なるほど伊勢神宮と出雲大社のすべて: これが「ご遷宮」! (Gakken Mook)

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  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784056069129

感想・レビュー・書評

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  • 伊勢神宮の20年に一度の式年遷宮と出雲大社の60年に一度の大修造。見ごたえのある写真が続き、神社の周辺地図など、思わずドライブに行きたくなります。癒されました。201307

  • 最近知ったことなのですが、今年(2013)は史上初の出雲大社と伊勢神宮の式年遷宮が重なるらしいです。伊勢神宮は20年毎で第62回、出雲大社は詳細は不明ですが20数回目だそうです。

    出雲大社の遷宮が定期的でなかったため、今回の平成遷宮が同時となったようです。できれば両方ともに今年中に行きたいのですが、次を経験できそうもない出雲大社に行きたいですね。

    日本についても、昨年までとは明らかに異なる流れが起きているような気がしますので、これから日本は変わっていくかもしれませんね。その覚悟をしながら今年も送っていきたいと思います。

    以下は気になったポイントです。

    ・第62回遷宮は、じつは8年前の「山口祭」を皮切りに始まっている、今回の総費用は550億円(p8)

    ・遷宮が20年に一度なのかは、定説はないが、素木や茅葺の神殿が朽ちずに尊厳を守るため、技術を伝承する世代交代に良い、米を備蓄できる区切り等の理由づけがある(p12)

    ・今回の遷宮では、米座から金座(西)へ変わる(p13)

    ・出雲大社は約18万km2という広大な境内をもち、鳥居は4つあり、一の鳥居の宇迦橋の大鳥居は、日本初のコンクリート製で日本一(p66)

    ・出雲大社の拝礼は、ほかの神社とは異なり、「二拝四拍手一拝」、一般に浸透しているのは、明治時代に国によって統一されたもの、4という意味は、「和魂、荒魂、奇魂、幸魂」にそれぞれ柏手を打つという説がある(p69)

    ・伊勢神宮には五大祭がある、盛大なのは、10月の神嘗祭、これは6月、12月の月次祭と並んで、三節祭と呼ばれていた。これに2月の祈年祭、11月の新嘗祭が加わる(p91)

    2013年2月10日作成

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著者プロフィール

1939年、石川県生まれ。神道学者。神道学博士。國學院大學文学部日本文学科を卒業。同大学院文学研究科神道学専攻博士課程を修了。1971年から74年までポルトガル共和国のコインブラ大学へ留学。帰国後、國學院大學講師、助教授を経て教授となる。1992年、「国内神名帳の研究」により國學院大學から神道学博士の称号を授与。定年退職後は「日本の神道文化研究会」を主宰。『神社の由来がわかる小事典』(PHP新書)、『図説 神道』(河出書房新社)ほか著書多数。

「2023年 『古事記に秘められた聖地・神社の謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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