある。

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著者プロフィール

第17回電撃小説大賞《銀賞》を受賞。『はたらく魔王さま!』で2011年に電撃文庫よりデビュー。他の著作に『勇者のセガレ』『ディエゴの巨神』(ともに電撃文庫)がある。

「2022年 『はたらく魔王さま! おかわり!!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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