江戸の旬・旨い物尽し (学研新書 23)

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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054037243

作品紹介・あらすじ

季節ごとの野菜や魚介などを見事な知恵で味わっていた、江戸時代の食生活。庶民の食卓から武家の膳まで、また屋台や、吉原遊廓、芝居小屋などで、人々がどんな食事を愉しんでいたか、春画を含めた図版、資料を用いて解説。現代日本の食の原風景を浮彫にする一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 江戸の食材や料理を十二ヶ月ごとに紹介している。ひと月に4~6つを紹介しているので文章としてはそれぞれ短いが、著者さまが実際に食べた感想も載っているのでとても美味しそうなのである。
    読んでいるうちに同じものを用意して、ちょっと一杯ひっかけたくなるような気持ちになってしまう本。

  • 江戸の食べ物を「旬」と「地産池消」という観点から紹介している。
    食べ物が長期保存できない時代だから、地産池消は当然で、今の時代でもその考えは通用するものであるはずだ。

  • [ 内容 ]
    季節ごとの野菜や魚介などを見事な知恵で味わっていた、江戸時代の食生活。
    庶民の食卓から武家の膳まで、また屋台や、吉原遊廓、芝居小屋などで、人々がどんな食事を愉しんでいたか、春画を含めた図版、資料を用いて解説。
    現代日本の食の原風景を浮彫にする一冊。

    [ 目次 ]
    第1部 江戸の旬・十二ヶ月(江戸の旬菜・旬食 夏の章 秋の章 冬の章 春の章)
    第2部 江戸の食生活(江戸の家内食と外食 庶民のおかず 江戸の外食 吉原遊廓での食物 歌舞伎芝居での食事)

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著者プロフィール

1940年北海道生まれ。早稲田大学文学部中退。長年、独立した編集者として現代美術から浮世絵にいたる美術書を編集。春画研究への大きなインパクトとなった『浮世絵秘蔵名品集』(学術研究社、全4巻)をプロデュースしたことでも知られる、わが国屈指の浮世絵・春画研究者。国際浮世絵学会常任理事を務め、ヘルシンキ市美術館や大英博物館の春画展にも協力するなど、海外での評価も高い。2014年逝去。著書に、『春画の色恋』(講談社)『奇想の春画』(洋泉社)、『絵入春画艶本目録』(平凡社)、『春画と人びと』(青土社)ほか多数。

「2017年 『江戸の春画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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