井伊直政と家康 (学研M文庫 え 5-13)

著者 :
  • 学研プラス
4.00
  • (4)
  • (4)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 37
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784059012306

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • サクサク読める上に面白かったです。
    ただ関ヶ原辺りから猛スピードでした。
    けど、だからと言って何を盛り込めば良いかは分からないので、ソレで正解なのかもしれんです。

    直政がデキる子。家康が良い人。
    正信と直政は謀臣シンパシーという構図を望むならアリです。
    家康と正信と直政がそういうラインで繋がるのが個人的には好きです。

    直政の緩急と処世が良いですね。
    そして、殿命。奉公一直線故のブレない態度。結果もちゃんと出してきます。
    誠心誠意籠ってて有能、でも一騎駆けはする。諫言されてもやっぱりする。だって徳川の為ですから。
    完璧じゃないところがまた良いですよね。

    家康が素敵な上司です。お父さんみたいな。
    真っ黒な家康も好きですが、こういう人情派な家康も好きです。
    この殿なら仕えますよ、そりゃ。天下取って欲しくもなりますよ。直政が慕う気持ちも理解出来ますよ。絆でラインも出来ますとも。
    良い関係ですよね。

    なので、男色関係じゃないから!!って大事なことなので何回も言いました的な押され方すると、分かったから落ち着けという気にもなってくるのは仕方がないですよね…。
    うん、そんなに主張されなくても、正直どっちでも良いんですけど…それじゃあダメなんですね、分かりました…。

  • 赤備えを見てみたい〜〜〜!!
    みなさんはどの赤備えが好きですか?

  • こういう系の時代小説ってあんまり読まないんですがこれは…!わかっているしわかってくれているってお互い思える関係はいいなあ。二人ともどこか寂しいところが似てるのかなと思ったりもします。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

小説家。著書『白磁の人』『一葉の雲』『凍てる指』など多数。

「2018年 『満州ラプソディ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

江宮隆之の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×