巨匠の映画に学ぶビデオ撮影術 (Gakken Mook)

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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784056003222

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  • 黒澤明
    パンフォーカス 全域にフォーカスが合う vs. フォーカス送り

    望遠レンズ 重厚感、重圧感、狭い感じ、密閉感

    マルチカメラ方式

    木下恵介
    トラッキングで構図を変えない 会話や内面の強調、気持ちの同調

    モダニズム

    山田洋次
    点景 風景画の中に人物や動物、物を入れ、趣を感じさせる

    スティーブン・スピルバーグ
    主観ショット E.T. 見つけるときのママの主観
    比喩のモンタージュ

    被害者と加害者の立場をカメラポジションとアングルによって明確に対比する ex. ジョーズ

    二段ショック戦法

    めまいカット 逆ズーム&ドリー

    フランシスコッポラ
    暴力描写は日常的な描写と並行して描くからこそ、その恐怖感も倍増する

    ロングショットは状況説明、アップショットは個人的な心象世界

    オーバーラップ、多重撮影で抽象的にする

    デビッド・リーン
    小道具を利用して女心の機微を表現する

    ルネ・クレマン
    暗示法
    心理学の適用
    インサートカット 意識の裂け目、潜在意識の表現としてのインサート ex. 太陽がいっぱいのフルショット

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著者プロフィール

ノンフィクション作家、映画評論家、音楽評論家。1951年佐賀市生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科を卒業後、「キネマ旬報」パリ駐在員。帰国後、映像ディレクターとしてビデオ作品を演出。1985年から古湯映画祭(佐賀市富士町)の総合ディレクターを務め、その功績により「佐賀新聞文化奨励賞」を受賞。現在佐賀大学で教鞭をとる。佐賀新聞のコラム「シネマトーク」は45年目を超え、新聞単独連載の記録を更新中。2010年、モスクワ国際映画祭の「黒澤明シンポジウム」に招待され、日本代表として講演を行った。著作は『黒澤明 音と映像』(立風書房)、『シネマ・ミーツ・クラシック』(音楽之友社)、『映画でクラシック!』『殉愛 原節子と小津安二郎』(共に新潮社)、『巨匠たちの映画術』(キネマ旬報社)、『輝け!キネマ 巨匠と名優はかくして燃えた』(ちくま文庫)、『君は「七人の侍」を見たか?』(ヒカルランド)他多数。

「2023年 『北の前奏曲 早坂文雄と伊福部昭の青春』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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