ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ (メディアワークス文庫)

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著者 : 三上延
  • KADOKAWA (2017年2月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048926409

ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ (メディアワークス文庫)の感想・レビュー・書評

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  • やっと辿り着きました最終話。

    ビブリア古書堂の店主・栞子さんが対峙した古書は
    最終話にふさわしきかな"ウィリアム・シェークスピア"。そして
    最後の最後まで引っ張られていた母・智恵子失踪の真相に至っても
    海の向こうへと飛んでいくとは、こちらもなんとも最終話らしい終わり方でした。

    "ビブリア"のこれまでを思い起こしてみると、私にとっては5年の月日。
    本を読むことは元々好きですけれど、5年前というと、読書熱が
    緩やかながらにも上がりだしてきていたという頃だったので
    後半の発行が待たされた時などは、いつかいつかとそわそわして
    落ち着かないものでした。あんまり間があいたら忘れちゃう...!

    案外複雑だった相関図。
    発行が待たされてしまった分、忘れかけていた相互関係についても
    最終話では、これまでを遡ってなぞるように進んでいってくれたので
    思い出し思い出し、すんなりすっと古書の世界に入り込むことができました。
    栞子さんんと大輔くんの関係について当初、あらぬ..?...なさぬ?
    全く別の方向への展開を想像していたことが今となっては懐かしい...。(笑)

    そして、ビブリア古書堂で栞子さんが取り上げてくれた数々の名作。
    恥ずかしながら読んだことのない作品ばかりで、これではいけない
    もっと読まなければ 、もっと読みたいと、私の読書熱をさらに
    高めてくれたのも"ビブリア古書堂"でした。

    大輔くんがモノローグでぼそぼそと語る、栞子さんのことを想う
    つぶやきが好きでした。栞子さんの古書についての熱弁に
    頷いたり驚いたり、栞子さんのしぐさを分析して予測して
    危険を未然に防いだり。はてまた栞子さんの予測のつかない
    とんでもない行動に仰天して、冷や汗ものだったりしたことも
    どれもくすりと笑えてしまうのだけど、大輔くんは栞子さんのことを
    ちゃ~んと見ていてくれるんだなぁ...って....。

    恋人が、好きな本を開いて物語ってくれるその傍に寄り添って
    耳を傾け頷きあう二人の図....。なんかいいね。

  • 足掛け7年かかったこのシリーズも、ついに最終巻。
    やはり、主人公の二人は決まるべきところに決まったというのが、最終巻の最終巻たるべき落としどころか。
    今回は、シェークスピアの古書に纏わる謎解きで、門外漢の身には、ちと興味が削がれる題材ではあった。
    参考資料の列挙から、この作品に対する著者の並々ならぬ努力が感じられ、敬意を禁じ得ない。
    また、あとがきで、番外編やスピンオフに言及しており、どんな話が綴られるか、楽しみに待つとしよう。

  • 続きものって、前作がどうだったかよく覚えていなかったりする。専門的な話だったり、登場人物も多く事件が起こったりでビブリアは意外と難しい。

    けど今回は、シェイクスピアのファースト・フォリオの謎にせまる話が面白すぎて一気に読んでしまった。
    それに栞子と大輔の仲もドキドキしながら読めたし。

    また新たなビブリアの話も今から楽しみ。

  • ビブリア古書堂シリーズ最終巻。
    シェークスピアのファーストフォリオに纏わる
    愛憎劇と言っても過言ではない気がする(^_^;)
    親子、師弟関係でドロドロ(笑)

    このシリーズ、古書に関する説明部分は
    面白いし色々知れて楽しいんだよなー。
    でも、それ以上に人と人との駆け引きや
    嫌な部分が目立ってしまって怖い…。






    実は…
    五浦くんの質問が空気読めず、
    頭悪すぎるのも気になる。
    (「ファクシミリって、ファックスのこと
    でしたっけ?電話の」とか…)
    とりあえず貯金50万のアルバイトが
    結婚云々言うなんて…(呆)
    栞子に寄生する気満々やん…ヒモやん…(笑)
    栞子のあざとさも気になるが…
    まあ、でも物語の中の話だもんね(^_^;)
    と文句を言いながらも番外編とか出たら読むと思う。

