良寛 (上) (学研M文庫 た 29-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784059008040

作品紹介・あらすじ

家を捨て、我が身も捨てて、ただひたすら愚に生きる-日本人に最も慕われた禅僧・良寛。その少年時代から、師との出会い、苛烈な禅寺での修行の日々を描く、遺作長篇の前篇。行く雲のように流れる水のように托鉢行脚をつづけた良寛は、旅路の果てに何を見たのか。現代文学のあまたの作品を遺して急逝した作家・立松和平の、名作『道元禅師』につらなる仏教文学の傑作。

著者プロフィール

1947年栃木県生まれ。早稲田大学政経学部卒。在学中に文学作品「自転車」で第1回早稲田文学新人賞を受賞。卒業後、さまざまな職歴を経て帰郷して宇都宮市役所に勤務。79年から文筆活動に専念。80年「遠雷」で第2回野間文芸新人賞、93年「卵洗い」で第8回坪田譲治文学賞、97年「毒ー風聞・田中正造」で第51回毎日出版文化賞を受賞。2010年2月逝去。

「2023年 『すらすら読める奥の細道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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