17歳からのドラッカー

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054048348

作品紹介・あらすじ

「格差に負けない働き方とは」「コミュニケーション能力を伸ばすには」「期待通りの成果を上げるには」…これからを生き抜く知恵が満載。すべての人に伝えたい「人生のマネジメント術」。

感想・レビュー・書評

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  • やっぱりこの本は本棚に入れないといけないと思うので…。

    以前も少し記事に書きましたがもう一度触れてみようと思います,「17歳からのドラッカー」。

    昨年「もしドラ」が大ヒットして,ドラッカーという存在が経営者などエグゼクティブな人たちだけでなく,私のような経済に疎い人間にも,もっと若い年齢の人たちにも一気に浸透した感があります。

    「もしドラ」を読むと,作品に出てきた「マネジメント エッセンシャル版」が読みたくなったり,ほかにもドラッカーの著書が気になり始めたり。でもちょっとすぐには読めそうにないなぁ…という人もいるかもしれません(じつはかく言う私もまだ読了していない本が何冊かあります)。

    そんなときにもとってもピッタリなのが,この「17歳からのドラッカー」。

    知識社会になった背景や,何故知識が重要なのかという基本からわかりやすく始まって,強みを活かすこと・集中することや,成果を上げるためのコツなど,ドラッカーの大事なポイントをとても簡潔にまとめてくれています。もちろん,組織のことやチェンジリーダーについても触れられています。

    「17歳からの」というだけあって,高校生が部活や受験に取り組むなかでそのまま活用できそうなワークシートもあったり,進路選択のヒントになるような話題もあったりしますが,この本を高校生のためだけの本だと考えるのは本当にもったいないと私は思います。

    おとなの人が「今さらだけど,ドラッカーってどんなこと言ってる人なの?」ということをサラッと知るにもおすすめですし,ドラッカーの著書にあたりたくなったときにはこんな本がありますよ,という推薦書リストも目的別にまとめてあります。

    もちろん,思春期のこどもたちにもたくさん読んでほしい本です。

    私自身,ここ最近診察室やグループセミナーのなかで,この本のエッセンスを患者さんたちにもお伝えしているところです。

    ドラッカーが気になっているけど,まだ「もしドラ」しか知らない,という方にはぜひまず手にとっていただきたい1冊です♪

  • ドラッカーに興味が湧いた

  • タイトル通りの内容です。
    ピタッとはまる17歳には、特効薬のような効果があるかも(^^)

  • ドラッカーの数多くの著作から,そのエッセンスを取り出し解説する。
    サービス労働者と知的労働者の話にはっとさせられます。
    メリットよりもリスクを重荷に感じやすく,現状維持を選択する人が多い。

    10代でドラッカーの視点を手に入れると人生変わるかもしれませんね。

  • 『もしドラ』ではいまいちよくわからなかったので、この本を読んで、
    ドラッカーが唱えた説について理解ができました。
    高校生にもぜひ読んでほしい1冊でした。

  • ドラッカーのエッセンスを分かりやすい言葉で伝える良書。巻末の読書ガイドが秀逸。

  • ビジョンと、目標を持つ。
    目標に対して、時間管理、目標管理を行い、自分の強みを伸ばす。


    読みやすい。
    ドラッカーはどんな人か、何をしたか、ドラッカー流の自己マネジメントのやり方が書かれた本。

  • ピーター・ドラッカーがいかにして経営の神様と呼ばれるに至ったかを考えさせられる。
    大規模な実験も研究もできない時代に現代に通ずるマネジメント論を完成させたのはすごいの一言。

  • 目的
    なんか本棚にあってデザインとドラッカーとゆうビッグネームにつられた。

    読んでみたら、自分が今やっている事を99%の明確化の本でかなり嬉しかった。身近なゴール。あきおとか、西野さんとかの自分のメンターの生活習慣へのゴール目標に対して、近づける中期目標が明確化されている本で嬉しかった。自分に対して内容の親近感が湧いたので、かなり高評価。仕事の必要性と坦々とした日常への意義を考える頭のいい人だなと思った。いつでも基本が一番大事だよねと改めて自省。

  • どのくらい売れた本なんだろうか。この本を手にした高校生は本当にいるのだろうか?

    このタイトルだと既にドラッカーなる人物がどういう人であるかをある程度分かっていないと読むことはないだろう。

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。1962年、滋賀県生まれ。立命館大学文学部哲学科卒。同志社大学嘱託講師。心理学や哲学、美術、歴史、情報技術など幅広い分野で執筆する。
心理学系の著作に『図解 影響力の心理学』『図解 アドラー心理学の「幸せ」が1時間でわかる本』(Gakken)、『マズロー心理学入門』『人間性心理学入門』(アルテ)ほか多数。

「2023年 『図解決定版 勇気の心理学 アルフレッド・アドラーが1時間でわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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