山手線29駅 ぶらり路地裏散歩 薄れゆく街の記憶を訪ねて (829)

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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054046733

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  • 東京の山手線29駅に存在する隠れた名物や、その駅のある土地の歴史などを綴った内容。
    品川駅付近は昔は海に面していたため、灯台があったり、池袋には沢山の牧場があったなど、今の情景からは想像出来ないものが多く、興味深かった。
    次に山の手線に乗ったら、降りた駅の路地裏探検もしてみたいと感じた。

  • 東京都内をぐるりと一周回っているJR山手線。
    円形になっているため、
    駅を乗り過ごしても乗車したままでいると、
    いずれまた目的の駅に着くという、ありがたい電車である。

    この本は、山手線の29駅をスタートして、
    それぞれの駅のある街の歴史を散策する散歩ガイドブックだ。
    昭和の頃の街の写真も載せているため
    少し昔の頃の本かなと思ったが、
    2011年発行というからわずか2年前の本であった。

    地方出身の私にとって
    東京は時間があればいろいろと散策したい所がいっぱいある。
    驚くような歴史秘話も隠されている街を
    ぜひこの目で見てみたいと思うのだ。

    ミュージアムをテーマにした散策や
    歴史や遺跡をテーマにした散策、
    名物グルメをテーマにした散策など、いろいろある中、
    そうか、山手線の駅をテーマにして、
    街の歴史を散策するというのもありなんだ、と思った。

    ぶらり路地裏散歩・・・・
    散策好きの私、なんともそそられるタイトルだ。
    本当にもう少し時間ができれば、
    山手線ぶらり旅を実行したいと思う。

  • 2011/7/23読了。電子書籍で読んだ。
    書名の通り、山手線の駅を出発点とする散歩ルートを全29駅に渡って紹介している。
    散歩のテーマは、街の記憶と歴史。その界隈が昔どんな様子だったのかを語りながら歩く。名所観光したりグルメなお店に入ったりしない。
    地元の人に話を聞いたりといった取材もなされていて、なかなか読み応えがあった。散歩の本というより、東京の地域史の本と言ってもいいような内容だった。

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