朝だけ断食で、9割の不調が消える!

著者 :
  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784058005132

作品紹介・あらすじ

朝食を抜くだけの半日断食で、体の不調が劇的に回復するという。それにプラス昼食・夕食に酵素を摂取すれば、さらに効果はアップ。酵素栄養学の権威が、未病で悩む患者へ向けての福音の一冊だ。腸内環境が整うため、ダイエットにも効果。

感想・レビュー・書評

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  • 酵素の重要性を説く。

    食物に含まれる酵素は、48度を超えて加熱されてしまうと破壊され、死んでしまうらしい。つまり、生食推奨。

    腸内洗浄の危険性も指摘している。

  • 今までずっと朝ごはんを食べてきたが色々な話を聞き、食べないようにしてみようと思い、この本を読んでみた。まだ朝食断食を始めて少しなので実感はない。牛乳が健康に良くないとの話しは初めて聞き驚いた。

  • 数多ある健康法の中で、甲田光雄先生が提唱した一日2食の健康法(半断食)は、時が過ぎても、多くの方が実践しています。
    鶴見先生の健康法も、間違いなく、その流れを汲んでいると思います。鶴見先生は、「酵素」の効能から、
    一日2食の健康法を提唱しています。

    私は、ここ数年間、朝食は、とっていません。厳密にいうと、生絞りのジュース(にんじん、リンゴ、レモン)を
    コップ一杯ほど飲んでいます。以前は、朝食を必ずとらないという先入観からか、コンビニでオニギリを買ったり、
    サンドイッチを買ったりして、無理やり、胃袋に詰め込んでいました。食べたくないのに食べていました。

    以前は、仕事柄、外で食事をする機会もたくさんあり、鶴見先生いわく、過剰なカロリーを摂取していました。
    甲田先生の著作の知見から、朝食をやめずにして、夕食から、次の食事まで、固形物をとらずに、
    18時間前後をあけることを実践しました。結果、体調はすこぶるよくなりました。

    この本を拝見する限り、果物には、酵素がたくさん含まれていて、それを摂取し続けると体調が良くなるということは、
    自分自身の体験からも、そうだと思います。

    いろんな健康法がある中で、バランスのとれた食事を基本とした少食は、
    おそらく、もっともスタンダードかつ効果があるものだと思います。単品だけ食べるとか、
    ことさらある栄養素を強調する健康法は、最初、始めた時は、期待値も大きく、やる気が続きますが、
    それを数年にわたって続けることは非常に困難です。

    少食にすることで、万病を防ぐことができる。今の世の中は、食品が過剰に流通していて、
    「少食」を実践することは非常に困難です。
    その中で、「朝食」を抜くという行為を持つだけで、少食を手軽に実践できます。
    そのためにも、朝食は、一日のエネルギーの源(と言っても別に間違いではないと思います。
    人それぞれの考え方や、直面している健康状態から必要だというかたも、
    もちろんいらっしゃるはずです)という先入観も一度疑ってみて、
    朝食を抜くことを実践するのも良いと思います。

  • すごく良かった。
    今の体調が凄くいいのだけど、それと合致する情報がズラリ。
    完璧です。


    砂糖の様な高GI食品を摂ることによって食欲をコントロールする細胞が傷付く。


    「人体の三大栄養素の成分比率」
    人体を構成している成分比率は、たんぱく質と脂質が45%ずつ、ミネラルが10%、糖質が1%程度。
    今自分達が食べている食事の成分比率は糖質70%、たんぱく質15%、脂質10%、ミネラル5%程度。


    食べ物を食べることによって起こる「胃、大腸反射」と呼ばれるものがあるけど、これは水分を飲んだ時にも起こる。
    これは空腹時に胃が膨らむことで起こることなので、必ずしも固形物を食べたから起こることではない。
    朝起きた時に水分だけにしてみるとこれが分かる。


    「解糖系とミトコンドリア系」
    人間がエネルギーを得る2種類の方法。
    解糖系は酸素を嫌う性質があり、即効性に長けるが持続力がなく、無酸素運動時に適している。
    それに対しミトコンドリア系は酸素からエネルギーを取り出す材料に変える性質があり、エネルギー製造までに時間がかかるが大量のエネルギーを作ることができ、有酸素運動に適している。


    アルコールは体内に入るとすぐに肝臓に運ばれて代謝・分解を始める。
    この時に活躍するのがアルコール脱水素酵素と呼ばれる酵素。
    この働きによりアセトアルデヒドに分解され
    アセトアルデヒド脱水素酵素で酢酸に。
    酢酸はアセチルCOA合成酵素により水と二酸化炭素に分解される。
    こうした様にアルコールは色々な酵素か必要で、身体の負担が大きい。



    「ヒートショックプロテイン」
    自己回復タンパクとも呼ばれてる。
    これは体を温めることによって傷付いた細胞を修復してくれるタンパク質で、身体の免疫力を高める作用がある。
    熱などのストレスが細胞に加わった際に細胞の中で作られ、酵素の働きも活性化させる。
    これを活性化させるには湯船に浸かって身体を温めればOK。


    「砂糖(ショ糖)は悪玉菌の最良のエサ」
    砂糖は単糖類と二糖類で出来ていて、単品では優れた栄養素だけど、この二つが組み合わさるとたちまち悪玉になる。
    この砂糖の分子は切り離すのに時間がかかり負担になるし、消化不良にもなる。
    その残ったショ糖が悪玉菌のエサになるってしまう。


    「味噌の変わった性質」
    味噌は塩分が多い割に血圧が下がるとされているが、それはメラノイジンという物質の力。
    これは大豆にはないのに味噌になると出てくる不思議な成分で、乳酸菌の繁殖を増やしたり便通を良くしたりなどの作用があり健康効果が高い。
    味噌汁もいいけど生味噌はより良い。
    しかし添加物が入ってる味噌汁には注意。

  • 試してみたけど嘘みたいに調子がいいです。
    健康診断もCからAになりました。
    試す価値はあるかも。

  • 現代人は食べ過ぎ(昔の人は食べ過ぎの怖さをよく知っていた)
    朝から午前中までは、身体にとって排泄の時間。そこではあまり摂らない方がよい。
    酵素を著しく損なわないことを考えて生活することが大事
    糖質制限で肉食礼賛傾向に…だが継続すると問題に
    断食、ファスティングも効果あり。週末断食もよい。


    といった論調でした。

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著者プロフィール

鶴見クリニック院長/NPO法人鶴見酵素栄養学協会理事長。1948年、石川県生まれ。金沢医科大学医学部卒業後、浜松医科大学にて研修勤務。東洋医学、鍼灸、筋診断法、食養生などを研究。西洋医学と東洋医学を融合させた医療を実践。米ヒューストンでディッキー・ヒューラ博士などから酵素栄養学を学ぶ。 病気の大きな原因は「食生活」にあるとして、酵素栄養学に基づくファスティングや機能性食品をミックスさせた独自の代替医療で、がんや難病・慢性病の治療に取り組み、多くの患者の命を救う。食養生や酵素栄養学に関する著書多数。

「2013年 『食事を変えれば病気は治る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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