- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048923934
作品紹介・あらすじ
自宅の給湯器が壊れたため、スーパー銭湯に行こうとしていたOLの塔子は、かわいい猫につられて、街の裏通りへ。着いた先には、まるでドラマにでも出てきそうな町屋造りの銭湯が建っている。
「ゆ」と書かれた暖簾を塔子がくぐると、なんと番台には、金髪イケメンのチャラ男が座っていた――!
ひっそりと建つ銭湯「五福の湯」は、カラダもココロも温めて、悩みまでもキレイに洗い流してくれる。貴方も、ひとっ風呂いかがですか?
感想・レビュー・書評
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銭湯に、金髪…某"愛の防衛部"かな!?という不純な理由で購入しましたが、とても良いお話でした。心がほっこり温まる、まさにお風呂のようなお話です。まだ明らかになっていないことがあるように思うので、続編を希望します!(笑)ないかな…
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自宅の給湯器が壊れて、遠いスーパー銭湯に
行こうとした主人公。
猫を追いかけてたどり着いたのが、昔懐かしの銭湯。
連続短編になっていて、番台に座っている男が
自分より年上だったとか、過去の事とか
読んでいくと、少しずつ分かってきます。
昔がいいか、今がいいか。
何を持って店を続けていくのか。
家族がいてもいなくとも、生きていくために
生活するために頑張らねばなりません。
切りたくない部分は、それこそ自分が頑張って
繋げていけばいいと思います。
それをしない時点で、主人公は文句を言っても
どうにもならないと思いますが。
一番最初の、恋愛の続きはどうなったのか
気になります。
気のせいだったのか、そうだったのか
はたまたそれより驚きの現実だったのか。 -
中途半端な展開で、あまり世界観に入り込めなかった。
話を掘り下げるにはストーリーの幅を広げすぎているのか、キャラと作者が迷走しているのか、、、何なんだろうこのスッキリしない感じ。
モフモフの三助は可愛い。
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町の銭湯が舞台の人情話。
4つのエピソードはどれもお風呂屋さんらしくほっこりさせられる。
仕事に疲れたOL塔子が全体の主人公なのだけど、題名的には金髪の番台二郎と猫の三助が主役……いや真の主役は五福湯のお風呂か(笑)
二郎のキャラがなかなかいい。
人なつっこくてお節介だけど、無責任に優しくはないところが読んでて、おっと思ってしまった。
うん、大人だなあ。
物語的にはよくあるパターンではあるので、安心して読める。
ただ恋愛要素は薄いのでそういう面では盛り上がりに欠けるかな。
あと、せっかくのネコちゃんにもっと活躍の場面が欲しかった。
なんなら、新規のお客さんは全部三助が連れてくればよかったのに(笑)
そう言う意味で口絵の4コマが好き(笑) -
職場のS氏が貸してくれました。
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御都合主義だなという印象がでかいけど、流行りを詰め込んだゆるっとお仕事物語。
安心して最後まで読めるかな。うちの本棚に長居はしてくれなさそくだけど、刹那の安堵をくれたからそれで十分です。 -
【カラダもココロもポッカポカ! 幸せなひとときを銭湯で――!!】
自宅の給湯器が壊れたため、スーパー銭湯に行こうとしていたOLの塔子は、かわいい猫につられて、街の裏通りへと誘導されてしまう。着いた先には、まるでドラマにでも出てきそうな町屋造りの銭湯がひっそりと建っている。
「五福の湯」と書かれた暖簾を塔子がくぐると、なんと番台には、金髪イケメンのチャラ男が座っていた――!
ここは愛知県は岡崎市。ひょいと裏通りに入ったところにある銭湯「五福の湯」は、カラダもココロも温めて、悩みまでもキレイに洗い流してくれるという。貴方も、ひとっ風呂、いかがですか?