GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択 ザ・コンプリートガイド

制作 : 電撃攻略本編集部 

• KADOKAWA (2017年2月24日発売)

作品紹介・あらすじ

すべてのミッションはもちろん、新たに登場する採掘モードの情報も網羅し、重力姫キトゥンの冒険を徹底サポートする完全攻略本。さらに、 キャラクターや背景世界の設定画、全コミックイベントも収録したファン必携の一冊。フォトモード用アイテムと3種のタリスマンを入手できるプロダクトコード付き。

■CHARACTER：全登場人物の情報を多数のビジュアルとともに掲載。
■WORLD：新たな舞台となるジルガ・パラ・ラオをはじめ、背景世界について詳細解説。
■STORY：物語の流れを追いかけつつ、膨大なコミックイベントをすべて公開。
■MISSION：全ミッションの攻略情報のほか、採掘モードについても完全解析。
■DATA：タリスマンやフォトモードのコレクション要素など、重要データを網羅。

☆特典プロダクトコード
フォトモード用のオリジナルアイテムのほか、3種のタリスマンを入手できるプロダクトコード。
☆リバーシブルカバー仕様
キトゥン＆クロウの描き下ろしイラストを使用したリバーシブルカバー仕様。
※本プロダクトコードの受付期間は2017年2月24日0:00から2022年2月23日23:59までです。
※本プロダクトコードは複数冊お買い上げいただいても、特典アイテムが入手できるのは1アカウントにつき1回のみになります。
※本プロダクトコードは、日本以外での地域ではご利用できない場合があります。

感想・レビュー・書評

[エフハリストさんの感想 · 2020年6月30日]

以下は、前作である『GRAVITY DAZE/重力的眩暈：上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動 ザ・コンプリートガイド』と殆ど同じレビュー内容です。つまり、本書もまた最高の一冊ということです。

攻略本としてこれ以上ない位のクオリティと満足度です。原作『GRAVITY DAZE2』はコミック風にストーリーが描写されるのですが、それがそのまま掲載されていて、なんと原作未プレイでも本書を買えば楽しめてしまいます(当然、プレイした方が感動は大きいですよ)！勿論、原作をプレイした方が気軽に見返すのにもたいへん助かります！初回限定版に添付されている特典アニメーションの概要も記載されていたり、サイドミッションの一つ一つまで概要が書いてあるわ、フォトモードの画像付きの詳細まであるわ、「ザ・コンプリートガイド」の名は伊達じゃないなと感じました。カバー裏が違う絵になっているなど、「製作者まで大ファンだな？」と感じる恐ろしい作り込みです。あっ、フォトモードは全部自力でやろうとすると根気が必要ですよ(実体験)。
アクションの幅が非常に大きくなり、DLCでなくデフォルトでサイドミッションが用意されたり、採掘場といったやり込み要素等が増えるなど、前作に比べて非常にボリュームが大きくなったため、設定資料的な要素が前作のコンプリートガイドが半分程度だったのが本書では2～3割程度になってます。それでもページ数自体の増加や、なんとDLCのキャラクターまで記載されているので全く不足は感じません。読んでるだけで一日が潰せます。また、何故か開発スタッフさんのコメントではなくなっており、推測的な表記になっています(例:○○ではないだろうか…)。改悪とは思いませんが、少し気になりました。
『GRAVITY DAZE2』は独特な操作感のアクションゲームであり前作に比べ複雑かつ難しくなったため、ゲームに不慣れな方には「かなり」難しいと思います。慣れてても多少戸惑いますし、やり込み要素の採掘場を最後まで出来るのはゲーマーの中でも一握りでしょう…。本書にはストーリーミッション、サイドミッション、レースなどを含んだチャレンジミッション、採掘場まで細かな画像付きの解説が用意されているのですが、画像も小さくテキストの限界を感じました。苦手な人には本書だけでも足りないかもしれません。解説動画などを参照する必要があるかと思います。
『GRAVITY DAZE2』の世界中に散らばったプレシャスジェムの配置までは流石に記載されていません。世界を事細かに巡れば集められるので、自身の目で確かめましょう！
[気になった点]
・DLCのキャラクターの設定資料が記載されていると前述しましたが、攻略までは載ってません。操作キャラクターがキトゥンでないですし、正直なところ初心者ゲーマー泣かせな内容だと思います。DLCのコミックも当然記載されていないので、実況動画に頼るのも…手…かもしれません…。
・デルヴール採掘海溝の解説が進度30までしか記載されてませんでした。ここだけの話ですが本当は50まであります。出来るのはクリア後からだったと思いますし、そうとうやりこんだプレイヤーじゃないとそもそも辿り着けないのでいいのかな…とも思いました。