赤ちゃんパンダのママを探して! (動物と話せる少女リリアーネ)

  • 学研プラス
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052034817

感想・レビュー・書評

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  • 昔から動物と話すことができるリリアーネ。
    ひょんなことから動物園で働くことになった。今度はパンダの赤ちゃんの騒動に巻き込まれ、(まきこまれにいき?)同じ学年のイザヤと一緒にちょっとした動物絡みのちょっとした冒険(?)をする。
    たくさんのいろいろな動物の性格や、人間関係も見ものです。

  • この作品で一番感動した所は、リリのお母さんは今までリリの能力を絶対に公開したくないと考えていたのに、リリが他の子と違う点を隠さずに自分らしく生きられるようにと、公開した所です。

    トリクシィがリリとイザヤと、仲直り(?)した所も感動しました。

    本当の親が海外から帰ってこなくて(誕生日にサプライズで帰ってきた)悲しいイザヤ、本当の親に虐待を受け(そのせいでリリをいじめていた)、おばあちゃんと暮らしているトリクシィ、本当の親に自分の力を魔女、バケモノ等と言われてしまったリリ(もう仲直りした)、みんなそれぞれ大変だなぁと思った。

  • 私がこの本で1番びっくりしたのは、リリにいじわるをしていたトリクシィがリリたちにやさしくなったことだ。びっくりしたけど、トリクシィはすごいと思った。あと、リリのことでずっと厳しくしていたママが、リリの本当の気持ちに気づき、リリのヒミツをみんなに話したことだ。リリもママも笑顔になっていたので私もうれしくなった。そして、イザヤも両親が家に帰ってきて、とてもうれしそうだったのでよかった。

  • “「えーと、どうも」トリクシィはためらいながらつぶやきました。「だいじょうぶ?」リリが泣いていることに気がついているようです。
    とつぜん、リリはものすごい勢いで怒り始めました。「関係ないでしょう!だいたいここになにしに来たのよ!人の家に勝手に入ってこないで!あっち行って!」リリは出しぬけにさけぶとこぶしをにぎりしめ、地面をなぐりつけました。
    「うわあ」トリクシィはかわすように手をあげました。「落ちつきなさいよ、スーゼウィンド。まだなにもしていないじゃない!」トリクシィは驚いて口をへの字に曲げました。「昔ならともかく、最近はなにもしていないでしょ」
    リリはうなだれました。トリクシィの言う通りです。
    「パンダのことで話し合いたかっただけよ」”[P.198]

    6巻目。
    良かった……!
    頭上で飛び交うラブに微妙な顔してるリリ可愛い。

    “すると、猫は言葉につかえ始めました。『それに……特別な、ひじょうにきわめて……』そこで、猫はだまりこんでしまいました。なにかが猫の中でおこっているようです。『スーゼウィンド嬢!』とつぜん、猫はとてもかきみだされたようにニャアと鳴きました。『わたくし、提案がございますの。こんなこと、だれにもしたことがございませんのよ』
    「まあ」リリは興味津々に身を乗りだしました。
    猫はためらっていましたが、ふいに言いました。『ファーストネームで呼び合いましょ!』
    リリのまゆが高くあがりました。「ファーストネーム?」
    『ええ。これからは、友情の印として名字ではなく、名前で呼んでくださってもよろしくてよ』シュミット伯爵夫人はやっと口に出しました。”[P.262]

  • おもしろかったです

  • リリアーネが動物としゃべるところがすごいなぁと思いました。

  • 赤ちゃんパンダの言うことがかわいいし、おもしろかった。

  • リリアーネ

  • ・リリアーネは動物と話せて、動物がおもしろいことを言っているから、動物が好きな人や動物にきょうみがある人におすすめです。
    ・赤ちゃんパンダのお母さんを探して、お母さんに赤ちゃんパンダを育ててくれるようにする話で、とてもいい話です。

  • 20130628
    学校図書館
    「リリアーネ」シリーズ2冊目・・・

    頑張って読み聞かせているけど、1週間ではやはり読み終えることができない。
    「パンダ」のお話まではきっといかない。

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著者プロフィール

ドイツで活躍する児童書作家。ドイツやイギリスの大学で文芸翻訳、英語学、文学を学ぶ。翻訳および編集の仕事に携わった後、現在は児童書やYAを中心に執筆する。代表作「動物と話せる少女リリアーネ」シリーズ。

「2021年 『水瓶座の少女アレーア 全7巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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