- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784052010552
感想・レビュー・書評
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愛犬との突然の別れがあって、酷く落ち込んだ。山積みされた本棚にこの本を4年位前に買ったのを思い出して開いた。飼い主が同じなまえだったからかな?他人と思えなくて買った記憶があったけど、今の私はシロと逆。
寂しくて悲しくて不幸だった。
失ってしまった喪失感は深まるばかりだけど、この本にあるように目を閉じるといつでも会える。ずっと私の心にいるならば寂しくはない。反対にあの子にシロみたいな淋しい思いをさせる事なく最期まで一緒に居られて良かったと思う。この1冊に救われました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
分かれた時のロスト感。その寂しさを癒してくれる
いい絵本です。
おすすめです。 -
子供に死ぬということを教える本
最初はじわじわやばいという感じ
「シロって呼んで、頭をなでて。」は泣いてしまいそうになる。
最後の「目を閉じると・・」ってのはありきたりな感じに見えてしまう
心のきれいな小さいうちに読むと号泣しちゃうんだろうな -
大好きな本で、犬は飼ったことないけれど、人にも繋がると思います。
何回読んでも、涙がでます(T ^ T) -
とある番組で紹介されていたのを観て、小学生の頃に手にとった本。今読み返したら星3つくらいかな。
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本屋さんで大号泣してしまった伝説の本。
買いましたよ!!買いました!! -
平成23年7月1日 2年生。
平成25年12月21日 5年生。 -
やさしい語り口、やさしい絵柄。そして読み終わった後は自分がやさしい気持ちになれる絵本だと思います。恋人さん、お嫁さんへのプレゼントにもいかがでしょう♪
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図書館にて可愛らしいイラストに惹かれ手に取ったら…やられた。
別れが苦しいのは、それだけ一緒にいた時間が楽しくて気持ちが通い合っていた証。
出来るなら、一言、一緒に過ごせて楽しかったよと、伝えたいものですね。
別れを経験したことがある読者には、込み上げるものがある作品だと思いました。 -
1999年度ポローニャ国際児童図書展
ボローニャ児童賞の特別賞受賞
「子供に死という非常にデリケートな問題を教える為にもこの本は秀逸である」と讃えられた。
シロという犬とみきちゃんという少女。
二人は大の仲良しだったのだが
ある日、みきちゃんは亡くなってしまった。
どうしてなのかシロにも読者にも全く分からない。
「死」とは今まで居た人が居なくなるということ。
どこかに存在するのではなく
どこにも居なくなるということ。
それは、とてつもない悲しみと寂しさ。
しかし、目をとじればそこに居る。
心の中に存在しつづけるんだよ。と気づくと
穏やかになれることに気づくのだ。
たいていは人間のほうが寿命が長く
ペットのほうが先に死んでしまい、人間だと周りが「死」に対して
言葉や経験で教えることができるが
シロは誰にも「死」に対して教えてもらえない。
シロは自分なりに感じて自分なりに考え
自分なりの答えを出す。
娘は、この本の感想として
とっても面白かったけど、悲しかった。といいました。
―――言葉少ない文章で絵も白黒とやまぶき色だけ。
余計なものがない感じは
シロの豊かな表情を際立たせる。