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- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054052031
作品紹介・あらすじ
第二次琉球海戦から、ほぼ一年が過ぎた。日本は中国海軍に対抗すべく、「暁作戦」を打ち立て、空母二隻を建造する。『信濃』『赤城』と名付けられた二隻の空母は、フランスとイギリスで秘密裏に造られ、日本へ回航する時を待っていた。ついに攻撃型空母二隻を擁する日本空母連合艦隊が誕生したのだ。日本は『信濃』を地中海で、『赤城』を北海海域において試験航海するが、その情報を中国海軍が掴み、原子力潜水艦を潜航させる。中国の原潜の目的は、二隻の空母が欧州から日本に戻る前に、待ち伏せして撃沈することにあった。アフリカ大陸南端の喜望峰を回り、インド洋、南太平洋を経て、日本近海へ回航する空母艦隊を、果たして日本は中国軍の攻撃から守りきることができるのか。
感想・レビュー・書評
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おもしろい
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森詠 氏 久しぶりの新作。近未来における日中間の紛争、という大変興味深い設定。国内の不安定さに端を発した対外侵攻、というシナリオは充分に説得力はあるものの、氏は残念ながら軍事には造詣がさほど深く無いため、所々おかしな記述が見かけられるのは残念。
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2012/03/02読了
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