銀河の死なない子供たちへ(上) (電撃コミックスNEXT)

著者 :
  • KADOKAWA
4.07
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本棚登録 : 456
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048933674

作品紹介・あらすじ

とうに人類が滅亡した星で、
ラップを口ずさむのが大好きな天真爛漫な姉・πと、
いつも読書をしている内向的な弟・マッキは、
永遠の命による終わらない日々を過ごしていた。

そんなある日、愛すべきものの終わりに直面した二人は……。

「手塚治虫文化賞」受賞作家が挑む、
不死の子供たちの果てしない日常と、
途方もない探求の旅――。

感想・レビュー・書評

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  • 独特のスタートから引き込まれるストーリー。
    人が滅んだ後、死なない子供たちと不思議なママと。不死身で成長しない子供たちが生きたり死んだりすることを考える。

    ワクワクする。すぐに下巻読みに行く。

  • この世界の未来を見ているようなストーリー。
    神々も感情があれば、迷いもする。
    絶対的なものから見れば、どれもみな同じこと。

  • πとまっきは不死の存在だ。無限とも言える時間のなかで日々を生きている。そんなある日、初めて出会った人間から赤ん坊を託され。 死ぬということ、それはつまりどう生きるかということである。自分は不死になりたくないと思う。

  • 手塚治虫の火の鳥のような感覚になった。いつまでも子どもで死なないπ(パイ)とマッキ、そして成長していつかは死ぬ普通の人間ミラの過ごす生活が特に印象的で、分かりきっていた終わりはとても切なく辛いけど、それがπとマッキの生き方を考えるきっかけになった。ラストの決断、どちらも苦しいけどそうするしかなかったんだろうな。

  • "いつか死ぬって分かった時 わたしは人間になったんだ"

  • めっちゃいいんだが。

  • どうなるのか全然想像つかないなぁ。

  • うううううううううーーーー〰️

  • なんか設定がすごくて最初はてなだったけど、読んでるうちに理解。
    一生死ぬ事がないけど大切なペットや人が死んでいくのをひたすら見続けるパイとマッキもつらいけど、不死身の2人と違って自分だけが成長して確実にしに近づいていくミラの辛さも痛いほど感じて胸が苦しくなった
    死にたくないって思うけど一生死ねないのもつらいのなもしれないし、終わりがあるから楽しめるんかなとか色々考えさせられた

  • 死ぬとは何か、永遠に生きることはつらい?不条理だ。

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著者プロフィール

代表作『バーナード嬢曰く。』『鬱ごはん』『銀河の死なない子供たちへ』『オンノジ』『ヨルとネル』など多数。2014年に第18回手塚治虫文化賞・短編賞を受賞。2016年10月には『バーナード嬢曰く。』がアニメ化される。

「2019年 『ハナコ@ラバトリー 新装版(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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