- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048932813
感想・レビュー・書評
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3冊連続で読んでだんだん面白くなってきた。孤立編だけど…という落ち。主人公のロジックにも一理あるから、周りのみんなの理解力の乏しさに釈然としないが、続きも楽しみ。
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世間を敵にまわす…これは魔法力でどうなるものでもないから厄介。身内同士の私闘もなかなか。
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南米でのシンクロライナー・フュージョンの使用に続いて、今度はギニア湾岸で大亜連合の戦略級魔法、霹靂塔が使われた。
それに対して武装勢力からの報復が行われ、達也が考案したアクティブエアーマインが使われる。
その影響で今年の九校戦が中止となり、考案者の達也に非難が集まる。
アメリカでは宇宙開発の国際プロジェクト「ディオーネー計画」が発表され、NSAが各国に協力を求めてきた。
金星のテラフォーミングのため魔法技術を使おうという計画がNSAの技術者のエドワード・クラークによって発表され、9人の協力者が指名された。その中にトーラス・シルバーも含まれており、NSAから百山校長へ司波達也を指名する文書がとどく。
周囲の騒動から逃れるために伊豆の別荘へと移る達也。
一方アメリカでは旧ソ連からも協力する旨の申し出があり、リーナが護衛として立ち会うが、エンタープライズで部品として魔法士が使われている現実を知りショックを受ける。
そこに魔法協会からも十文字らが説得にやってくる。達也を危険分子として排除しようとする軍も暗躍し、互いの主張をかけた戦いへと発展する。
孤立を深めていく達也だが、深雪らが加勢してくる。