天然石ねこまち堂は坂の上 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 76
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048925488

作品紹介・あらすじ

スポーツ推薦で高校進学を決めた少女・鈴。彼女は地元を離れ、大好きだった祖父が興した“天然石アクセサリー”のお店へ居候することに。
 しかし! 若くして店を継いだ彼女の叔父・瑠璃は最悪な青年だった。彼は“超”がつくほどのへんくつ屋。生真面目で一直線な鈴は、彼と口論の日々、日々、日々……。だが、そんな中で鈴は温かい出来事に出会う。瑠璃は石を通して不思議な力で客を癒す力を持っていて、同じ血を継ぐ鈴にも“石”にまつわる不思議な力があるようで……?
 坂の上にある“天然石の店”を舞台に贈る、“石”と人との優しい絆の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 表紙の女の子がまさか高校生とは…。いろいろ謎なところもあるけど、二人のやりとりが楽しくてすいすい読めた。

  • イラストは表紙にしかないんだけど、顔怖いな。
    多分角度の問題も大きいんだろう。
    石のお店とか出入りしたことないから、お店のイメージがいまいちつかめない。これもやっぱり表紙イラスト頼り。
    でもなんかもっとごちゃごちゃしてるようなイメージで読んでたな。
    能力や猫さんたちについての詳しい説明はないまま。
    シリーズ化期待ということなのだろう。

  • 高校進学のため、叔父の所へ居候に行く事にした主人公。
    しかしその叔父は、ものすごく態度が不遜な人物だった。

    石から人の記憶をたどっていく、不思議な話。
    それを店主たる叔父が出来るというのが
    何ともミスマッチな感じです。
    そしてぎゃ~ぎゃ~と叫ぶ主人公にも
    それが出来るという不思議。

    しかし主人公もあれですが、叔父もすごいです。
    推薦入学している主人公に、店のために、と
    石の意味を覚えさそうとするとは…。
    長い目で見れば、確かに必要な知識ですが
    相手はまだ高校生で、しかも推薦。
    もうちょっとそちらに重きを置かせてもらっても
    問題がなさそうな気もします。

  • 少女漫画的な展開、軽く読むには良いかな。
    猫が可愛いから許す(

  • ライトのお仕事物語が得意な作者だけど、今回はちょっと違った。
    石の記憶というか、石を通して人の記憶を観ることの出来る女子高生と年若のヤンキーな叔父との物語。
    あと、3匹のネコちゃんもね!

    内容的には人の想いを巡るお話で自分の好きな部類のお話。
    なんだけど、なんというかちょっと微妙だったかな。
    ヤンキーおじさんの態度がちょっと酷い。
    いや、ある意味照れとかあるんだろうけど、なんか会話が楽しくないんだよね。
    これじゃあ、キャラに愛着が湧きにくい。
    あと、悩みの解決方法も、これって石の記憶は普通の人は忘れちゃうんじゃなかったっけ?
    だから覚えている鈴が素質があるわけで。
    なのに忘れているはずの人の気持ちも変わってしまうのは、ちょっと設定矛盾してない? と気になってしまった。
    むしろ、それを見て鈴がなんとか解決の努力をするとか、見た人も忘れずにいて……というような、もう少しファンタジーよりにした方がよかった気がする。

    ちなみに、ネコちゃんはサイコーでした!
    ああ、じゃれつかれたい(笑)

  •  誤字と表現の不一致が気になってしまいました。それで本に溶け込む集中が切れた形になって残念。

  • 【石に込められた“想いと願いの欠片”――。それに触れる力を受け継いだ二人の物語】

     スポーツ推薦で高校進学を決めた少女・鈴。彼女は地元を離れ、大好きだった祖父が興した“天然石アクセサリー”のお店へ居候することに。
     しかし! 若くして店を継いだ彼女の叔父・瑠璃は最悪な青年だった。彼は“超”がつくほどのへんくつ屋。生真面目で一直線な鈴は、彼と口論の日々、日々、日々……。だが、そんな中で鈴は温かい出来事に出会う。瑠璃は石を通して不思議な力で客を癒す力を持っていて、同じ血を継ぐ鈴にも“石”にまつわる不思議な力があるようで……?
     坂の上にある“天然石の店”を舞台に贈る、“石”と人との優しい絆の物語。

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著者プロフィール

第6回電撃hp短編小説賞銀賞を受賞し、デビュー。IT企業勤のかたわら執筆活動を行う作家。

「2023年 『かつてゲームクリエイターを目指してた俺、会社を辞めてギャルJKの社畜になる。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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