礼王に拉致され、座敷牢へと幽閉されてしまった鹿の子と忍成。鹿の子はそこで礼王の亡き妹・とき子の身代わりとしての生活を強要されてしまう。
酒井美羽 1956年(昭和31年)、熊本市生まれの湘南育ち。1977年、白泉社が主催する新人漫画賞、第2回アテナ大賞に応募した『ロリオン』が第二席に入賞。78年『2年の春』でデビューする。以後『秋のカレンダー』『新キャベツ物語』『セーラーブルーの青春』などの連載作品を発表。82年に連載を開始した『ミルクタイムにささやいて』は、子育てをテーマに12歳年上の日本画家と結婚した幼妻ミミの奮闘を描き、少女漫画に新境地を拓く。そのほかの作品に『その男、ワガママにつき』『¥十億少女』『抱いて抱いて抱いて ダーリン』などがある。 「2021年 『ワイド版 マンガ日本の古典31 春色梅児誉美』 で使われていた紹介文から引用しています。」