作品紹介・あらすじ
子どもにとって得意なものや、好きなもの、性格など個性はさまざま。どの子もキラリと光るひとつ星を誰でも持っています。まだ自分が持っているひとつ星に気が付いていない子もいるかもしれないけど、いつかきっとその星が光る時がくるはず。
感想・レビュー・書評
絞り込み
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きみだけのひとつぼし
誰にでも輝く星がある
それは弱い光かも知れないし、光るのが遅いかも知れない。
大人になったらその星はどうなるのかな。
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先生には誰にも持っている「ひとつぼし」が見える。それぞれがお絵かきの時、かけっこの時、歌っている時、など輝く時がある。
まだひとつぼしが光出さない、臆病で弱虫なソラくんをそっと見守る先生。
ストレートなメッセージのシーンは黒い夜空を思わせるページに、おはなしのシーンは黄色やオレンジなどの暖かで鮮やかな色を基調にしたイラストのキャラクターがかわいい。
見返しやあたたかいイラストが可愛らしく、飾っておきたくなる絵本。
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《図書館》【再読】ひとつぼしをみんなが持っている。みんなのひとつぼしを大事に過ごしていこう。
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誰でももってるひとつ星、自分ではなかなかわからないかもしれないけれど、他人にも見えないかもしれないけれど、かならず誰でももってるひとつ星。ことものときから見える人もあれば、年寄になって気がついたりと、様々なんだと思います。
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見開きページもかわいい。こぶたくんのひとつぼしに少しほろりときます。一番後ろに読者のひとつぼしをかけるスペースがあるので、書いてもらって大きくなってから見てもらうのも楽しいかもしれません。
著者プロフィール
絵本作家。絵本『いつでも会える』(学研)で1999年度ボローニャ国際児童図書展にてボローニャ児童賞・特別賞受賞。100万部をこえるミリオンセラーとなる。ドイツ、フランス、スペインなど世界数カ国で翻訳。
絵本の他に、子育てエッセイや翻訳、WEB連載なども手掛ける。
著書に『あの空を』(学研)『君へのてがみ』(角川文庫)『ゆきの日 On Christmas day』(白泉社)『月のしずく』(WAVE出版)など多数。
「2021年 『ぼくたちの場所』 で使われていた紹介文から引用しています。」
菊田まりこの作品
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