一生幸福になる超訳般若心経

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著者 : 苫米地英人
  • 学習研究社 (2011年3月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054049130

一生幸福になる超訳般若心経の感想・レビュー・書評

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  • 古来、仏教経典の中で
    最も広く親しまれている般若心経。
    わずか約2分程度で読み終わる 誠に短い経典。

    釈迦は、経典を唱えたり
    写経するだけで願い事が叶ったり
    苦しみが消えることはないと
    語っているにもかかわらず
    不思議な事に
    これまでに多くの人が
    般若心経を唱え、
    写経してきた。

    なぜ
    「釈迦の教えと異なること」を
    我らはしているのか?

    そもそも
    「お経を唱える意味」はあるのだろうか?

    「人の脳は、 知らないことは認識できない」

    故に、まず本書では 般若心経を知らない方でも
    しっかりと理解できるように基礎知識の解説が付いている。

    読み進めながら 著者の添削と解説により

    「空」を理解できるように書かれている。

    釈迦の悟った「空」は
    西洋ではemptiness(からっぽ)「無」
    つまり「虚無主義(ニヒリズム)」
    と誤解を招くことも多い。

    加えて
    「道教」思想が盛んだった中国では、
    「道(タオ)」=絶対的な「有」がある という思考。

    絶対的な「有」があるということは
    絶対的な「無」があるということ。

    そもそも釈迦は「絶対神」の存在を否定はしてはいないが
    般若心経には「無」がたくさん。
    「無」を使えば使う程「有」が強調されるため
    本書は終始 「空」と「無」の誤解と混乱を正し般若心経を超訳していく。

    すでに現代では 不確定性原理や量子論で 「存在の確定性はない」
    ということが証明され 「絶対神」が存在しないことはわかっている。

    その事実を理解している方なら
    「空」が「有」「無」を包摂する
    つまり 「1つ上の次元の概念である」
    という事は 受け入れやすいのかもしれない。

    しかし 「般若心経」を「マントラ」として唱え
    写経していくことが 「自身のアファメーション」となり
    「脱洗脳」へとつながっているという点は
    本書を読まなければ なかなか気が付かないのではないだろうか。

    虚無主義からくる” 「空」だから何もしない”ではなく

    ナーガールジュナの「中観」と
    上座部仏教における「縁起」も交え
    数学的に 「円と中心の関係性」から
    「自我と宇宙」の関係性を紐解く。

    そして 「空」だからこそ、何とでもなる!

    ならば”空なる人生の生きる意味は?”だなんて。

    解説、添削、超訳全てを含めて
    僧籍であり脳機能学者でもある著者だから
    できることでしょう。
    「釈迦の教え」と「空の思想」「般若心経」の位置付けについて
    少なくとも私が抱えていた疑問と期待に十分応えてくれた本の一冊です。
    しかしまぁ苫米地先生は相変わらず天才すぎ。

  • 超面白い
    般若心経の裏も表も深読みして丸わかり
    無を空に置き換えるだけで
    心の解放を目指して喜びに満ちた人生を創れるでしょう
    私は菩薩です

    皆さんも悟りに向かって共に切磋琢磨して
    今という未知に満ちた瞬間を影のない
    和光な環境目指して冒険しませんか

  • アメリカ仏教学では般若心経は偽経とされている、というのは知らなかった。

  • 般若心経の世界観を分かりやすく、端的に教えてくれる。
    原文を添削するほど苫米地さん独自の解釈になっているが、かえってスッキリしているようにおもう。
    入門書として是非。

  • 苫米地英人の書。タイトルに「一生幸福になる」なんてついているので、彼の本でなければ、買わなかった。
    「はじめに」では、『・・・しかし、「般若心経」を唱えたら人生が変わったとか、唱えただけで夢がかなったなどということは絶対にありません。書かれている内容を理解せずに、ただ、文言だけを音で唱えても、ご利益はありません』と立場を表明されている。

