叱らない子育て: アドラーが教える親子の関係が子どもを勇気づける!だからやる気が育つ!

著者 :
  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784058004425

作品紹介・あらすじ

「勉強しなさい」など、子どものことを怒ってばかり、しかも事態は好転せず落ち込む毎日…。心理学者アドラーによれば、子どもを成長させるために大事なことは、叱らない、ほめないこと。目からウロコ、アドラー心理学であなたの子育てが今日から変わります!

感想・レビュー・書評

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  • 読んですぐの頃は、この本に書いてある考え方を意識して子供に接してみようと努力するので、一定の効果はある。
    でも、実践したことが定着しないでまた叱ってしまう。それは自分の問題か…。

  • 息子のしつけに悩み、読んでみた本。
    ・叱るとか命令するというのは、子供を下に見ているから。対等な立場で、お願いすれば良い。
    ・褒めることも同じ。大人同士で、「偉いね」などと言われたら見下されているような気分になるだろう。子供にも、偉いねではなく「助かるよ」「ありがとう」と声掛けをして、貢献心を満たせば良い。

    など、参考になる部分が沢山あった。
    全てが我が家にも当てはまって解決になる訳ではないけれど、優しい気持ちになれた。
    心がトゲトゲしたら、見返したい本。

  • 子育ての参考になった。自分の行動を反省した。

  • 「えらかったね」より「ありがとう」を。

    息子はもう中学生だけど(しかも中2)、手遅れってないと思うから、
    信頼する先生にお借りして読みました。
    はい、「勉強しなさい」のスパイラルに陥ってます。

    「叱らない」はわかるけど、「褒めない」は意外。
    (詳しくは読んでみてね。)https://booklog.jp/users/fuumizekka#

    アドラー心理学がもともと好きなこともあって、さくさく読めました。

    【本文より】
    ・叱ってしまうと距離が遠くなってしまいます。
    アドラーは、怒りは人と人を引き離す感情であると言っています。

    ・だれの課題なのか

    ・あらゆる対人関係のトラブルは、人の課題に土足で踏みこむこと、あるいは、踏み込まれることから起こります。

  • 2歳から年長さんの養育者向けです。
    子供さんが、自我が芽生えて言うことを聞かなくなったなと感じたら是非読んでみるべき。

    問題を起こす子供がいるのではなく、問題を起こさせる親がいるのだ。

    叱る、誉めるは子供を評価するということ。これは子供を下に見ているから。

    子供と対等に接する。
    勇気づけて自立を援助する。

    なかなかこれが難しい

  • 「嫌われる勇気」に書いてあることが多い。
    ・叱らない、感謝する「ありがとう、助かったよ」
    ・「〜してくれたら嬉しいんだけど」相手が断る余地を残す

  • 子供への接し方、特に子供自身の感情が爆発され抑えきれない時の親の接し方が知りたくて読んだ1冊。

    結論は、泣き叫ばずどうしてほしいのか教えてくれないと伝えること。してはいけないことは毅然とした態度でやってはいけない理由を伝えるが、子供は対等であり、決して怒りの感情で叱ったり手をあげたりしては何もメリットがない。

    課題の分離を念頭に、親にできる勇気づけ、困ったときには力になり援助するが子供自身の考え、学ぶ姿勢を大切に、毎日お互い助け合いながら生活したい。

  • 2018.12.12

    「嫌われる勇気」の著者。
    注目されるために悪いことをするっていうのはちょっと「それだけかな?」って思うけど、新しい視点にはなった。

    「〜してくれると嬉しいんだけど」と言葉でお願いしてねって頼んでみる、というのは将来実践してみたい。

    2回目 2021.1

    ・ありがとうや助かったと言う言葉で、貢献感を持てるようにすると同時に、生きていること自体が貢献(=価値がある)ということを伝えたい

    ・それには子供を無条件に何度でも信頼すること、ありのままの姿を受け入れること

    ・自分が何をしてもらえるかではなくて、他者に何ができるかという点に目を向けること

    ・課題の分離をするが、困った時は助けるよという姿勢は示す

    ・本人が困るけど親や社会に迷惑をかけるわけではない行動を中性行動と言う。これを叱る必要はない。もし何か言うなら共同の課題にする。あくまでも援助するスタンス。

  • 子どもが問題行動を起こしたら、親子関係が崩れている証拠。
    育児本を片っ端から読んでいると、書いてあることがそれぞれ異なり、どれを信じていいか分からなくなるけど、私はもうこれを信じてやっておこうと決意した。
    今までの育児に抜けていたのは、子どもを徹底的に注目すること。その視点が圧倒的に足りなかった。まさに愛情不足だと思っていたし、一緒に遊んであげないから問題行動が多いんだ、と。確かにそれもひとつあるかもしれないけれど、徹底的に足りなかったのは、子どもをしっかり見ること、観察すること、子どもに注目している、ということ。そばに子どもがいてもスマホに夢中、一緒に遊んでいても上の空で仕事のことを考えていたり、果てはとりあえずYouTube見せとけ、と、映像に頼りまくる。
    それじゃぁ、問題行動も起こすよね。
    「いい子に育てると犯罪者になります」にも全く同じことが書いてある。
    すごく手間がかかり、時間も、もしかしたら、お金もかかるかもしれないけど、それで健全に育ち、その先、子どもも幸せに生きていけるなら、ここは踏ん張りたい。こういう子育てをがんばってやってみたい、と思う。

  • 育児書やアドラーのエッセンスを取り入れた本等読み漁ったので特段目新しい発見はなかった。

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著者プロフィール

1956年生まれ。共著書に『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)、訳書にプラトン『ティマイオス/クリティアス』(白澤社)ほか。

「2020年 『自然と精神/出会いと決断』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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