  • シリーズ最終巻ようやく読了。
    一気に読み通したくて
    今日まで読まなかった。

    そして今日。2時間で読み終えた。

    おおよそ私が物語に埋没してしまう時
    気づいたら一冊をあっという間に
    読み終えていることが多い。

    三上さんの綴る物語には
    解明できない得体の知れない力がある。

    恋の先行きにも謎解きにも本の魅力にも
    私は無我夢中で他のことが見えなくなる。

    今作も本当に素晴らしかった。
    謎とともに人の心が解れ 霧が晴れてゆく。
    からからの喉に流し込むコークのような…

    完結したシリーズ全作は 私の宝物。

  • 三上延『ビブリア古書堂の事件手帖 7 ~栞子さんと果てない舞台~』メディアワークス文庫。

    古書堂を舞台に古書と人々の縁をめぐる物語を描き続けてきた人気シリーズが、ついに完結。今回はシェイクスピアがテーマ。

    篠川栞子の祖父が残したシェイクスピアの希少本にまつわる謎と罠を中心に翻弄される人間模様が描かれ、ついに物語は終焉を迎える。栞子と大輔の関係は…栞子の母親、智恵子は…

    成るようになったという感じで、ちょっと呆気ない幕切れだった。古書にまつわる物語は非常に面白いのだが、シリーズを重ねる毎に栞子と智恵子の深刻な関係が明らかになり、どうにも現実味が感じられなくなってきた。

  • ついにシリーズ最終巻。
    シリーズが進むにつれて複雑になっていく人間関係を頭の中でなんとか整理しながら読み進めました。
    今回は三世代にわたる執念にぞっとする場面も。
    でも、これまで登場した古書に魅せられた人々を見ていたら、その執念をも肯定できてしまいそう…慣れって怖い。

    ウィリアム・シェイクスピアのファースト・フォリオを巡る謎から目が離せませんでした。
    栞子さんの薀蓄は洋書にまで及ぶのですね。
    スイッチの入った栞子さんの本の話を毎回楽しみにしていたので、スピンオフや番外編に期待しています。

  • はぁーー終わった!
    終わってしまいました!
    古書をめぐるミステリ、ここに完結

    今回話の中心となるのは、誰もがその名を知っているであろう
    シェイクスピア
    その幻の稀覯本を中心に手に汗握る頭脳戦、駆け引きが繰り広げられる

    悪どい商売人の手によって、資金調達に悩まされるビブリア
    それはヴェニスの商人をなぞるよう
    様々にあばかれる、
    秘密、思惑

    最後に勝ちを取るのは
    いったい誰なのかーー?

    最後まで目が離せない展開




    ****以下ネタバレあり****


    とりあえず綺麗にまとまって良かった
    スッとした
    最終的な取引額はなんだかすごくもったいない!と憤りもしたけども
    至るところの母子の関係も修復に向かい
    2人の結婚も決まり
    大団円!

    英子が脅されたことを写真一枚でスパパッと見抜いたところは
    シビれた

    実在するものを題材にするのは本当大変だろうなぁ…
    調べるだけで頭が痛くなりそう…
    苦しみながら話を書くというのも頷ける…

    今後関連作品も展開されるようだし、
    まだもう少しだけビブリアの世界を堪能できるのが楽しみ

  • うわーッ今回は洋書だ!シェイクスピアだ!Σ(×_×;)!と少し焦ったけれど、よく考えてみたら、今まで登場した本もそんなに親しんでいた本じゃなかった(^^;)と気を取り直して読み進む(^^)そしてグイグイ話に引き込まれ、ハラハラドキドキ(゜_゜;)久しぶりに登場した志田さん!おいしいとこ持っていったなぁ♪いろいろあったけれど、1年間に起こった出来事だったんだぁ~(*´-`)まだまだ読み続けたいから、スピンオフ大歓迎\(^o^)/

  • 2017.0603読了 ビブリオ古書堂シリーズ最終巻。新聞の広告で見つけて、本好き、本屋好きとしては読まなければ、と思い、まさかの続きもの。あれから6年。全ての謎が解決はしていませんが、ひとまず終了。

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ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ (メディアワークス文庫)の作品紹介

ビブリア古書堂に迫る影。奇妙な縁で対峙することになった劇作家シェイクスピアの古書と謎多き仕掛け。そこには女店主の祖父による巧妙な罠が張り巡らされていた。日本で一番愛されるビブリオミステリ、ここに完結。

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