日本の妖怪FILE (ムーSPECIAL)

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著者 : 宮本幸枝
  • 学研パブリッシング (2013年5月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054056633

日本の妖怪FILE (ムーSPECIAL)の感想・レビュー・書評

  • 廉価本ながらやはりムーの貫禄。鳥山石燕や佐脇嵩之など有名どころは勿論、地方に残された素朴な妖怪画まで、豊富な図版がフルカラーでたっぷり収録されている。どれも大判でくっきりと美しく印刷され、目に楽しい非常にお得な一冊。
    その分解説は簡素で、すっきりとまとまっている。
    私には、本書で初めて見る妖怪も何点かあった。こんにゃく玉が空を飛ぶ「飛びもの」や、虚無僧の使い古した布団の怪「ぼろぼろとん」。その名の由来と思われる「ぼろぼろ」の豆知識も楽しい。江戸中期には虚無僧に扮して悪事を働くならず者をそのように呼んだそうだ。
    それにしても、無惨絵はまた印象が違うけれど、月岡芳年の画はいつ見ても現代のスタイリッシュなデジタル画にも引けを取らないセンス。明治とはいえ同年代の絵師と比べ異様に現代的で、観賞するこちらがどの時代感覚にチャンネルを合わせていいのか惑わされる。
    もしや芳年、未来人だろうか。(カズハ)

  • さすがムースペシャル!
    定番の妖怪からあまり聞いたことのない妖怪まで網羅されています。
    鳥山石燕の絵が多め!

    逃げた男を追って、寺の鐘の中に隠れた男を、蛇になって巻き付いて自分の身体を燃やして焼き殺す「清姫」とか大好き。
    あとは「怖い」の語源となった狐者異(こわい)。人間の中の満たされない欲望が具現化した妖怪のようで、餓鬼に近いそうですが、人間が一番こわいということなのかもな・・・と納得しました。

    でもやっぱり日本の妖怪はどこかユーモラスで、なんとか首を短く見せようと途中で蝶結びにしたり、折り曲げた部分に仮面をつけて顔は股間の所から出すろくろ首がとってもかわいかったw

    綺麗な女性の後ろ姿で正面を向くとじじいという「否哉(いやや)」とか、ただの女装じじいではなかったのだろうか・・・。

  • 2015年5月10日に紀伊国屋書店台中中港店にて購入した。(NT$226*0.8=181)

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日本の妖怪FILE (ムーSPECIAL)の作品紹介

日本全国に数多く棲息する妖怪たちうぃ、超有名妖怪、怖い妖怪、地元の妖怪、あやしい妖怪、おかしな妖怪など、ジャンルごとに分類して紹介する。妖怪を描いた絵巻物や妖怪のミイラ、妖怪が残していった遺物などの貴重な資料も多数収載する。

日本の妖怪FILE (ムーSPECIAL)はこんな本です

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