図解クラシック音楽大事典

著者 :
  • 学習研究社
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本棚登録 : 48
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054024564

感想・レビュー・書評

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  • 事典である。
    名古屋大学教育学部附属学校図書室に所蔵されている。
    クラシック音楽についての解説、オーケストラにて使用される楽器や楽典について、広く解説がされている。

  • さらっと読める入門編、でもそれなりに基本は抑えられている感じ。イラストがたくさんあって本当に読みやすいしわかりやすい。中高生や大学生でオーケストラを始める人とかにも良さそう。
    個人的には楽典部分(ほんのさわりだけど)がとてもわかりやすくて、色々勉強してみようと思った。

    ゆるいノリで読むハードルがかなり低いのが良いとは思うけど、裏返せばそのノリが結構昔な感じなので、17年経った今重版するとしたらちょっと修正は入りそうだなとは思った。でもまぁそんなにカリカリするほどではない…かな…?

  •  クラシック音楽について、作者吉松さんのマンガを交えつつ、分かりやすく書かれた作品です。クラシック音楽の入門書ですが、適度にふざけている感じが、思いっきりハードルを下げています。クラシックを知らない人にも、とっても読みやすいと思います。

     「第2楽章 コンサートですよ!」(第2章でなくて第2楽章なのは本文ママ)のところで、クラシックのコンサートのお約束について書かれています。相変わらずふざけていますが(笑)、バックボーンに深い知識を持っている故、素直に笑いつつすごいなあと。

  • この前初めてクラシックのコンサートに行ったので、この本を先に読んでれば良かったと思った。クラシックって一見さんお断りみたいな、あえて入りにくくしてる雰囲気あって、この本はそんななかでようやく見つけた本。

  • 欲しい本。

    出版当時、「のだめ」を読む前の予習にいいというような話を聞いた記憶がある。

  • 作曲家である著者が書いた漫画(図解!)によるクラッシク音楽入門書。クラシック音楽に興味はあっても、基礎的な知識さえ危うい私にもとても分かりやすく基礎知識をおさえることができます。気軽に読めてお勧めです。

  • 作曲家が漫画で描く超初心者クラシック入門

    読了日:2006.12.19
    分 類:教養
    ページ:160P
    値 段:1500円
    発行日:2004年5月発行
    出版社:学習研究所
    評 定:★★★


    ●作品データ●
    ----------------------------
    テーマ:クラシック音楽
    語り口:ほぼ漫画形式
    ジャンル:教養
    対 象:クラシック初心者向け
    雰囲気:たのしい
    イラスト:吉松 隆
    装 丁:芦澤 泰偉
    本文レイアウト:菊池 周二
    ----------------------------

    ---【100字紹介】-------------------
    作曲家・吉松隆が、自らイラストも描いた、
    超初心者のためのクラシック音楽入門。
    イラスト満載で誰でもらくらく気軽に読めて、
    初めての人のとっかかりに最適。
    構成楽器・楽譜からコンサートまでクラシック鑑賞の基礎
    --------------------------------------

    吉松隆著です。菜の花、個人的にこの作曲家さんが好きなので、図書館で何気なく見かけて「うわお!これは借りねば!」とすぐさま手に取ったのでありました。

    しかし、好きな作曲家さん、何て言っている時点で、もはや菜の花は「超初心者」ではないわけですが、ままま、それはいいのです。一体どんなことが書かれているのだろう、わくわく☆。
    まず目次をぺらっ。

    序章でクラシック音楽って何?
    うん、順当ですね。まずは定義ですよね。以下、

    第1楽章 まず楽器を知ろう!
    第2楽章 コンサートですよ!
    第3楽章 楽典なんか怖くない!
    第4楽章 作曲するぞ!
    アンコール 吉松隆大事典

    ははあ、なるほど、第1章じゃなくって第1楽章ときましたか。しかも4楽章編成とは…(にやり)。第1楽章は、大変親切ですね。初心者でも安心!のイラストつきで、説明も分かりやすくなっています。
    第2楽章はとにかくコミカル・タッチで、コンサートに行ってみよう、という気にさせてくれる章です。個人的には「指揮棒の振り方①」にウケました。おもしろー。間違っていないし、嘘も言っていない!でも、おもしろー。
    第3楽章は…、うーん、ページによって難易度が。中学生くらいが楽典を授業でやるときにいい資料になりそうなところもあり、もうちょっと慣れないと難しいかもなーな部分もありです。
    第4楽章の内容は、知っていると「あ、この人結構知っている?」とか、思ってもらえるかも!?

    各楽章のラストにある「空耳コラム」も愉快です。第3楽章の「音楽評論家」だと、菜の花の場合は「つぶやきシロート」か「ハズレ鳥」くらいかもしれません。頑張ってクラ・オくんくらいにはなりたいところ?


    ところでこれ、名は体を表していませんね。タイトルは「大事典」ですが、事典形式ではありません。うーん、騙された!?でも初心者でちょっとクラシックのこと、知りたいな~、なんて方がいらしたら、大事典じゃないですけどこれはお勧めかも。とっつきやすい入門書のひとつです。


    ●菜の花の独断と偏見による評定●
    ---------------------------------
    文章・描写 :★★
    展開・結末 :★★★
    簡 潔 性 :★★★★
    独 自 性 :★★★★
    読 後 感 :★★★
    ---------------------------------

  • 【08.12.04/図書館】

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著者プロフィール

1953年(昭和28年)東京生まれ。作曲家。慶應義塾大学工学部を中退後、一時松村禎三に師事したほかはロックやジャズのグループに参加しながら独学で作曲を学ぶ。1981年に「朱鷺によせる哀歌」でデビュー。以後いわゆる「現代音楽」の非音楽的な傾向に異を唱え、調性やメロディを復活させた「新(世紀末)抒情主義」および「現代音楽撲滅運動」を主唱、交響曲5曲や協奏曲10曲を始めとするオーケストラ作品を中心に、〈鳥のシリーズ〉などの室内楽作品、〈プレイアデス舞曲集〉などのピアノ作品のほか、ギター作品、邦楽作品、舞台作品など数多くの作品を発表する。その作品は国内および海外で数多くCD化され、1998年からはイギリスのシャンドス(Chandos)とレジデント・コンポーザーの契約を結び全オーケストラ作品が録音されるなど、クラシックというジャンルを越えた幅広いファンの支持を得ている。

「2015年 『虹色プリズムII 2台ピアノのための』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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