- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784052041969
作品紹介・あらすじ
曲亭(滝沢)馬琴作、現代のファンタジー作品に影響を与えた江戸時代後期の長編読本をまんが化。姓に「犬」の字を含み仁義礼智忠信孝悌の八つの珠と牡丹のあざを持つという因縁で結ばれた八人の若者の不思議な物語を、最年少犬士・犬江新兵衛を中心に描く。
感想・レビュー・書評
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タイトルしか知らなかった、八犬伝。
すごく分かりやすかったですし、面白かった!
絵が現代的なせいか、この絵で漫画化、ゲーム化してほしい。江戸時代もこういう話を考える人がいて、好きな人がいたと、思えると日本って根っからの漫画国なんだなぁと。すごく感動しました。
世界三大ファンタジーに入れてほしい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かーっくいー!
けど、短い!!!
しゃあない!!! -
キャラデザ天才、親ちゃんかわいすぎ。
ちゃんと扇谷との戦いまで描いてくれてて感動した。
その代わりかなり大胆なカット&リミックスな編成になってるので、他のバージョンも読むとより一層面白いかも。親ちゃん以外の犬士もみんなかっこいいんだぜ~~!ストーリーだけじゃなく、作者や作品自体がどういう影響を後世に与えたか、当時どう受け入れられたのかまで解説されていて本当に素晴らしい。
毛野ちゃんツインテありがとう助かりました -
子どもの遊んでいる大神というゲームに伏姫や八犬士が出てくるので、元ネタを知ってほしくて借りてみた。絵も可愛くて、エピソードをかなり絞ってあるので読みやすい。ダイジェストではあるけれど、大雑把なあらすじと登場人物については把握できる。小4と小2の子どもが読んで、二人とも推し犬士が誰だとか話していたので、八犬伝のキャラ設定は令和の子にもちゃんとキャッチーなんだな!とわかって面白かった。
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今月(10~11月)は学研の「まんがで読む古典」借りまくりで、いろいろ読みました。
「南総里見八犬伝」もかなり長い話のはずで、「源氏物語」以上に「ちゃんとまとまるのか?」が心配な一冊でした。
私にとって「源氏物語」との大きな違いは「詳しい話はわからない」ということ。タッキーのドラマや角川映画で見たけど詳しい話はあまり・・・
そんな状態で読んでみました。
なんか無理ムリ感はありますが、うまくまとまっているほうなのかな?という気がします。
第1章が里見の話で伏姫が死んで八つの玉が飛んでいくところまで。第2章は八犬士の一人・親兵衛の話。第3章はその他八犬士の話。ラストに関東大戦の話・・・となっています。
これを読んでやっと、タッキーのドラマは犬塚信乃の話で、角川映画で真田広之が演じたのは親兵衛だったことを思い出しました。(でもこの本では親兵衛は子どもだったけど・・・?)特に第3章は12年前だったので、「ああ、こんなシーンあったなぁ」と思いつつ読みました。
あと、このシリーズの他のもそうですが、解説が秀逸です。今回は各登場人物プロフィールが載っていて、読みごたえがあります。
でも。
今回反省したことが。
分かりにくい古典をマンガで読んで知ろう!と思ってここ最近あらゆる古典をマンガで読んでますが、結局、深いところまでは分からないのと、作者や解説者、監修者のフィルターを通した解釈や構成なので、ホントにその作品を知ろう、味わおうと思ったら原典を読むしかないんですよね。
河出書房や講談社の文庫、岩波文庫にお世話になるのがいいのかも・・・と思うけど大変だーーー
あと、私はやはり、冒険ファンタジー系(タイムトラベル系除く)は合わないなと思ったかな。古典だったから読んだけど、これが現代フツーに出版されているファンタジーものだったらきっと読んでない。 -
名前だけは知っていたけど、こういう本が出て初めて、どんなものか知ることができてありがたいことです。
なじみのある地名が多く出ているのがすごく嬉しかった。
勧善懲悪っていいなあ。本当に憧れます。 -
南総里見八犬伝は、中学校の歴史の教科書にもその名前が出てくるほど、有名な作品です。でも、その内容については全く知らず・・・。まずは概要を掴みたい!と漫画版で入門してみることにしてみました。非常に面白く、次はフルで読んでみたいと思います!