奈良町ひとり陰陽師 (メディアワークス文庫)

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著者 : 仲町六絵
  • KADOKAWA (2017年6月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048932301

奈良町ひとり陰陽師 (メディアワークス文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「お水取りで春が来る」
    青色の衣を纏った女性たちが求めるものは。
    何人もの魂で形成された姿とは、どのような感じなのだろう。
    全員が同じ気持ちであったからこそ、一人の姿を保ち続ける事が出来たのだろうか。

    「女神とその弟子」
    約束の季節が来ても戻らぬ弟子。
    夢中になってしまったからとはいえ、約束を破ってはいけないだろう…。
    ただ侘びの言葉を聞くだけより、修行の成果に見せながらの方が少しは怒りもマシになるかもな。

    「走り大黒」
    授業中に居眠りをしてしまったら。
    学校終わりに塾でまで勉強をしていたら、そりゃ眠くもなるだろうな。
    普通の人には姿が見えないわけだから、突然静電気に襲われたり擽られるというのは案外怖いのではないだろうか。

    「春の終わりに」
    丹精込めて育てた牡丹の花からのお礼のお芝居。
    何故大切に育てているのかも分からない状態だろうに、あれだけ大切に育ててもらえたらお礼もしたくなるだろうな。
    牡丹の精が演じる芝居は、きっととても美しいものなんだろうな。

    「奈良には奈良の不思議あり」
    没頭するあまり変わってしまった姿。
    一枚の絵に収める事で何度も思い出すことが出来るけれど、一瞬の出来事を目に焼き付ける事も大切だよな。
    ファインダーの中の景色は目で見るものと違って面白いが、実物もそれに劣らず綺麗で素敵な物が多いよな。

  • 【奈良には奈良の不思議あり。歴史薫る古都の町家で出会う、優しいあやかしファンタジー。】

     古都・奈良にあって、歴史的な趣きを残した町家が立ち並ぶ「奈良町」。
     奈良町の一角にある「くすば菓子店」の息子・楠葉シノブは、奈良ではもう最後となる、由緒正しい陰陽師だった。
     シノブが取り仕切るのは、奈良で起こる不思議の一切。
     祭りの夜を待つ青衣の女人、ご機嫌ななめな女神様、走る大黒様まであらわれる奈良町で、猫又の墨香や幼馴染のゆかりに見守られながら、シノブは今日も不思議を解きほぐす――歴史薫る古都から贈る、優しいあやかしファンタジー。

  • 奈良舞台の仲町さんのお話まってた!
    どのお話もコンパクトにまとまりつつ、奈良のうんちくや行事も盛り込まれ満足。
    天竺ムスル、聞いたことあるなーと思いきや「南都あやかし帖」のムスル!
    なんかこんなキャラだったっけ!?と思いつつ、嬉しい。
    ぜひシリーズ化して欲しい。
    「南都あやかし帖」もぜひ次巻を!

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奈良町ひとり陰陽師 (メディアワークス文庫)の作品紹介

古都・奈良にあって歴史的な趣きを残した町家が立ち並ぶ「奈良町」。そこで唯一の陰陽師・楠葉シノブが取り仕切るのは、奈良で起こる不思議の一切――。奈良には奈良の不思議あり。解決するは、奈良町ひとり陰陽師。

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奈良町ひとり陰陽師 (メディアワークス文庫)のKindle版

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