- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784052038983
感想・レビュー・書評
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ピックアップ:「ゲームの行方」「ランプの魔人と3人の願い」「夫の願い」
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不思議な感じのお話でした〜‼️
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中学生が喜んで読んでるやつねー、とばかにしてはいけません。
世界の名手が書いたショートショートが揃い踏み。
江坂遊、田丸雅智、落語の「あたま山」まで。 -
この本は、いくつかの物語に分かれているが、その中で一番心に残ったのは「ポケットのあいつ」という話だ。男の人の同りょうのポケットの中にししゅうの顔の人間がいて、ポケットで暮らしている。とうとう、その同りょうだった人もポケットの中の世界に行きたくて行ってしまうのだが、男の人もうらやましくなっていくという何とも不思議な話だった。他にも「窓の外」というおじいさんとある少年との話や、「成功率15%」という話があった。「成功率15%」という話は、でたらめなお医者さんのゲーっとする話だった。この本の話のようにこんなに不思議なことは起こらないとは思うが、最後には意外な結末に話を終わらせる物語を書いた方の想像力はすごいと思った。
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題名のとおり黒い!落語っぽい感じも。
手術の不安とか、笑いながらも少しぞわっとする。 -
タイトル通り、5分で読めて意外な結末が用意されている短編集。なるほどと思ったりもするのですが、とても読み易い反面、読んだ先から忘れていきそうなライトな文章。5分で読めるように翻案されています。
テーマ別にシリーズ刊行されていますが、1冊読めば充分かな(^^;;
アメリカンジョーク的な内容が多かったです。
落語の「あたま山」なんかもあって、オドロキ。
印象に残ったのはどんな死刑囚もおとなしくさせる神父の秘策「神父と死刑囚」、無人島に流れ着いた兄弟が拾ったランプから出てきた魔神への願いごと「ランプの魔神と3人の願い」、高価なオルゴールの中に踊る7体のガイコツ「踊りの輪」。 -
子ども向けのショートショートを集めたアンソロジー第4集。
結末が予想できてしまうお話が多いのですが、さくっと読めるので好きなアンソロジー集です。
ブラックユーモアがかなり効いているので、結婚や家族もののお話はちょっとドキッとしますね。