    天才苫米地英人が、どのように般若心経を捉えているか興味深かったので読んでみることにした。
    が・・・驚愕。
    本書では、彼の「空」に対する考え方をもって、「般若心経」を添削してみたというもの。
    あの、「般若心経」を添削って・・・

    苫米地英人によると、玄奘は「空」を誤解しているとのこと。そして、「般若心経」を新たに書き直してしまっているのだ・・・。でも、ギャグではない。
    たしかに、苫米地英人のロジックでは、玄奘が「空」と「無」とを混同しているようにも見える。
    本書を読むことで、「般若心経」の理解を深めるとともに、「空」の思想を深めることができる。

    立場と言えば、苫米地英人は、「般若心経」を中国で作られた偽経として扱っている。
    文の構成と、漢詩的な韻を踏んでいる点、また、サンスクリット語で書かれたものの最古のものが8世紀、漢字で書かれたものが7世紀のものとして多数発見されていることなどが、中国偽経であることの根拠として記されている。本書では、アメリカ人仏教学者ジャン・ナティエの書を引用してる。

    また、「般若心経」と言えば、最後の「呪」の部分。これについては、マントラとして紹介し、おそらくシュメール語であると解説されているところも興味深かった。詳細は本書を読むことを薦めする。

    他の苫米地英人の本を読んでいたり、般若心経の解説本を読んでいる人なら、楽しめること間違いない。

    ※本書には「平家物語」と「方丈記」を間違えて記されている箇所があり、すこし残念だった。

  • 時期も時期何でこんな本読んだら、とうとう宗教にハマったかと思われそうですが、そうではありません。宗教と距離をおいて、いいところだけを学んでいこうというのが著者の狙いです。

    この本の言いたいことは、別の本にも書いてますが、「ナムナム言っても意味が無い!!」ということです。お経自体は素晴らしい教えだけれども、例えば座右の名が「努力は必ず報われる」だとしても、それを一日3回唱えても何の効果もありませんよね?ということです(ただ、言うことで脳にすりこんでいくという効果はあるそうです)。その上(昔の)中国語で唱えても全く意味が無さそうですよねと言っています。
    ビビデバビデブーという魔法の呪文はありませんと言っているわけです。

    ではお経をどう捉えるか。「内容を理解する」です。

    そしてその内容がシンプルなんだけど、難しい。なんとなくわかるんだけど、感覚的には落とし込めないです。だから理解しようとしている人を覚る人というそうですが・・・。

    著者らしいといえば、お経の内容が少し間違っているといって添削しているところです。

  • 般若心経を「空」の教科書として読み下す。
    大変、参考になった。
    円の中心点はあるはずだけど存在を確かめることはできない、認識できるのは円の中心としての「機能」である、という話はとてもわかりやすい。

  • この本を読んで初めて空を理解する事ができた。
    あとは体感をもてるかどうか。
    苫米地式超訳で、般若心経がすばらしいものに生まれ変わった。

  • 般若心経を、正しい「空」の理解を元に、改良してしまうとは、まさに驚嘆!!

  • 子供のころ、祖母が写経をしたり、仏壇の前で唱えたりしていた般若心経。
    全く、意味がわからなかったが、子供心に興味をもったのを覚えている。

    その般若心経を、苫米地博士がわかりやすく、しかも大胆に添削までして、解説されている。
    これは、ありがたい!!
    と、いうことで読んでみた。
    「空」について理解が進むと共に、心が元気になる良書だった。
    これは、仏教に興味がなくても目を通しておいて損はない。

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一生幸福になる超訳般若心経の作品紹介

「般若心経」は、あなたの生きる指針、人生の道しるべとなる!「般若心経」を理解し、リアルにイメージすればあなたの願いや目標は現実化する!「空」を理解できれば、あなたはこの世のあらゆる悩みから解き放たれる!そのためにあなたは「般若心経」を唱えるのです。

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