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制作 : Michel Houellebecq  中村 佳子 
  • 角川書店 (2002年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048972017

プラットフォームの感想・レビュー・書評

  • 『闘争領域の拡大』は半笑い、『素粒子』は無表情で読んだけれど、本作には(変態シーンは薄目で読んで)引き込まれたし、気持ちが揺さぶられる点もあった。ウエルベックが進化する書き手であることがわかって良かった。

    恐るべきラッキー展開とヴァレリーの夢の女っぷりが凄まじい。呆れるよりも、こんな物語を創作してしまうウエルベックの抱える思いが気の毒でたまらない。主人公その他のげんなりさせる考え方を切り捨てられず、大事なものが自分以外ない状態の人はこんな風に考えるのかと、ひとつ新しい世界が開けたような気持ち。文学の力じゃないでしょうか。

    観光業界小説としても興味深かった。南国に旅立ちたくなった。

  • 性風俗は常に禁止を追い求める。そしてある禁止を侵犯してしまうと、次の禁止を探す。禁止は社会とともに移り、禁止は社会によって投影される。ウェルベックはヨーロッパ的思考の限界、もっと言えば我々の存在する世界そのものの行く着く袋小路にウェルベックは先回り、途方にくれながらマスターベーションをしている。そんな印象を受ける。

  • バカンスに持って行く本として、グリシャムの「法律事務所」、バルダッチの「全面支配」を選んじゃうミシェルはやっぱり冴えないおじさんだよー。「ホロー荘の殺人」のヴァレリーの方に一票だな。

  • 書店で見つけ、購入。
    日本は海外の現代作家の紹介が少なすぎる。
    本作も、日本人かと思うぐらい繊細な描写。(具体的な繊細さ。例えば周りの人に気を遣う所とか)


    完読ならず。
    amazonにて売却済み。

  • エグい。だけど面白い。人間の肉欲を突き詰めて描いた小説です。

  • インモラルにも程があるんじゃ…

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