いつでも会える (ハートフル菊田まりこの絵本)

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  • 学研プラス
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  • / ISBN・EAN: 9784052010552

作品紹介・あらすじ

ぼくには、だいすきで大切な人がいる。それは突然のことだった…シロが悲しみをのりこえる。

感想・レビュー・書評

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  • おすすめにでてきて、小説と勘違いして読みました。
    切ないけど心は暖かくなりました。
    記憶の中ではいつも会える。

  • 犬も私たちと同じ気持ち。
    目を閉じればそこには飼い主がいる。

    相手を大切に思う気持ちを表現しています。

  • ぼくはシロ

    ミキちゃんのイヌ

    ぼくは、いつも楽しくて、うれしくて、
    しあわせだった。


    大好きな飼い主を突然亡くした犬のシロが
    悲しみを乗り越えていく姿を描いたなんとも胸をうつ絵本です。

    飼い主である子供が
    動物より先に亡くなってしまうというストーリーが
    かなり衝撃的で
    当時話題になりました。


    自分自身、今まで数え切れないほどの別れを経験してきたけど、
    そのたびに傷ついて傷つけて、
    いつも同じところで
    つまづいて泣いています。


    いろんな別ればかりの世の中やけど
    人が成長していくためには、
    別れは絶対に必要なこと。


    それは大人であっても子供であっても
    すべて同じだと思う。

    だからこそ小さな子供にも読んでほしいし

    自分がいつか死ぬということを感じ続けていたい。
    楽しいことや美しいことをもっともっと知りたいし
    後悔なんてしたくない。


    この作品を読んで
    いろんな別れを恐れることなく
    いつか来るその日のために
    楽しい思い出をたくさん作っていきたいって思いました。

    • 円軌道の外さん

      j-gardenさん、
      コメントありがとうございます!(^O^)

      ツラい思いをされたんですね…



      自分は
      幼い頃か...

      j-gardenさん、
      コメントありがとうございます!(^O^)

      ツラい思いをされたんですね…



      自分は
      幼い頃から
      親父を含めて
      沢山の近しい人を亡くしてきたし、
      阪神淡路大震災を経験しています。


      本当に怖かったし、
      もう絶対に
      これで死ぬんやって思いました(>_<)


      この地震によって
      沢山の友達や仲間が死んでいきました。

      生きてる人と
      死んじゃった人の違いってなんやったんやろうって、
      すごく考えさせらたし…


      俺はなんで
      生かされたんやろうって。


      いくら考えても答えなんて分からんけど、
      生きたくても生きれなかった人たちのためにも
      1日1日をムダにすることなく、
      一生懸命生きていかなきゃ、
      バチが当たるって
      今は思います。


      年をとってありがたいのは、
      若いころ見えなかったことが
      ようやく見えるようになることですよね。

      だから生き続けてると
      生きてて良かったと思える日が
      必ずくる。


      親しい人を亡くして戸惑っている人もいるだろうけど、
      必ず時間が解決してくれます。


      だから生き続ける。


      そうすれば
      亡くなった人の笑顔を見る時が必ず来る。


      哀しみにも終わりはあるって
      自分は信じてます。


      2012/04/26
  • サクサク読めました。
    犬目線で、描かれていて、

    あったかかったです。

    大切な存在を亡くした時。

    私は2年前に、愛犬を亡くしました。
    14年も、
    一緒に居てくれて、
    たくさん遊んで、
    ご飯も食べて、
    楽しかったです。

    旅立ったばかりの時、
    とても、私は苦しかったのですが、

    しばらくしてからは、

    ただ見えなくなっただけ。
    と思うことにしました。

    本当は、
    この文も、サクサク書くつもりでしたが、

    だんだん、涙が溜まってきて、

    いろいろなことを思い出して、
    長文になってしまいました。

    あたたかい本と、
    大好きな、私の愛犬との、出会いに、
    感謝です。

    こんな、私の感情、気持ちを、
    私に教えてくれて、
    ありがとう。

  • ページ数もそこまで多くない単純なお話だからこそ感動できるのかな。
    まだ大切な人を失った悲しみは体験したことがないけれどいつかそういう日が来ると思うからその時になったらまた読みたいです。
    勇気を与えてくれる本だと思います

  • 悲しいお話だけど、シロがみきちゃんのことをいなくなってもいつでもそばにいてくれると気づいた。
    自分の好きなものがずっとそばにいてれくれることは素敵だなと思った。

  • 2019/12/18読了

     不意に涙が出てきてしまった。
     
     飼い主である「ミキちゃん」をなくした犬が主人公。
     
     そう、死んだ人とは会えないのではない。

     目をつぶると、まぶたの裏でいつでも会える。

     

  • 何回読んでも泣ける絵本、単調な言葉の羅列だけれどそこから想像出来るストーリーで自分勝手に泣いてしまう。

    ハートフルなストーリー、ワンちゃん主観の物語。

    飼い主の女の子・ミキが大好きなシロは、突然いなくなってしまったミキを探す。けど、見つからなくて寂しくて…

    私も実家に大好きなワンちゃんがいます、思い出すだけで、泣ける。

  • この本は担任の先生が紹介してくれた本です。犬はずっと亡くなったみきちゃんをを探していたけど笑見つからなかった。でもみきちゃんは天国からずっ犬を見守っていた。犬のことをずっと,,,

  • みんなのことおもいだした。

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著者プロフィール

絵本作家。絵本『いつでも会える』(学研)で1999年度ボローニャ国際児童図書展にてボローニャ児童賞・特別賞受賞。100万部をこえるミリオンセラーとなる。ドイツ、フランス、スペインなど世界数カ国で翻訳。
絵本の他に、子育てエッセイや翻訳、WEB連載なども手掛ける。
著書に『あの空を』(学研)『君へのてがみ』(角川文庫)『ゆきの日 On Christmas day』(白泉社)『月のしずく』(WAVE出版)など多数。

「2021年 『ぼくたちの場所』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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