作品紹介・あらすじ
初版(2001)では、自身で開発した超深度接写カメラなどを使用して撮影した、やっと栗林慧の思い通りの写真を撮影できた写真を紹介した。今回は、それとともに、時代が変わってにデジタルの時代になり、さらに発展した栗林慧の世界を紹介する。
感想・レビュー・書評
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ことさらに珍しい昆虫ではなく、常日頃から目にする、いわば「当たり前」にいる身近な昆虫の写真集ですが、「虫の視点」という切り口からとらえられたアップの虫たちは、今までに見たことのない表情を見せてくれます。
超接写で被写体を捉えつつ、背景もぼやけることなく写真におさめるという技術は、筆者が開発した技術によるところだとか。
その技術を惜しげもなく披歴して、読者が模倣できるように紹介してくれているところも丁寧で、筆者の虫への愛(あるいは、虫好き・写真好きへの愛)を感じるところです。
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著者プロフィール
昭和女子大学附属昭和小学校英語科専任講師。日本児童英語教育学会(JASTEC)関東甲信越支部運営委員。小学校教員向けの講座などで講師を務め、指導者の育成にも携わる。
「2020年 『小6英語をひとつひとつわかりやすく。』 で使われていた紹介文から引用しています。」