- Amazon.co.jp ・マンガ (146ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048935562
作品紹介・あらすじ
兄妹ながら夫婦を偽って生活する桂一と晃。二人が『夫婦』になった経緯に迫る第4巻。
感想・レビュー・書評
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1巻で「ビミョーだ」みたいな感想をここに書いて以来積んでたシリーズなのですが(いま読み返したらちゃんと褒めてはいた)、ここで一気読みしたらもう……すごくて……。展開が遅いのでそういう意味ではアレなのですが、とにかく巻を追うごとにこの切実な……あまりにも儚くて切実な物語が、さらに大きな波になって次々と打ち寄せてくる。タイムスケールが大きいこともあるけれど、本当にすごいラブストーリー。タブーが次々になくなっていくこの時代にあって、ここまで両者を心と社会だけで引き裂けるのってすごいし、果敢に、逃げずに、描き積み重ねている筆者の力量もとても感じられる。絵の雰囲気が素晴らしいし、何よりプラトニックなので、たぶん人にも薦めやすいシリーズです。
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きれいな表紙だ・・・やっぱりこの人の描く絵は好きだ。
晃と桂ちゃんの関係は進展(?)したのだろうか?物語は大きく進んだけれど、桂ちゃんは相変わらずだな。晃にとって桂ちゃんは全てなんだなぁと、彼女の決意から伝わってくる。 -
ゆっくりしっかり紡がれていく。けれど何処か危うい。
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んー、なんだろう。
兄弟だけどあまりにも親密に育ち過ぎたからなのか。
二人ともそういう選択になってしまうのか。